無職転生 ~異世界行ったら本気出す~14巻ネタバレ|獣族の発情期で大問題へ…

第14巻は、ルディのもとへ同じ魔法大学の学生であるリニア&プルセナから自分達の代わりに「決闘(勝った者が獣族のボスになれる)」を受けてくれという理不尽な内容の手紙が来ます。そしてルディの前には、強靭な肉体を持つ者達が次々と立ちはだかります…。

 

漫画『無職転生』14巻には第65話~第68話+番外編が収録されています。

第65話 絶壁の婚約者 前編

“転移事件”について情報が得られずに日にちばかりが過ぎていくなか、ルディのもとへリニア&プルセナから手紙が届きます。

その内容は、“獣族にとって面倒な時期が来たニャ、ボス(ルディ)には迷惑かけるだろうけど私たちは女子寮に引きこもるの、あとは頼むニャの”というものでした。

ザノバが言うには、彼女達に“発情期”が来たのではないかと答え、またエリナーゼは好きな異性同士で「決闘」をするのだと、横から口を挟んできたエリナーゼが言います。

 

ルディを倒せばリニアやプルセナをモノにでき、「決闘」を申し込んで来る者が多いと思っていた教師は、“迂闊に決闘行為を受けないこと!いいですね⁉”と釘を刺す様にルディに告げました。

ルディが続けて「決闘」とは何かと聞くと、「決闘」は結婚相手との力関係を決める獣族の古い慣習で、「決闘」に勝った方が家族という群れのボスになれるそうで、遠くから「決闘」を申し込む者もいるそうです。

ルディは、獣族はあちこちにいるのに何故ラノア魔法大学を絡んでまで「決闘」を組んだりするのか疑問に思っていました。“リニア、プルセナ両名の存在です”とザノバが言うと、彼女達が獣神ギーガーの末裔である事にルディは気付きます。

 

またザノバは、獣神についても話を始めます。獣神は、獣族すべての頂点に君臨する英雄であり、獣族が住む大森林を奪いに来た人族から守るべく、自ら指揮を取り他の獣族と共に戦い抜いたのが獣神ギーガーでした。

その獣神ギーガー(ドルディア族)は、リニアやプルセナ達の遠い先祖にあたり、彼女達を倒せば、獣族のトップを狙えるので、多くの者が挑みたがるのでした。

 

またリニアやプルセナが15歳になった時は多くの求婚者が出て、彼女達は“勉強しに来ている身だから”という事で全て断るも、毎年求婚者が増えている故に、二人が“引きこもり”になっている理由の一つになっている様です。

またそのせいで、事情を知らないラノアの1年生が暴行を受けたり、守衛が増えたり、獣族達の落ち着きがない様でした。

 

そこへラノア魔法大学の女性教師がルディの背後からやって来て、獣族の「決闘」に対し、困った時期が来たと言いつつ、風習と生殖に関わる事だから、学校では禁止できないと告げます。

そして教師は、“獣族だけの問題ではないですからね!”とルディに強く言います。その教師は、リニア達、及び彼女達の群れの「ボス」だと聞いていました。

 

ルディを倒せばリニアやプルセナをモノにでき、「決闘」を申し込んで来る者が多いと思っていた教師は、“迂闊に決闘行為を受けないこと!いいですね⁉”と釘を刺す様にルディに告げました。

“あいつら~”と全て人任せにしたリニアやプルセナを恨んでも後の祭りでした。学校の外では、ガタイの良い者が多く待ち構えていました…。

 

リニアやプルセナの様に、無理難題な仕事を押し付けて来る者って、現在でも多くいそうな感じがしました。そしてルディのキャラクターは、現代人のメンタルと共有できるものがあるのかもしれません。

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第66話 絶壁の婚約者 後編

仕方なくルディが「決闘」を受けようと学校の扉を開けると、外では獣族の群れが倒れ込んでいました。ルディが何事かと思うのも束の間、奥の方から笑い声と共に巨体の男が現れ、“我が名はバーディーガーディ、貴様に決闘を申し込む!!!!!”とルディに告げます。

突然のルディとバーディーとの「決闘」は学校中を騒然させ、ルディ達のもとへ生徒達も集まって来ました。早く始めようと促すバーディーに対し、ルディはフィッツに杖を取りに行ってもらっていると告げ、時間を稼ごうとしていました。

 

またルディは、バーディーもリニアやプルセナ目当てかと聞くと、バーディーは“力比べの決闘”だと答えたうえ、自分にはキリカという婚約者がいるとも答えます。

そして、キリカがルディをしきりに“凄い”と褒める故に、嫉妬したとの事です。あくまで自分は“小物”だと謙遜するルディに対し、バーディーは“魔神ラプラスより総力が上”と聞いたと告げ、ルディに迫ります。

(異世界転生者である)ルディは恐る恐る、自分の夢に出て来る「ヒトガミ」という名前を知っているか、バーディーに聞くも、“わからん!!!どこかで聞いた気もするが、思い出せん!!”と笑いました。

 

ルディはどうにかバーディーとの「決闘」を避けられないかと考え、2年前に龍神オルステッドと戦った事を話すと、バーディーの顔つきが変わり、更にルディに迫る態度を示して来ました。

そこへフィッツがやって来て、ルディに杖を渡します。するとバーディーは、“こうしよう、一発だけ貴様の最高の奥義を我が輩に放て、そうだな龍神に傷を付けたものでよい、我が輩の闘気を貫いてダメージを与えれば貴様の勝ち、ダメージが無ければ我が輩の勝ち”と告げます。

ルディはそれを承諾し、「決闘」の火蓋が切って落とされました…。

 

ルディがバーディーとの「決闘」を逃れようとして、余計な事を言う事で益々ややこしい事に発展する場面も共感できると思えました。変に安易な道へ進もうと思うと、いばらの道だったりするので、うまくいかないなと思う事があります。

 

第67話 バーディーガーディ

ルディは精神を集中させ、バーディーに向けて杖から「ストーンキャノン」を放つと、バーディーの上半身はぶっ飛びます。

ルディは焦りバーディーのもとへ向かうと、“我が輩大復活ぅ”とバーディーは笑いながら身を起き上がらせます。その様子を見て安心したルディを、バーディーが担ぎ上げ、“貴様の勝ちだルーデウス、勝ち鬨をあげよ”と言います。

 

彼に便乗する如く、ルディが“か、勝ったどぉぉぉおおおお!!!!”と叫ぶも周囲の生徒達は静まりかえっていました(唯一フィッツだけが、ルディに向けて拍手をしていました)。

そんな“ノリの悪い”生徒達を殴ってやろうと言うバーディーのもとへ、学校の責任者と名乗る者達がこれ以上勝手をするなとバーディーに告げ、周りの生徒達にも解散する様に促します。

それから一ヶ月が経ち、ある者一人魔法大学へ入学して来てルディを驚かせます…。

 

ルディが“か、勝ったどぉぉぉおおおお!!!!”と叫んで周囲がシラケムードになった様に、変に盛り上げようとすると上手くいかないものですね。また、バーディーの様に、学校やある一定の場等では、“面倒くさい人”と思う人程、居座り続ける事が何故か多い様な気がします。

 

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※クオリティの高さがハンパないです。

 

第68話 白い仮面 前編

バーディーとの「決闘」以来、魔法大学の生徒達はルディを避ける様になり、そんななかルディは女子生徒のゴリアーデに声を掛け入学初日の事を謝ろうとするも、ゴリアーデは体を震わせ泣き出しながら逃げ出します。

そこへリニアとプルセナがやって来て、(この二人だけがルディにおびえる事なく)何あったのかルディに聞くと、入学初日にゴリアーデに下着泥棒と間違えられた事を話します。

 

するとリニアとプルセナ達は、下着泥棒を倒しておく、自分達と組めばアリエルやフィッツを倒して学校のトップになれるのではと一方的に話してきます。

ケンカはしない主義でトップになって何になると答えるルディに対し、リニアが年の初めに女子寮の全員から一枚ずつ下着を徴収する事を提案すると、ルディは一瞬フィッツの顔が頭の中で浮かんでいました。

 

“有象無象のパンツに興味などありません、やるならおふたりでどうぞ。もっともフィッツ先輩に迷惑をかけるようなら…僕は敵に回りますがね”とルディはリニア達を睨みつけながら言うと、彼女達は黙り込みます。

それから数日後、ルディはフィッツから魔法大学にも召喚魔術を専門的に研究している者がいると聞き、ルディと同じ特別生のサイレント・セブンスターとの事です。

フィッツは用事があるというので、先にサイレント・セブンスターが待っているという研究棟3階へ先にルディが行き、扉を開けてみると…。

 

一方的かつ縦横無尽に行動するリニア&プルセナの様な二人は、近所付き合いはしたくない様な者達だという事が分かりますね。また、ルディも声を上げて逃げ出した程に、それぞれが持っている“トラウマ”というものは中々消えないという事が分かります。

 

番外編 ゾルダード・ヘッケラー編

S級パーティ・ステップトリーダーのゾルダード・ヘッケラーはその日の依頼を終えて、仲間達と共に酒場で晩酌を楽しんでいました。

ゾルダードは酒が入った事もあり、彼の“鉄板ネタ”であるルディとの出会いについて語り始めます。

ルディは当初、周りに挨拶もせず、溜め息ばかりで、“死んだ目”をしていたとの事です。

 

そんなある日、ゾルダード達の行きつけの酒場にルディが飲んだくれており、それを見たゾルダードが少しからかってやろうと思い近寄ったところ、突然ルディが殴ってきたとの事です。

“皆離れていって、俺はもう終わりだ”と泣きわめくルディが哀れに思い、ゾルダードは話を聞く事にしました…。

 

“番外編”が作られている事により、違った目線からの物語展開があるので面白いと思いました。

また、ルディは若くして結構なプレイボーイな事も分かり、様々な裏事情も見えてきた様に思えました。

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