山口つばさ先生作の美術をテーマにした漫画『ブルーピリオド』。アニメ化もされているので観た方もいらっしゃるかもしれません。
成績優秀・スクールカースト上位だけれども、どこか焦燥感を感じていた高校生の矢口八虎が、ある日1枚の絵に心を奪われるところから始まります。
この漫画は美術に興味のなかった矢口が絵を描くことにハマり、美術大を目指す物語です。美術のことが分からなくてもハマる漫画です。
そんな『ブルーピリオド』を全巻無料で読めるサービスが無いか徹底的に調べたのですが、残念ながら全巻無料で読めるサービスはありませんでした
ただし、いくつか無料で漫画単行本を手に入れる方法があるのでお話ししていきます。
目次
漫画の単行本を無料で手にする方法
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ブルーピリオド 1巻ネタバレ
主人公 矢口八虎は勉強もでき、友達もいるちょっとヤンチャぶってる高校2年生。世の中を冷めたで目でみており、人生を退屈していた。
そんな時、忘れ物を美術室に取りに行く際、美術の絵に圧倒される。その絵を描いたのは竜二。男なのだが、女性の格好、顔立ちも綺麗な矢口の幼なじみ。2人が美術室で口論をしていると、美術の先生が来て、
矢口に「もっと正直に生きてみたら」と促す。この先生は矢口のことを見抜いている様子。
友達と馬鹿騒ぎをして、ふと美術の先生のことを思い出す矢口。美術のことが頭から離れない。美術の課題である好きな風景を真面目に取り組んでみる。
描こうしている絵は渋谷の呑んだあとの早朝の景色。矢口は青に見えたから青色を中心に描いてみる。ビルは鉛筆でふやけながら描き進めて行く。
途中でチャイムが。矢口はもっと早く書けばよかったと後悔した。しかし竜二はその絵をみて綺麗だと褒める。そして矢口の友達も渋谷の早朝だとわかってもらえて涙する。
美術を通じて本当の会話ができたと感じるのでした…。
『ブルーピリオド』1巻は第1話から第4話までの4話が収録されています。
ブルーピリオド ２巻ネタバレ
久しぶりに旧友と遊ぶ矢口。手にはお酒、場所はクラブと少しハメを外している。矢口もつるんでいるのは楽しいが、どことなく物足りない様子。
その気持ちは早く絵を描きたいだった。またそんな矢口だが親には正式に藝大を目指すことは行っていない。親も絵を描いている子供の姿に一度は感動したが、美術の大学に通わすのはなかなか厳しい。
藝大に行くこと自体も認められない。矢口は藝大を目指すのはおかしいことなのかと自問自答する。
森先輩も卒業の日が近づく。森先輩から矢口にお願いが、それは絵を描いて欲しいとのこと。
お互いに絵を描き、森先輩から矢口には祈りの絵。この絵はお守りにと矢口に渡し、勇気をもらった。その勇気で母親の絵を描いた。絵を描くと細かいところに目がいき、母親が本当に家族想いだと語った。
しかし、矢口は親不孝だが藝大にいきたいと進言する。3年生になり、受験のシーズンがはじまる…。
2巻では矢口が美術予備校での物語や絵に対する成長していきます。他の優等生への劣等感から悔しさに変わって行く姿もわかりますね。
『ブルーピリオド』は第5話から第8話の全4話で収録されています。
ブルーピリオド ３巻ネタバレ
受験も近くなり、クラス替えをした。そこには橋田、桑名の姿が。先生も大葉先生だった。大葉先生から課題が出されるが、上手く絵に表現できない。
矢口は大事なものをテーマに大事とはつながり、つながりは糸と思い、絵を描くが先生にはそれが上手く伝わらない。先生からは糸の色は本当に緑に見えたかと聞かれ、たぶんとしか回答が出なかった。
学校の先生からは森が学校に来ていたと。矢口はF100号キャンパスが好きだったことを語ると先生から描いてみてはとアドバイスされるのでした…。
藝大合格へ向けラストスパートをかける矢口。苦悩と発見を繰り返し自分自身の絵を見つけていきます。高橋との関係も素直な気持ちをぶつけるように。大葉先生も矢口には何かがあり、それを引き出すうまさがありますね。
『ブルーピリオド』3巻は第9話から第12話の全4話収録されています。
ブルーピリオド ４巻ネタバレ
センター試験が終わり実技試験へ向け、絵の勉強を開始する受験生たち。矢口はもう時間がないことに焦りを覚える。
自分の絵を誰かと比べてしまう。卒業生の絵と比べ、その額縁の名前を見ると「桑名」の文字が。その絵を眺めていると桑名が来た。わたしの絵だとおもったでしょとの一言から会話が始まり、落ち込んでいる人間をみると落ち着くよねと桑名から意外な言葉が。
大葉先生から卒業生の絵と比べても意味がないよと言われ、絵の構図の広がりをもつことを勧められた。その方法は丸と三角を使ってメモ帳に構図をたくさん書くこと。そして最高の絵を描くことに集中してほしいとアドバイスを受ける。
1次試験まで日がなくなり、予備校のムードも険悪な感じに。外の空気を吸いにベランダへ。そこには桑名が。桑名はセンター試験でいた子が入院し、その弱っている子を見てメンタルを保っていたのだと打ち明けるのでした…。
4巻では、センター試験が終わり、実技試験に向けた課題に集中して取り組む八虎。しかし、藝大試験を一週間後に控えたとき、予備校の講師の大葉から自分に足りないものを指摘されてしまい…。
『ブルーピリオド』4巻は第13話から第16話までの4話収録されています。
ブルーピリオド ５巻ネタバレ
大葉先生から2次試験は油絵、そしてスケッチブックの審査があり、1次で書いた絵も見て表現力で合否が決まる。そのためにも一度外へ出て自分の考えを整理しようと受験生へ提案した。皆乗り気になった。ただ矢口は1次試験の疲労からか筆が重い様子。先生と矢口が面談。矢口は出来は良かったとただ2次はこうもいかない不安がある。
次の日、先生に連れてこられたのは骨の博物館。なんだか皆上手に息抜きしている。矢口も考えを一旦停止し、素直に博物館の模型を見ようと。
一通り回った後、先生から2週目は絵を描く人としてスケッチをするようにと課題が言い渡される。絵としてみると10人が違う視点があるんだと気づく矢口。構図も皆それぞれのものができるのだと思っていたら、スケッチは似た感じに…。
５巻では1次試験を終えた矢口達が次の試験へ向け小休憩プラス準備の話ですね。そして試験でバツ印を書いた竜二の心情を矢口が紐解きます。果たして矢口は1次試験合格したのか。
『ブルーピリオド』5巻では第17話から第21話の5話と番外編を収録しています。
ブルーピリオド ６巻ネタバレ
突然の目眩で倒れこんだ矢口。世田介、桑名の力を借りてなんとか試験へ会場へ辿り着いた。教室に待っていたのは女性が一人。課題はアトリエ内とモデルを組み合わせて自由に描くというもの。試験が開始されるとモデルの女性はヌードとなった。これはヌードモデルを各お題。ヌードモデルとなり、矢口はラッキーと思う。それは最近、裸に関して考える機会があったからだ。
矢口は龍二と描いた時のことを思い出す。何を描くべきか、あの時と一緒の気持ちで描いても大丈夫かとさまざまな考えが頭の中を巡る。ただ考えているとどんどん意識が遠のいていく。気がつくと矢口は寝ていた。寝ていた時間を取り返すべく奮闘する。そして一日目が終了した…。
６巻では矢口は無事一次試験を通過し、見事に二次試験へと進むことが出来た。しかし、二次試験会場へ向かう途中に矢口に突然頭痛が襲う。そのまま階段へ倒れ込んでしまった。果たして無事二次試験を受けることはできるのか。
『ブルーピリオド』６巻は第２２話から第２５話までの全４話収録されています。
ブルーピリオド ７巻ネタバレ
東京藝術大学の紹介をテレビでしている。倍率の高さに矢口の両親は感激している。それもそのはず矢口は現役で合格したのだから。当の本人は入学式にむけて髪型をアレンジ中。
学校の門で世田介とその母親と出会う。母同士は意気投合し、息子たちはぎこちない会話をしている。矢口は自分が受かったことに信じられず、不安で毎日絵を描いていた。そんな不安な気持ちをあざ笑うかのように世田介はたいしたことないとつぶやく。
入学式が始まる。学長があいさつをし、突然上半身を脱ぎ巨大な半紙に文字を畫く。その気迫ある習字に矢口は圧倒される…。
前回ついに藝大合格が叶った矢口。『ブルーピリオド』7巻では大学編がスタートします。藝大ともあって講師、生徒に個性豊かな面々が次々に登場します。矢口は仲良くできるのかな。なんだかんだで真面目な矢口ですから。
ブルーピリオド 7巻では第26話から第29話までの全4話が収録されています。
ブルーピリオド 8巻ネタバレ
自己紹介ででかい絵が最強といっていた矢口と同級生の男が全裸で酔いつぶれているところから始まり。男の名は村井八雲、一緒にいるのは鉢呂健二。油科一行は課題の東京の風景で江戸博物館に集合している。
八雲はなにやら矢口に会えるのを楽しみにしている。それは自己紹介のときへらへらしてたため一番印象に残っていたからだ。ただ絡まれた矢口はなんだかうっとしく思っている。
教授から東京風景の課題が言い渡され、ぞれぞれ見学をスタートした。一人でまわっている世田介。世田介は前回の課題で猫屋敷教授から言いかけた言葉が気になっていた…。
8巻では矢口が大学キャンパスライフ始めから周りとのレベル差、教授からの厳しい言葉に心がズタボロになりました。『ブルーピリオド』8巻では大学で仲間ができ、文化祭という大きな作品づくりに協力して頑張っていく姿が見ることができます。
『ブルーピリオド』8巻は第30話から第33話まで全4話が収録されています。
ブルーピリオド ９巻ネタバレ
八雲が「手伝いにきたぜ」と他のグループそして、教授たちも応援にきてくれた。藍沢もみんな三木の熱意が伝染したのだとやる気が上がっている。再度みんなが力を合わせて、神輿づくりにとりかかる。神輿の言わ猿、見猿、聞か猿が完成してきた。
なんとかギリギリに間に合い、三木はみんなにお礼を言う。いざ本番のとき、八雲は神輿の上にのり、掛け声担当。そこでもやはりでっけーのは最強説を言いふらす。矢口もみんなで神輿を担いでるこの一体感がここよくなっている。
文化祭で矢口の高校時の友達や橋田、龍二も遊びに来ている。橋田と世田介が絵画作品を見ながら、大学話にふけている。橋田から大学は楽しいと言われ、自分はどうなんだと自問する世田介。橋田の入れ替わりで矢口が世田介と話す…。
９巻では文化祭を盛り上げるため、最初はバラバラだった気持ちを一つにし神輿制作に力をいれていましたが、体力の限界がきて完成が厳しくなりました。そんなとき八雲が手伝いにのところから9巻が始まります。果たして間に合うのか。そして矢口は藝大に対してやる気を取り戻すのか。
『ブルーピリオド』9巻は第34話から第38話までの全5話収録されています。
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