大のもとにハンナが訪れ、ふたりはサックスとベースのデュオを組む。
なかなか息の合わないふたりだったが、少しずつ理解し心を開いていく。
楽器屋の店主・ボリスの計らいで音楽界の重鎮に大とハンナの存在を知らしめた彼らは次のステップへと進む。
漫画『BLUE GIANT SUPREME(ブルージャイアント シュプリーム)』第3巻には第17話から第24話までを収録。巻末には取材旅行のおまけ漫画を掲載。この取材が、漫画のリアルな建物や風景、雰囲気を作り上げている。
BLUE GIANT SUPREME 第3巻 第17話 COME AWAY WITH ME
大の視界にふと楽器屋の店主・ボリスが入ってくる。彼の示す先にはハンナがいた。
ハンナに組みたいという気持ちが変わっていないか聞かれ即答する大。
ハンナは前のバンドで言えなかった、演奏に対する約束を大と交わす。
世界一になるという夢を携えて、ハンブルクから新しい物語が始まる。
BLUE GIANT SUPREME 第3巻 第18話 MY OLD FLAME
大とハンナは、ボリスの楽器店にある試奏室を借りて練習する。
ハンナの顔はずっと険しいままだ。
朝から夜まで演奏し続けて、やっとふたりの音が重なる瞬間が訪れる。
BLUE GIANT SUPREME 第3巻 第19話 GET HAPPY
それからというもの合わせては言い合いをしているふたりを、ボリスは不安げに眺めていた。
ある日、大とハンナは自分たちの音を聞いてほしいとボリスにお願いする。
まだまだ未熟な音ではあったが、ふたりの強い演奏は楽器屋中のサックスを震わせた。
BLUE GIANT SUPREME 第3巻 第20話 NATURE BOY
大の泊まるユースホテルでは、大に金を借りようとする悪ふざけが流行っていた。
以前明らかに怪しい金の無心に大が応じたことがきっかけだった。
同室の男性がお金を貸したことを後悔しているか聞くと、大から予想外の返答があった。
なかなか噛み合わない大とハンナの音。お互いが本質を変えることなく歩み寄ることはできるのだろうか。
BLUE GIANT SUPREME 第3巻 第21話 SMILE
次の街へ行く資金集めのため、大はボリスの勧めで路上で演奏をすることに。
短時間で多くのチップを得たが、大はこの楽な稼ぎ方はこれきりにすると決める。
大の考え方を聞いたハンナは、自身のやりきれない過去について大に話す。
BLUE GIANT SUPREME 第3巻 第22話 SKY HIGH
ボリスに呼び集められたのは音楽界の重鎮たち。
自分たちの実力を見てもらうため、ボリスに頼み込んで大とハンナが仕掛けたライブが開かれる。
緊張のあまり凡ミスの続くハンナをソロで引き上げる大。
その演奏は、彼らに期待していたボリスにさえ新しい感情を抱かせるものだった。
BLUE GIANT SUPREME 第3巻 第23話 FROM THIS MOMENT ON
自身のソロでも調子の上がらなかったハンナを支えたのは大の音だった。
あれほど練習で噛み合わなかったふたりが、相手の音のおかげで上がることができたのだ。
良い悪いに関わらず、重鎮たちがデュオについて語り合う様をボリスは感慨深く見つめていた。
ボリスが音楽界の人々を集めたのには、大とハンナを見極めてもらうだけでなく他の意図もあった。
BLUE GIANT SUPREME 第3巻 第24話 WARRIOR
ベルリン。ショパンと呼ばれる男性はバイトの傍ら、他人の家のピアノを借り練習する。
繊細な演奏をする一方で気性は荒いその男性はブルーノといった。
彼の演奏を聴きに来ていた大とハンナは、その両方の性質を目の当たりにする。
BLUE GIANT SUPREME 第3巻 BONUS TRACK
デュオがブルーノの演奏を聴きに来たきっかけがBONUS TRACKで明かされる。
ボリスが呼んだ音楽界の重鎮のひとりが当時のデュオを語る。
BLUE GIANT SUPREME 第3巻 まとめ
BLUE GIANT SUPREME第3巻ではハンナが少しずつ大を信用していく様子が見て取れる。
第21話で大のストイックな面を見たハンナは、言いづらいであろう過去を大に伝える。
大に厳しいことを言われ受け入れる姿を見ると、自分の過去に対する彼の意見を聞きたかったのかもしれない。
ピアニストのブルーノが、練習後ピアノを念入りに掃除する姿は大と重なる部分がある。
出自との葛藤やジャズへの思いが気性の荒さに出てしまう性格のようだ。
今までにいないタイプの人物の登場に、大たちデュオがどう関わっていくのだろうか。
