運営から大たち、大たちから他のバンドへと強い思いが引き継がれ、フェスは盛り上がりを見せる。
それは第6巻で冷めて見えたサム・ジョーダンに熱いプレーをさせるほどだった。
そんな大のもとに届いた悪い知らせが、大たちナンバーファイブを揺るがすことになる。
漫画『BLUE GIANT SUPREME(ブルージャイアント シュプリーム)』第7巻には第49話から第56話までを収録。
BLUE GIANT SUPREME 第7巻 第49話 TAKE OFF
ライブ当日。出番を待つプレーヤーたちに、運営は申し訳なさげに客の入り具合を伝える。
最初はフェスに対して不満のあったブルーノがここで口を開く。
100人に満たない観客の前で、運営のレノがフェスへの思いを込めて開催を宣言する。
運営陣の熱い思いを受け継ぎ、大たちナンバーファイブのメンバーがステージへと上がる。
BLUE GIANT SUPREME 第7巻 第50話 SOUL DANCE
今度は大たちの熱を受け取った高校生バンドがステージに立つ。
消え入りそうな彼らを見つめていたのは観客だけではなかった。
下手でも思い切り演奏するという気持ちが彼らの演奏を変える。
その様子を見ていた大のとろこへ、サム・ジョーダンがある提案を持ってやって来る。
BLUE GIANT SUPREME 第7巻 第51話 A SMALL BALLAD
田舎町のジャズフェスにそぐわないアーサーという男性がステージを見ていた。
運営の思いやナンバーファイブ、高校生バンドのプレーを聴きながら過去を思い起こす。
敏腕イベンターのアーサーは何度も大きく華やかなステージをつくってきたのに、ホルストの小さなフェスが美しくて堪らなかった。
大トリのサムは気合いの入ったプレーを披露したあと、特別ゲストをステージに呼び込む。
BLUE GIANT SUPREME 第7巻 第52話 DOUBLE BASS
サムの呼びかけで出てきたのはナンバーファイブのメンバーだ。
自分たちを前に出すと息巻いた大たちのプレーはサムの偉大さに支えられてしまう。
サムの凄さに感動しっぱなしのメンバーを奮い立たせたのはハンナのベースだった。
思いもよらないセッションに、運営陣はジャズフェス実現以上の歓喜に包まれ言葉をなくしていた。
BLUE GIANT SUPREME 第7巻 第53話 VIEW FROM ABOVE
ジャズフェス2日目を迎え、昨日の観客が友人を誘うことでステージ前の人は驚くほど増えていた。
ステージを降りた大たちに、アーサーが声をかける。
サムのプレーを聴きながら、1日目を知る客がアンコールで起きた出来事を自慢げに話す。
次の瞬間、その客は友人とハイタッチする。お目当ての最高に楽しい時間を共有できたようだ。
打ち上げで、大はサムから意味深なアドバイスをもらう。
BLUE GIANT SUPREME 第7巻 第54話 REFLECTIONS
欧州最大級のジャズフェス・ノースシーの会場を訪れた大たち4人。
会場の大きさに怯むメンバーに、大らしさが炸裂する。
そこへ父が倒れたという一報が入り、大は一時的に日本へ戻ることに。
ナンバーファイブのもとへ、アーサーが手配したサックスプレーヤーが現れる。
BLUE GIANT SUPREME 第7巻 第55話 THE GOLDEN STRIKER
若く華もあるうえに弁も立ち、スキルも申し分ないプレーヤー。彼の名はアーネストといった。
ジャズへの思い、新しいものへの柔軟さ、そして確固たる自信が彼にはあった。
大が抜けアーネストを入れた初ライブは、代打とは思えないほどの盛り上がりを見せる。
BLUE GIANT SUPREME 第7巻 第56話 STARMAKER
最初は多少警戒を見せたメンバーも、アーネストの人柄と実力を知り早くも打ち解ける。
アーネストは意外にもナンバーファイブでいることに前向きな様子だ。
そんなバンドの空気を感じ取ったガブリエルは、アーネストを送り込んだアーサーの真意に迫る。
ニューヨークの有名ジャズクラブから大ではなくアーネストを含めたナンバーファイブへの出演依頼が来たとき、メンバーの本心が明らかになる。
BLUE GIANT SUPREME 第7巻 BONUS TRACK
ホルストジャズフェスティバルの運営は、オープニングアクトを務めたアジア人の彼を覚えていた。
あのフェス以来会っていない自分たちを彼が覚えていたという事実に驚きながら、記念すべき第1回開催を懐かしむ。
BLUE GIANT SUPREME 第7巻 まとめ
BLUE GIANT SUPREME第7巻では、ホルストジャズフェスティバルを演者と運営または観客の立場から楽しむことができる。
フェスが様々な人の目線から描かれることによって、より深く物事を感じ取れる構成になっている。
アーネストが入ったナンバーファイブは思いのほか順調に活動を進める。
アーネストの積極性やメンバーとの溶け込み具合に一抹の不安がよぎる。
ナンバーファイブの行く末はぜひ自分の目で確かめてほしい。
