また巡るクリスマスやバレンタインデー。姫が巻き起こす騒動に魔物達はまた今年も振り回されます。また、姫奪還に新たな新キャラが加わることに!さらに賑やかになる巻です。
『魔王城でおやすみ』11巻には第131夜から第143夜が収録されています。
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姫のいたずらがとまらない!漫画『魔王城でおやすみ』10巻ネタバレや感想など
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目次
第131夜 おそすぎサンタさん
クリスマス。今年も1番悪い子に認定されたスヤリス姫には、また大量のジャガイモと石炭が贈られていました。不憫に思った魔物達はこっそり姫にクリスマスプレゼントをあげることにします。
サンタに扮したのははりとげマジロ。寝ているスヤリス姫に駄菓子詰め合わせのプレゼントを置こうとします。しかし、気配に起きてしまった姫は、サンタがやってきたことに感動!はりとげマジロだとは気付かずに、せっかく来てくれたサンタさんに去年の反省点などを語り、また、お手製の寝具までプレゼントします。
そして、彼にお礼を言い、そのまま寝てしまったのです。プレゼントが駄菓子詰め合わせであることに引け目を感じたはりとげマジロ達。姫をぬか喜びさせてしまったことを後悔しながら、牢屋を後にするのでした。
翌日、そのプレゼントを見た姫は大はしゃぎ!駄菓子を初めて見たのです。みんなと一緒に食べようと喜ぶ姫なのでした。
第132夜 あの頃君は若かった
修復された旧魔王城を視察するタソガレとあくましゅうどうし。彼らの目的は置いてきた恥ずかしい過去の写真の回収!お互いバレないように行動しますが、そこになぜか姫の姿が!高級寝具を取りに来たのです。
写真の存在を知って欲しくないタソガレとあくましゅうどうしは、なんとかごまかします。しかし、ある写真を見つけてしまった姫。自分達の恥ずかしい写真が見つかってしまったと勘違い。
慌てて回収しようとしたら、それは小さい頃のレッドシベリアン改の写真。愛らしい仔犬の写真です。
安心したタソガレとあくましゅうどうしでしたが、姫から「君たちの写真はいらない」と、バッチリ姫に発見されていたことを知り絶叫!満足した姫は旧魔王城で眠りにつくのでした。
翌日、焼き芋をしていたタソガレとあくましゅうどうし。焼いていたのは自分達の写真なのでした。
第133夜 趣味も仕事も全力投球♡
スヤリス姫とハーピィからパジャマパーティーの招待状が届いたさっきゅん。お誘いが嬉しくて、パジャマに着替えて参加します。
過去にパジャマパーティーを失敗させてしまった姫とハーピィは、今回こそ成功させようと奮闘しますが、その雄々しい姿にさっきゅんはドン引き。マンドラゴラのアロマエキスを力づくで絞ったり、植物エリアで切り取った丸太でテーブルを作ったり、旧魔王城に侵入し、ハデスのふかふかローブを盗んだり。驚愕するさっきゅんでしたが、やっと準備完了。ハーピィの部屋でパーティー開催です。
やっとパーティーが始まると思ったさっきゅんですが、準備で疲れてしまった姫とハーピィはすでに夢の中。5分で終わったパジャマパーティーなのでした。
第134夜 号泣ボーイ&ガール
レッドシベリアン・改が飲もうとしていた睡眠防止ドリンク。ふざけた姫はそれを飲んでしまいます。強力な効果に眠れなくなりました。
魔王城の片隅で泣くスヤリス姫。そこへポセイドンが現れ、姫の異変に気付きます。泣いている姫を励まそうと、自分の例を持ち出し、その辛さを分かち合おうとします。
しかし、姫が辛く感じているのはただ単に眠れなくなってしまったこと。そうとは知らずにポセイドンは兄ハデスの良いところについて語ります。一緒に泣く姫とポセイドン。
ポセイドンと話をしていくうちに、やっと眠気がきた姫。姫の悩みの種をやっと知ったポセイドンは我に帰り激昂!恥を晒してしまったことに後悔します。
眠気がきたスヤリス姫は無事睡眠をとることに。姫の眠れなかった時間はたったの14時間と知って、さらに激昂するポセイドンなのでした。
第135夜 匿名性があるとおもってた
バレンタインデーを数日後に迎えた魔王城。姫は前回のお返しを貰ってないことに気付き、お返しBOXを設置。今回のチョコの参考がてらにと軽い気持ちで置いたのですが、魔物達はそっとお返しをするチャンスだと喜びます。
お返しのプレゼントでいっぱいになったBOX。プレゼントを1つ1つ確認する姫でしたが、プレゼントには名前が書いていません。誰が何をくれたか知りたい姫は食堂でプレゼントを公表することにします。次々と発表されていくプレゼントですが、魔物達は恥ずかしくて名乗り出ることができません。誰も名乗り出てくれない状況に姫はふてくされて眠ってしまいます。
名乗り出るのが恥ずかしいなら紙に書いてもらおうと思った姫ですが、「最初からそうして欲しい」と思ったタソガレ達なのでした。
第136夜 スヤリスとチョコレート魔王城
みんなにチョコレートを作ってあげたいスヤリス姫。喜んでもらえるチョコを作ろうと悩んでいたら、もう当日。とりあえず大量のチョコを作ることにしました。
たくさんのチョコを作ろうとしている姫にはりとげマジロは「無理しなくていい」と諭します。しかし、その優しさにもお返しをするべくより大量のチョコを作るスヤリス姫。魔物達に優しくされるたびに量が増えていきます。結局、作られたチョコは魔王城全体を覆い、巨大なチョコレートファウンテンが出来上がるのでした。
とってもチョコ臭くなった魔王城。姫は旧魔王城へと逃げていきます。移動用飛空船の中で眠ることに。後日、魔王城に迷惑をかけた罰として”三食チョコの刑”にされた姫なのでした。
第137夜 こっちむいて!スヤリス
いまだ冬の魔王城。みんなは冬季ゴリンピックに釘付け。コ・ターツに入ってスポーツ観戦です。
意外なことに姫も観戦。お目当てはカイミーン国のスター、ライコウ選手。キラキラ輝く王子様のような姿に姫もときめいています。ライコウに夢中になっている姫に振り向いて欲しくて、魔物達は姫に話しかけますが振り向いてくれません。ライコウに張り合う魔物達ですがその足掻きも虚しく、姫は観戦に満足して寝ようとします。
「みんなにはみんなのいいところがある」と言う姫ですが、魔物達は姫を夢中にさせるライコウに対抗心を燃やすのでした。ライコウは女性だと知らずに。
ライコウの夢を見ることを期待して眠りにつくスヤリス姫。しかし、ライコウが姫を迎えに勇者のパーティーに加わると宣言!また波乱の予感がする魔王城でした。
第138夜 制作者絶叫マシン
姫憧れのアスリート、ライコウが勇者のパーティーに加わると知った魔王城の一同。打倒ライコウを目指し、新たなトラップを作ることにします。
出来上がったのはジェットコースター型トラップ。乗れば数々のトラップが待ち受けているというものです。しかし、なぜかその乗り物に姫が乗ってしまいます。走り出したコースターに驚く一同。
ライコウのマークが描いてあるコースターに「自分のために作ってくれた」と勘違いする姫。姫を襲うトラップを仕方なく壊していく十傑集達です。コースターに満足した姫は乗ったまま眠ってしまいました。
対ライコウ用のトラップを作っていたとは言えないタソガレ達。姫には遊園地を建設中だと誤解されるのでした。
第139夜 重ね重ねごめんなさい
ライコウショックはまだ続きます。今度はナーミエが登場。またもや思い込みによる妄想が始まります。
ライコウが勇者のパーティーに参加したのは姫の差し金と妄想するナーミエ。その真意を姫本人に聞くことに。場所は魔王城食堂。いつものように茶碗蒸しを食べにきた姫に思わず「ライコウ」と言ってしまいます。姫はナーミエもライコウファンだと勘違い。2人のすれ違いができてしまいます。
なんだか様子がおかしく感じたナーミエは、姫からライコウについての情報を3時間も聞くことに!やっと誤解だったと気付くナーミエなのです。
共通のファンができたと思い語り尽くした姫は、疲れて眠りにつくのでした。
第140夜 魔王様はお威張り
威厳をつけたい!と思った魔王タソガレ。人質である姫に好き勝手されていることに、王の威厳を見せつけて解決しようとします。
当たり前のように脱獄しているスヤリス姫。タソガレは髭をつけて登場。彼なりの威厳の現し方ですが、鼻毛だと思った姫は髭を引きちぎります。威厳を求めて様々な方法を試すタソガレですが、どれもうまくいきません。結局、威厳をつけることができないまま、自室で寝てしまいます。
そっとそばによるスヤリス姫はできたばかりの冠ヘアバンドをタソガレにつけてあげて、一緒に眠っていきます。翌日、姫の冠ヘアバンドに気付いたタソガレでしたが、ありのままでいこうと、ヘアバンドを姫に返すのでした。
第141夜 ようこそ新入り寮へ
寮の部屋替えに不満が爆発した新人魔物のニセモノウサギとダークエルフ。同じ部屋で過ごしたくないダークエルフは売り言葉に買い言葉で、「姫と住んだほうがマシ」と言ってしまいます。それを聞いた姫は寮生活に興味津々。あっさり快諾してしまうのです。ニセモノウサギは姫の牢屋で暮らすことに。
ダークエルフの部屋に入った姫は早速大暴れ。狭い部屋が気に入らず、ハサミで部屋の壁を破壊!次は窓を破壊!テーブルを破壊!やりたい放題の姫にダークエルフエルフは参ってしまいます。
頭をよぎったのはニセモノウサギのこと。仲直りがチラつきます。「寂しくなったら帰ってくる」と励ます姫。そこへニセモノウサギが帰ってきます。姫の部屋(牢屋)が合わず、帰ってきたのです。仲直りをしたニセモノウサギとダークエルフ。二段ベッドで寝たかった姫はふてくされてしまいます。
抗議の意味をこめて2週間二段ベッドを占領する姫なのでした。
第142夜 まんが雑誌はだいたい資源
早朝の魔王城。ゴミ出しをした姫ですが、今日は燃えるゴミの日。分別できていないことに、はりとげマジロは怒ります。姫にゴミの分別を教えていくことに。
分別がとても面倒くさいと思っている姫はやる気がありません。しかし、はりとげマジロは「自分の腹を枕にしてもいい」ことを条件に提示。姫の興味を引き、一緒にゴミを分別していきます。燃えるゴミや危険物、魔術不燃ゴミなどを覚えていく姫。自分がいかにいい加減にゴミを捨てていたかを知ります。
そして、分別を覚えて無事ゴミ捨て終了。一仕事終えた後の二度寝を、はりとげマジロのお腹を枕に楽しむ姫なのでした。
第143夜 けんこうミルクに相談だ
魔王城で流行っている朝のけんこうミルク。
あくましゅうどうしは配達を待っていました。しかし、そこに現れたのはスヤリス姫!配達係のミノタウロスが姫にお手伝いをお願いしたのです。
姫に部屋を覗かれたくないあくましゅうどうしでしたが、姫は押し売りをするかのように部屋に侵入。あくましゅうどうしの部屋を物色していきます。しかも、姫は毎日部屋に侵入していることを告白。
驚いたあくましゅうどうしは「異性の部屋に勝手に入らないこと」と注意をして、姫を追い返します。追い返されてもまた違う穴から侵入する姫。あくましゅうどうしのベッドで眠りにつきます。
あくましゅうどうしは、これ以上ダメな男にならないよう引っ越しを決意。タソガレに相談するのでした。
漫画『魔王城でおやすみ』11巻 まとめ
イベントを大事にする魔王城。クリスマスやバレンタインデーと大忙しの毎日。姫は相変わらずいつものようにマイペースに我が道を進んでいきます。姫の憧れのスターライコウも登場した11巻です。
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