ヤマシタトモコ先生による170万部突破の心霊ホラーサスペンス『さんかく窓の外側は夜』。1巻では…
書店員として働く三角(みかど)康介は他の人には見えない何かが見えていた。
その何かを避けて生きてきた三角の前に、突然冷川理人(ひやかわ・りひと)と言う除霊師が現れる。
冷川の強引さに絆されて徐々に単なる除霊だけではなく、呪いにまでかかわっていく三角。
強力な呪いで必ず耳にする「非浦英莉可」という名がその界隈では危険視されていた。
漫画『さんかく窓の外側は夜』1巻には第1話~第6話までが収録されています。
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第1話 運命の出会い
さんかく窓の外側は夜
視力の悪い三角康介には、眼鏡を外してもはっきりと映る「何か」が昔から見えていた。
そんな彼に近づいてきたのは除霊を生業とする冷川理人という男だった。
三角を運命の人だと言い、冷川は仕事の助手を依頼する。
三角は自分に見えているものが怖くて関わりたくないと突っぱねる。
しかし強引に駆り出された三角は冷川の特殊な除霊方法に巻き込まれていく。
「私といれば怖くなくなる」という冷川の言葉と報酬のよさに惹かれてか、三角は冷川の事務所で働くことを決める。
第2話 怖いもの
書店員と冷川の「清掃業」を掛け持ちすることとなった三角。
初めての依頼で向かった家では家電製品に異常が起きていた。
それ自体は霊の仕業ではなく、安心して作業をしていた三角はとある失敗をしてしまう。
失敗が招いた恐怖を三角は乗り越えることができるのか。
冷川のおかげか依頼者のおかげか、この依頼が終わる頃三角の気持ちに少しの変化が生まれていた。
第3話 呪い
警察の半澤が持ってきたのは、ある事件にかかわる失せ物を探す依頼だった。
事件自体は犯人死亡で終わっているものの、釈然としない問題を未だに多々抱えている。
犯人とされる男の部屋でふたりが聞いたのは、「非浦英莉可」という女性の名前だった。
冷川がその名を仕事で聞くのは初めてではないらしい。
三角と冷川は探し物を見つける。
冷川はそのものを見て「よくできた呪い」と言った。
三角はこの事件に関わったことで、人ならざるものたちも元は人間であったと実感する。
第4話 感覚と感情
次の依頼はホテルの一室。寝ると出てくるという対象を狙う。
肉体と意識を引き離し、離脱した状態で霊と対峙する。
三角は除霊の際に冷川が自分の体を操ることで感覚や感情が奪われていると感じ、それもまた恐怖だった。
そのことを冷川に伝えてもどこか響いていない様子。
そして今回も三角を通して除霊は行われる。
第5話 占い師
書店で同僚に相談され、よく当たるという占い師のもとを訪れる。
ひとりずつ通される部屋へは三角が入り、冷川は魂だけ付いていくことに。
占われに来たわけではないふたりをすぐに見破ったその占い師もまた、霊感のある男性であった。
占い自体はインチキだったが、たまに呪われた客を救ったりもすると言う。
そこでもまた「非浦英莉可」という名は知れ渡っていた。
占い師は最後に三角へと助言する。それは冷川との関係に対してだった。
駅。女学生らしき人物が夫人に話しかける。
学生が道を尋ねる台詞の裏には物騒な言葉が並べられる。
それは「非浦英莉可」が呪いをかける瞬間だった。
第6話 非浦英莉可
女子高生から依頼を受けた三角と冷川は学校へ来ていた。
依頼主はひとりでいるときなどに死体を見る現象に悩まされていた。
それは紛れもなく呪いの一種で、呪いの道具は学校にあった。
今回の依頼では三角は不思議と冷静で落ち着いていた。
三角は何かの力を感じているようだった。
そんな三角の感覚をあるひとりの学生との出会いが大きく揺さぶった。
その学生こそが「非浦英莉可」だった。
さんかく窓の外側は夜 第1巻 まとめ
さんかく窓の外側は夜
さんかく窓の外側は夜は、押しに弱いところのある三角と少し常識外れな面を持つ冷川の出会いから始まる。
霊が見えることを隠し関わらず生きてきた三角は、たった1巻の間にかなり深いところまで引きずり込まれてしまう。
危険なのは巻き込まれた当人の警戒心が薄く、占い師に言われたように隙がありすぎる点だ。
冷川との関係性や、占い師とのつながりが今後どのように変化していくのかも注目したい。
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