第8巻は、「ザ・アンカー」にて敗北寸前のところでタイミングでアンカー問題を出した零で、末崎やユウキらは正解権がある零に全てを託しますが、まさかの展開が待っていました。そして次々起こる波乱の出来事には、零のある思惑がありました…。
漫画『賭博覇王伝 零』8巻には第61話~第70話までが収録されています。
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漫画『賭博覇王伝 零』7巻ネタバレや感想など|小太郎の思わぬ過去とは?
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目次
第61話 決意
零はパネルの中からアンカー問題を選び、ここでホッとしたのは零だけじゃありませんでした。末崎は“一縷の望み”を零に託し、“頼む…!零…!此処は頼む…!零っ!”と心中で深く叫ぶのでした。
一方の小太郎は、アンカー問題を出した零の“強運”を悔やんでいましたが、問題のチェンジはできない為に遂行するしかありませんでした。
そして、クイズの内容は“振り子は、重りから支点までの長さで往復の長さが決まる。その長さが10メートルの場合、往復に掛かる時間は凡そ6秒だが、往復の時間が1分掛かる場合、支点から重りまでの長さは凡そ何メートル?①約60m②約180m③約300m④約900m⑤約1500m”という五択クイズであり、
制限時間は30秒でした。こんな問題では簡単に解いてしまう、問題を提案した本部は甘い等とボヤいているなか、零は問題内容を計算し解答を出そうとしますが…。
小太郎は先の事を考えてしまうかつ、自身の悔しさが前面に出てしまう事から、神経質な人柄であると考えられます。一方で冷静な零も結構な汗をかいている事から、余程の極限状態である事が伝わって来る様に思えます。
第62話 衝撃
零がまさかの「不正解」となり、“きたぁ~っ!やらかした~!土壇場でついにやらかしたっ!”と小太郎は喜び、振り子の棒が下げられます。“間違いだっ!これは…何かの間違いっ…!”と叫ぶ末崎やユウキ達を尻目に、小太郎により振り子のボタンが押されようとしていました。
本部では、その様子をモニターで見ていた後藤も、零が五択クイズでしくじった事に驚いていました。彼の部下は零を“死なすには惜しい逸材”と言い、振り子の動きを止めていました(それ故に小太郎が幾ら押しても、振り子は動きませんでした)。
しかし後藤は、“冷静に対処すれば出来る5択をしくじった…って事は、つまりプレッシャーに屈した…という事であり、残念ながら…任せられない!とても在全家の命運…!”と部下に告げます。
そして間もなくして、上部に止められていた振り子が下ろされ、悲鳴を上げる末崎やユウキ達へ向かって来ます…。
“人の不幸は蜜の味”や“狂喜乱舞”という言葉を小太郎の言動・行動で表されている様に思えました。それに小太郎、末崎、ユウキの目からそれぞれの心情が見事に表現されているとも思えました。
第63話 測量
振り子の先が零達のいる目前で、台の角で止まり、一同は驚愕します。原因は振り子を下げ過ぎた(7ポイントも下げた)事で、標的となる零達の顔の領域を過ぎてしまったのでした。土壇場で行った零の命懸けの“大博打”に感心します。
小太郎は発狂し、目の前で起きた“アクシデント”を認めようとしませんでした。まして零が敢えて(わざと)解答を間違えて、振り子が(零達の)頭を越えるくらいに下がる事は有り得ないとして、“嘘つき!嘘つき!嘘つき!”と零を罵ります。
すると零は、“人によって長さは区々だけど、誰もが持ってる自分だけのモノサシ…こんな事でもきちんと知ってると命拾いに繋がる事がある…!”と告げ、自身の“計算方法”を語り、小太郎や末崎達を驚かせます…。
ゲームが始まった時から、その後クイズ等で起きる展開についても把握していた零の頭脳は、どこまで底知れないのかなと思いました。そんな零に対し、小太郎は敵わないと胸中で思いつつも、ヤケクソな行動に走っていたのかもしれませんね。
第64話 現状
後藤の一言により、「ザ・アンカー」は終了となりました。それまで冷静だった零も“皆っ…!よく頑張った…!諦めなかった…!諦めなかったから…オレ達はこの救いに辿り着いた…!”と感情を露にし、末崎やユウキらと共に喜びを分かち合いました。
“こんなのクイズじゃないよ!クイズじゃない…!”と悔しがる小太郎を横目に、零達は「ザ・アンカー」から解放されます。そして外へ出ると、零達一人一人にリングが一つずつ渡され、ユウキと末崎はこれでそれぞれ三つのリングとなりました。
一方の零は所持しているリングはこれで二つ目であり、決勝進出にはもう一つのリングを手に入れなければなりませんでした。
他のアトラクションを探していた零のもとへ一台の車が止まります。車の窓から顔を出したのは後藤で、彼は“乗りなっ!まだ諦めていないのなら…!連れてってやる!勝負の場に…!”と零に告げます…。
どんなに冷静を装っても、思わぬ出来事や嬉しい事が目の前で起きたりすると、感情が出てしまう事が、この回の零の様子から伺えると思えます。また、零の行動をあたかも読み取っているかの様な、後藤の存在には恐怖も感じるのではないでしょうか。
第65話 局面
零やユウキ達は後藤の車に乗せられて、次のアトラクション場に到着します。制限時間は残り5分でレベルは「ジュニア」であるものの、最高のクリアを成し遂げれば、三つのリングを獲得も可能だと後藤は言います。
このアトラクションの名は「失われたリング(宝探しの部屋)」であり、後藤は“精々頑張んな”と零達に告げたのでした。また末崎やユウキは、「ジュニア」レベルにも関わらず、会場受付入口に列がなく二人程の男しかいない事に驚きます。
それに対し零は、ゲーム終了間際だから無理もなく、並んでも自分の番が回って来ないから男達は列から離れて行くのだと言いました。また、リングを持っていなければゲームオーバーになってしまうので、建物の周りでは互いにリングの「奪い合い」を行っていたのでした。
その集団の中にヒロシがいて、一人踞っていました。零はヒロシに近づき、「宝探しの部屋」で何があったか尋ねます。
ヒロシが零に話し掛けた時、零やユウキ、末崎がそれぞれ首にぶら下げている三つのリングを見て驚き、何で(クリアする為に必要な)三つのリングを持っているのか、彼等に問い詰めます(ヒロシは二つしかありませんでした)。
零は、一人で参加するギャンブルアトラクションが無く、やむなく三人で参加したと説明するも、ヒロシは納得が行かず“嘘付き!裏切り者っ…!何でオレを外すんだよっ!”と言い零の胸ぐらを掴みます。そして、もう「宝探しの部屋」で起きた事は喋らないとまで告げたヒロシでした。
すると制限時間3分を切ろうとしていたなか、零は首にぶら下げていた三つのリングのうち一つを取り出し、ヒロシの首に掛け“やる…!”と告げたのでした…。
限られた時間内で目的を行う事など不可能という考えの方が先走ってしまい、挑戦する事を忘れてしまいそうですね。零は自分の力を信じて敢えていばらの道を歩み続けた訳ですね。
第66話 対価
零が自らのリング一つをヒロシに譲った事が、ユウキや末崎には理解できませんでした。しかし、それを見ていた後藤は零の行動を認め、今の状況なら彼と同じ行動を取るだろうと思っていました。
そして、零から「宝探しの部屋」であった事をヒロシから聞き“ヒロシ…!有り難う…!お陰で見えてきた、光が…!”と告げるも、制限時間は残り1分半を切っていました。それでも零は“行って来る…!交渉に…!”と告げ、入口の方へ走って行きます。
入口では、52番目の男が敗北し出て来て、次の挑戦者の男が時間ギリギリで認められ中へ入ろうとしていました。そこへ零がその男の肩を抱き、“悪い…譲ってくれないか…?その挑戦権っ…!オレに!”と彼に言います。
当然、男はそれを拒むも、零が残り一つのリングを彼の首に掛けます。そして、“やる!これで三つ!あんたの決勝進出は確定っ!だから…譲ってくれ、オレに…挑戦権!”と告げます。すると男はあっさりと、「挑戦権」を零に譲りリングを手に嬉しそうに立ち去って行きます。
彼を尻目に、零は「宝探しの部屋」の中へ入って行きます…。
ヒロシやもう一人の男に自らのリングを渡した零の行為は一見すると理解し難いですが、零にとって得るものは大きかった様ですね。人生を大きく変えるには、度胸や行動が必要かもしれません。
第67話 入室
零は「宝探しの部屋」の中へ入ると同時に、このアトラクションでリング三つを必ず見つけ出す心に誓っていました。達成できなければ、ここまでの戦いが全て無駄となり、決勝戦で待つ標との「約束」も無駄になってしまうと考えていました。
その頃外では、今度はユウキがヒロシに「宝探しの部屋」で何があったのか、尋ねます。“小さなリングが部屋の中に隠されており、成功すれば最高三つ見つけ出せる”という内容をヒロシは答え、現時点で50人程参加して成功した者は0人とも告げ、ユウキは唖然とします。
そんななか「宝探しの部屋」の前に、標や板倉ら三つのリングを手に入れた決勝戦進出者が続々とやって来ます。
板倉は零の姿が無い事に気付き、ユウキに零の事を尋ねます。
ユウキから、零が現在リングを一つも所持しておらず、「宝探しの部屋」で三つのリングを取得しようとしている事を聞き驚愕します。それでも、板倉は“分からない…!”と呟きます。近くにいた標も、“そう…零!零なら分からない!”と心中でそう思っていたのでした。
その頃、零が中でルーレットを回し、部屋が選ばれます。そして案内人により、連れて来られた部屋は、ゴミ屋敷でした…。
リングも一つもない、かつほぼ成功不可能な条件の中でアトラクションに挑んでいく零の行動力には脱帽するのではないでしょうか。またゴミ屋敷で探すという事は、謂わば砂や水の中から砂金を見つけ出す事くらい難しいのではないでしょうか。
第68話 不変
零が案内されたのは、ゴミ屋敷の部屋であり、ここでリング三つを見つけ出す事は不可能に思えました。案内人の男は、“この部屋には確かに三つ、(ミニ)リングが隠されている…!”とヒロシに告げた事と全く同じ説明を話し始めます。
制限時間5分以内にミニリングを見つけ出せば、本物のリングと交換するという内容です。先程、ヒロシが在全の部屋にてリングを探すも、一つも見つけられずに終了しました。
“見つけたミニリングは此処を出たら本物のリングと交換してやる…!一つなら一つ、二つなら二つ、三つなら三つ…!”と、案内人の男はヒロシの時と全く同じ言葉を繰り返し、5分経ったらまた戻って来ると告げ、部屋を出ようとします。
その時、零が突然、男が閉めようとしたドアの間に自らの足を入れ止めます。そして零は、“フェイクだよね…!嘘っ八でしょ?この部屋にリング無いんじゃないか…って!”と告げ、零は予想だにしない場所からリングを見つけ出します…。
このアトラクションは、あたかも名探偵の様な鋭い観察能力や常に冷静を保てる者でないとクリアは不可能でしょうね。その条件に合っていたのが零だけなのだと感じられました。
第69話 歓声
零は見事ミニリングを見つけ出し、本物のリングと交換して貰い、部屋を後にします。外へ出て来た零は手に入れた三つのリングを見せると、ユウキや末崎、また周囲の男達も驚きと喜びを露にします。遠目で見ていた標も、密かに笑みを浮かべます。
後藤も“まあ見抜くか…!奴なら、あれくらい…!”と、零の力を認めました。そこへ一台のリムジンカーが来て、中から部下に付き添われた在全が現れます。
在全は後藤に、零をはじめとする決勝進出を果たした24名の「突破者」を並ばせる様に指示します。
そんな「突破者」の男達が並ぶや、在全は、“素晴らしい!素晴らしい!”と手を叩き、“諸君等に敬意と愛情を込めて…息子っ!そう呼ばせてもらう…!”と告げます…。
勝った者には良い目をし、負けた者に対しては切り捨てる様な行為をする、在全のシビアな人格が表されていると思えました。在全のもとでは、決勝進出者も嬉しさよりも不安の方が大きいのかもしれません。
第70話 旅路
零達ら決勝進出者は、数人ずつリムジンカーに乗せられ、山道を滑走していました。車内にて、末崎は決勝ではどんな事が行われるのか後藤に尋ねると、過酷な戦いはさせず丁重に扱うと後藤は答えるも、末崎の疑いは晴れませんでした。
また後藤は、決勝では「1~20位」を決めるギャンブルが展開する事も告げ、その事を同乗する在全に確認します。すると在全は全身を震わせ“おしっこ!”と叫び、早く車を止める様に告げます。車を止めドアが開くと、部下達が総出でやって来て、在全を外へ連れて行きます。
その様子に驚く間もなく、零達は車のドアが開かない事に気が付きます。そして、外にいた在全は“では参るかの、予選を締めくくる…最後の適性試験…!”と告げ、車を操作するラジコンを動かし始めます…。
いかにも、続編を思わせる様な終わり方でしたが、印象深い登場キャラクターによりワクワク感が高まっている様に思えます。富を手に入れる事はいかに容易でない事が伝えられています。
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