原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介先生が描くブルーロックでは、青い監獄（ブルーロック）で日本代表のストライカーを誕生させるために集められた高校生たち３００人がその座を争って激しい選別争いに挑んで行く作品になっています。そして主人公である潔 世一も生き残りをかけて激しい戦いを繰り広げて行くのでした。ブルーロック１５巻では遂にフィールドに戻って来た士道、彼と冴のプレーが潔やブルーロックのメンバーに激しく襲い掛かって来るのです。
ブルーロック１５巻では第１２２話から第１３１話までが収録されています。
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漫画『ブルーロック』１４巻ネタバレや感想など｜「U-20」の死闘開始
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目次
第１２２話：「ヘッドライナー」
ブルーロックのリードで終えた前半戦「U-20」とブルーロックのメンバーの力が五分なことに解説も盛り上ります。それは潔や蜂楽の両親も同じ気持ちであり、それぞれのメンバーの家族も期待を抱いていました。そんな中でブルーロックを潰す様に言う不乱蔦、そして「U-20」のメンバーが焦る中で冴は「帰る」と言い出してしまうのです。
冴の言葉を聞き皆に謝罪するオリヴァは自分たちが弱いと言い切り札の士道を使うと言うのです。そして同じタイミングで不乱蔦も監督に士道を使う様に迫っていたのでした、「主役舞台」は自分と士道と言う冴、ほかのメンバーが息を呑む中で遂に士道がフィールドに帰って来ました。
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第１２３話：「世界一」
前半をリードして舞い上がるブルーロックのメンバーがやる気に満ちている中で馬狼だけは憮然とした態度をし、そこに絵心とアンリが入って来ます。この状況を作ったのは凛と潔だと言う絵心は２人の考えを聞き「それでいい」と言い、フィールドに立つ１１人が主役の「エゴ」があると伝えます。そんな絵心からの指示は「圧勝し主役はひとりでいい」との物だったのです。
それを聞いた潔は「皆で勝つため」の試合ではないと思いこの試合で全力を出し自分を証明すると燃えるのでした。その頃に凜は冴との子供の時を思い出していたのです、憧れでもあった兄の存在に近づくためにサッカーを始めた凛は自分も「世界一のストライカー」になるため「世界一優しい兄」に挑むのです。
第１２４話：「ナイトスノウ」
冴とのプレーで「世界一」になると決めていた凛ですが、冴がスペインに行ってから全てが崩れてしまうのです。兄に追いつく様にプレーする凛は「窮屈」なサッカーをする中で、冴の代わりになる努力をして不自由を支配しチームを勝利に導きます。そんな凜の前にスペインから戻って来た冴が姿を見せるのです。
４年ぶりに会った２人ですが冴は突然、世界一の「ストライカーではなくミッドフィルダー」になると言うのです。その言葉を否定する凛は「自分が見た夢はそうではない」ことを冴に伝えたのです。その言葉を聞き１on１の勝負を提案する冴、凜は兄弟の夢を実現するためその勝負を受けたのでした。
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第１２５話：「ぐちゃぐちゃ」
一発勝負と言い向かって来る冴、その動きの速さに凜は反応出来ない程です。日本にいた時とは別次元の動きに翻弄されてしまう凜は４年間の間に空いてしまった自分と兄の差を痛感してしまいます。更には兄から「自分の人生にいらない」と言われた凜は自分の殻に閉じこもってしまうのでした。
冴の活躍をテレビで見て改めて凄いと感じる凛、その一方で優しかった態度も２人の夢も「嘘」だったのかと思ってしまうのです。怒りに任せて兄との写真やトロフィーを弾き飛ばす凛、その心には兄への尊敬ではなく憎しみが満ちてしまったのです。後半戦が始まる中で凜は冴の夢を壊すと心に決めて試合に向かうのでした。
第１２６話：「2nd HALF」
後半が始まりフィールドには士道の姿があったのです、一触即発の凜と士道そして絵心が本番と言う後半が始まるのです。士道が出て戦局が変わる中で自分を出そうとする潔、そして二子は「士道を狩る」と決めていました。その中で士道の動きを見た二子は彼が自分以外のフィールドの全てを相手にしていると気が付いたのです。
さらには冴との連動を見せる士道は千切も止めることが出来ず、潔の前で冴にボールが渡ってしまいます。ノーモーションで放たれた冴からの士道へのパス、誰もが反応出来ない中で放たれそうになる士道のシュート、冴と士道の覚醒を止めたのは二子であり見事に「害虫駆除領域」を成功させるのでした。
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第１２７話：「ドラゴン・ドライヴ」
ファウルをしながら士道を止めた二子は「害虫」呼ばわりし士道を挑発します、怒る士道を止める冴、その一方で相手の動きを見ていた二子ですが足に怪我をしてしまうのです。潔にあって自分が変わったと言う二子、そして士道のフリーキックで試合が再開するのです。そして冴は士道に「最高のゴールを想像」する様に言うのでした。
「魔法をかける」と言う冴、そしてフリーキックは士道ではなく冴が蹴ります、士道へのパスだと読んだ千切が反応しますが、そのギリギリのラインで冴はパスを出すのです。千切の目の前で放たれた「ドラゴン・ドライヴ」がゴールを撃ち抜き冴と士道の饗宴でブルーロックは同点に追いつかれてしまうのでした。
第１２８話：「交代劇」
同点のゴールを決め絶頂の表情をする士道、それを見た潔や蜂楽は２人の科学反応のエグさを感じていたのです。自分の「反射」のプレーと同じと感じた潔はこの２人をとめないことには試合が吞み込まれると気が付いていたのでした。さらに千切も足を痛めてしまいそれを見た絵心は「潮時」と言い選手交代を告げたのです。
交代要員を訊ねるアンリ、そして潔が交代の合図が出たと千切に告げます。千切と二子の代わりに入った玲王と氷織そして涙を流す千切に絵心が厳しい言葉で現実を告げます。一方で凪に話しかけた玲王は「勝たなきゃ終わる」と言います、次の点が試合を左右する中で潔たちの反撃が始まるのでした。
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第１２９話：「冷徹と変幻」
ここが分岐点と感じた潔は氷織を使い戦術を変更します、潔の期待に応える氷織のパスそれは凜でも凪でもなく潔へのパスだったのです。狙いを定めた潔の前に立ち塞がるオリヴァ、彼の前では自分の力が出せないと感じてしまった潔たちへ冴の強烈なカウンターが来るのです。
デフェンスにつく玲王は絵心から言われた言葉を思い出しながら冴と士道の「連動」を止めるために動き出します。オリヴァの能力を「複写」し士道を止める玲王はこの試合での自分の役割を理解し「変幻守備」で士道を殺す守りを見せたのです。
第１３０話：「世界はまだ俺を知らない」
どんなプレーも９９％コピー出来る力で凪とのプレーを取り戻したい玲王、そして潔は２人が入ってバランスが戻ったと確信しオリヴァからゴールを奪うことを考えていたのでした。一方で冴とのサッカーを心から楽しむ士道は彼となら「大爆発」が起きる予感を感じており、その力を世界に見せつけると決めていました。
サッカーを「生命活動」と考える士道は持ち前の「超空間感覚」を使い冴からのパスを貰うのです、それを防ぐ玲王は仁王のプレーも「複写」したのです。生きる術がサッカーだと考える士道、冴が出したロングパスにただ１人反応した彼の細胞がゴールを感じ始めておりとんでもない距離から「大爆発直下蹴弾」を放つのです。そのゴールは世界に士道の存在を示す強烈な一撃になったのでした。
第１３１話：「教えた感情」
「FLOW」に入った士道を見つめる絵心、そして逆転のゴールを決めた士道は喜びの余り冴に抱き着くのでした、「ハットトリック」を決める様に言う冴に士道は明らかにハイな気分で「OK」を出すのです。それを目の当たりにした潔は「FLOW」状態の士道を「ハンパない」と思い、試合が冴と士道に吞まれてると危機感を覚えたのです。
このままでは２人に負けてしまうブルーロックのメンバー、日本のサッカーを変える方法を考える潔、それはアンリも同じ気持ちなのです。対策が無いと言う絵心は勝つための方法を聞く潔に対し「ブルーロックは勝っている」と言うのです。そんな絵心の答えに「いま勝ちたい」と言う潔、そして皆の気持ちを汲んだ絵心は切り札の馬狼を出し試合の流れを変えようと考えたのでした。
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ブルーロック１５巻のまとめ
ブルーロック１５巻では最初に「FLOW」に入った士道そして冴のプレーの前に潔やブルーロックのメンバーはピンチを向かえてしまうのです。勝機が見えない中で絵心に勝ちたい気持ちを伝える潔、そして絵心の切り札の馬狼がフィールドに立つのでした。
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