薬屋のひとりごと2巻では、とうとう帝の登場です。
帝は玉葉妃の侍女である猫猫に、しばらく梨花妃の容体を見るように告げます。
まだ首と胴は繋がっていたい猫猫は承諾。
梨花妃の住まう水晶宮へと赴きます。
言わば敵陣ですから何も起こらないはずはないですよね。
『薬屋のひとりごと』2巻には第五話～第八話までが収録されています。
-
-
薬屋のひとりごと1巻ネタバレや無料で読む方法など｜見出された猫猫の才能
続きを見る
| U-NEXT | 31日間の無料トライアルで、600円分のポイントGET！ |
| まんが王国 | ほとんどの作品が10％オフ！無料漫画も3000作品以上！ |
| コミック シーモア | BL大人女子向け！7日間完全無料で読み放題！ |
| ebookjapan | 会員登録なしで無料漫画が読み放題！ |
| DMM/FANZA | 大人系・同人作品が国内最強！ |
目次
薬屋のひとりごと2巻 看病
帝の命で水晶宮へ訪れた猫猫だったが、梨花妃の侍女たちの反発を受け、思うように看病が出来ない日が続いていた。
せっかく毒を抜き、弱った胃腸を助ける食事を用意していても、こんな下賤の食べ物を食べさせる気かと激昂し、捨てられてしまうのである。
そこへ様子を見に来た壬氏が、持ち前の天女スマイルで侍女たちをまるめこみ、猫猫に看病をさせる。
水晶宮の侍女たちの猫猫に対する扱いは、いじめのようでしたが、ここでは猫猫の正義感が炸裂します。
それまで受けてきた侍女たちからのいじめがあっただけに、そこからの猫猫の行動は爽快で胸がスッキリします！
なおかつ、いつも淡々としている印象の猫猫ですが、温かい心を持っていることが分かります。
「どうしてあのまま死なせてくれないのか」
「ならば食事をとらねばいいことです。粥を食むということは、死にたくないからでしょう」
「そうか・・・」
薬屋のひとりごと2巻 園遊会（その①）
園遊会では年に二回、宮廷の庭園にてお偉方が集い、様々な出し物が行われ、食事が振る舞われる。
本来なら帝の后が呼ばれるのであるが、現在は帝には后がいないため、『正一品』と呼ばれる上級妃４夫人が出席するのである。
『徳妃』里樹妃
『淑妃』阿多妃
『賢妃』梨花妃
『貴妃』玉葉妃
そして今回は女児の宮『鈴麗公主』のお披露目でもあり、翡翠宮の侍女たちの気合も入るというものである。
園遊会当日、玉葉妃は自らの侍女たちそれぞれに簪や髪飾りなどを与える。
猫猫がお礼を言い終わらないうちに、侍女たちに羽交い絞めにされる。
「お化粧しましょ。まずは顔を拭いて香油を塗りましょうね」
その後、猫猫の拭われた顔を見た侍女たちは絶句する。
４夫人への挨拶回りに余念がない壬氏。
玉葉妃のもとへも、いそいそと向かう。
そこで見知らぬ侍女を見つける。
その侍女はふり向いて壬氏へ挨拶したが、壬氏は一瞬誰だか分からずぽかんとし、その後すぐに猫猫だと気付く。
「そばかすが消えているぞ。化粧をしたんだろ」
「いいえ。化粧を落としたから消えたんですよ。化粧は何も綺麗にするだけのものではありませんから」
「そんなことに意味はあるのか」
「知りたいですか？」
壬氏は猫猫の話を聞いた後、頭に刺していた簪を引き抜いて猫猫の頭に刺した。
「痛いです」
「そうか。やる」
この辺りから壬氏の猫猫への距離がグッと近づいていきます。
そしてこの園遊会で贈られる簪には何か意味を持つようです。
壬氏に簪を貰った猫猫に、玉葉妃が言います。
「私だけの侍女じゃなくなったじゃない」
薬屋のひとりごと2巻 園遊会（その②）
春先の園遊会ということで、まだ冷たく強い風が吹きつける。
火鉢を囲んで暖をとっていると、徳妃と淑妃の侍女たちが言い争っている声が聞こえてきた。
４夫人たちにはそれぞれ象徴が与えられる。
玉葉妃は深紅と翡翠。
梨花妃は群青と水晶。
淑妃は侍女の衣からおそらく黒。柘榴宮に住んでいるので宝石は柘榴石だろう。
五行にちなむなら徳妃は白のはずだが濃い桃色の衣を着ていて、明らかに玉葉妃とかぶっている。
そのことで淑妃の侍女たちが徳妃の侍女たちを咎めているのである。
空気の読めない徳妃も徳妃だが、それをたしなめるのも侍女たちの役目のはずだ。
休憩中、武官や文官の姿も増えてきた。
そこで侍女たちに簪を渡すものたちがいるのをちらほら見かける。
「ああやって皆、花の園にいる優秀な人材を勧誘するのよ。印代わりの装飾品を渡しているの」
「まあ、違う意味もあるんだけどね」
同僚の桜花がニヤニヤと猫猫に説明する。
そこへ武官が一人近寄ってきて猫猫に簪を手渡す。
自分は李白だというとニコニコ手を振りながら立ち去っていった。
「それだけではさみしいでしょ」
そこへまた猫猫に声をかけるものがいた。
水晶宮の侍女たちを連れた梨花妃であった。
梨花妃はそっと猫猫に簪を刺して
「用事はこれだけ」
と去って行ったのだった。
いよいよ食事の時間となり、猫猫の毒見の時間である。
４夫人それぞれの毒見役が皆の前で毒見をするために座らされている。
食事は、滞りなく進んでいたが『魚となます』の料理が出た時に問題があった。
皇帝の好物で後宮の夜食でたまに出されていたものだが、青魚だけ、クラゲで代用されている。
誰かの配膳と間違えたかと、ちらりと徳妃を見ると、徳妃は青い顔をして震えながら青魚を食べていた。
おそらく青魚が嫌いなのだろうが帝の手前、残すことも出来ないのだろうと徳妃の毒見役を見ると、彼女はにんまりと笑みを浮かべ徳妃を眺めていた。
次はスープである。
口にふくんだ瞬間、猫猫は恍惚とした表情を浮かべ
「これ、毒です」
と言ってその場を立ち去り、その場は騒然となる。
薬屋のひとりごと２巻では、４夫人について、４夫人の侍女たちについて、徳妃の抱える問題、簪など、様々なキーワードが散りばめられており、後々の問題に繋がっていきます。
特に徳妃と、徳妃の侍女たちの問題は大きく渦を巻いていきます。
薬屋のひとりごと2巻 園遊会（その③）
猫猫が毒見の後に口をゆすいでいると壬氏が現れ、猫猫を医務室へ連行していく。
猫猫は壬氏に徳妃と、徳妃の毒見役も医務室に呼ぶよう頼む。
そこで玉葉妃と里樹妃の食事が入れ替わっていたのだろうと述べる。
里樹妃に鯖とあわびが食べられないのではないかと尋ねて断言する。
これは好き嫌い以前の問題である。
今回は蕁麻疹程度ですんだが知っていて与えたなら毒を持ったのと同じことだと
「そこの貴方、確か毒見役でしたよね」
「注意事項は詳しくまとめておきました」
「一つ間違えれば医官であろうと対処できない問題であること」
「ゆめゆめ、忘れないようにしてください」
毒入りスープが玉葉妃のものと入れ替わっているとするならば、狙われたのは里樹妃だったということになります。
今後、誰がどのようにスープに毒を入れたのか、徳妃の毒見役はどう関わっているのかなどが解明されていきます。
薬屋のひとりごと２巻 まとめ
薬屋のひとりごと２巻では、『毒』がキーワードとなっています。
東宮を亡くされ、自身も病に倒れた梨花妃、スープに毒を盛られた徳妃。
後宮の闇が少しづつあらわになってきましたね。
そんな暗いテーマのなか、『簪』も気になるところ。
猫猫に簪を与えた玉葉妃、壬氏、李白、梨花妃。
彼らの簪が猫猫にとってこれからどんな意味を持つようになるのか。
薬屋のひとりごと３巻にも注目です。
-
-
激熱！マンガが40％常時セール中！10冊買ったら4冊無料…
続きを見る
-
-
【完結済み】春休みに読みたいマンガ10選スペシャル！
続きを見る
知らなきゃ損する！漫画好きのための電子書籍サービス
スマホがあればどこでも漫画が読める！電子書籍サービスが浸透してきていますが、本当に便利な電子書籍サービスを使っていますか？
ここからは実際に利用してみて便利でお得な電子書籍サービスを厳選してお話します。
初回50％クーポンアリ！『ebookjapan』
漫画が読みたいならebookjapan一択です。2000年から運営をしている電子書籍サービスで、Yahoo!グーループの会社になるので安心して使えます！
『三国志』など他の電子書籍サービスにはないコミックなど品ぞろえは断トツ！
しかも、無料登録で2000冊以上の漫画を無料で読めたり、初回限定で50％オフのクーポンももらえるといった太っ腹。
期間限定で全巻無料キャンペーンもしていたりするので、お得に漫画を読みたい方は登録必須です！
初回50％オフクーポン＋ほぼ消費税分オフの『まんが王国』
無料で読める漫画がなんと3000冊以上！業界大手の『まんが王国』は無料登録で従量課金コース（購入した分だけ金額が発生）と月額コースとが選べるので、無料会員登録をしておいてデメリットがないので安心です。
しかも、登録時にお得な半額クーポンがもらえます！
また地味にお得なのが、ほとんどの漫画で消費税が無いです。 消費税10％オフということは、これって10冊買ったら1冊無料ってこと。地味にヤバくないですか？
CMではやってないけど実はBL・TLが得意の『コミックシーモア』
15年以上続いている電子書籍ストアの老舗『コミックシーモア』はNTTグループで安心して使えます。
TVCMでは言ってないですが、実は女子向けBL・TL漫画が豊富ですｗ
そして、シーモアの特徴は読み放題プランが2種類あるということ。
しかも、お試し7日間無料なので、どんな漫画が無料で読めるのか一度チェックしてみると良いですよ♬
漫画の読み方によってプランがわかれているし、更新頻度が高いのでかなり楽しむことが出来ます。
＞【厳選】おすすめの無料漫画アプリランキング