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漫画『アオアシ』14巻ネタバレや感想など|ヘタクソ葦人に学び始めて…

Aチームに上がり、初めてのプレミアリーグを白星で飾る事が出来た葦人であったが、正SBの小早川が復帰する事によって、またベンチ外になる。

福田のサブが弱いチームは強くならないという言葉に、各自レベルアップの為に動き出す。葦人達は、居残り練習を行う事になるが、福田が週に一回付き合ってくれる事で、レギュラー組との差を縮める事が出来るか。

 

漫画『アオアシ』14巻には第137話から第147話が収録されています。

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第137話 痛感

栗林が途中で入っても、他の高校とは違い、堂々たる戦いを見せた事で柏大商業が更なるレベルアップしてくると考えられたが、葦人自身は完全に足を引っ張っていた事を痛感する。

 

スタンドで試合を見ていた杏里は、冨樫に対して、試合中の言動、また葦人から学ぶ事がないと言っている事で、無意識に葦人を下に見ている事を、勇気を振り絞って指摘する。

 

試合後に、福田に呼ばれた葦人は、足を引っ張っていた事を自覚しつつ、試合での感覚を失くしたくなった為、出場を懇願するが、福田からの言葉は絶望的な物だった。

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第138話 会いたい気持ち

次試合の出場を熱望する葦人であったが、福田からは正左SBの小早川の復帰によりベストメンバーで臨める事や柏大商業との試合の出来により、ベンチ外を言い渡された。

 

上から、その様子を花と共に見ていた都は、隠れて応援する花が葦人を特別視している事に気付き、声をかけるように言うが、花は以前杏里からサッカーの事が全く分かっていないと言われた事が気がかりで、素直になれない。

 

一方、葦人を見つけた杏里は、試合で気付いた事に関して書いたノートを葦人に渡すが、ベンチ外を言い渡された葦人の心の中にあったのは、花だった。

第139話 最大の条件

小早川が入った事で、DFラインは完璧な物になった事が、葦人の目にも分かったが、小早川のどこがいいのか全く分からなかったから、杏里に言われた事を気になっていた冨樫に聞くが相手にされない。

 

また、黒田達はベストメンバーのレギュラー組を相手して、福田から見限られるのではないかと危機感を募らせるが、福田の思いは別にあった為、レギュラー組だけではなく、ベンチ外の選手にもティーチングを行う。

 

そんな福田に対して、控え組の選手に時間を割く事に不満を口にするが、福田はレギュラー組を強くするのは、一番ゲームをサブ組のレベルアップであり、その事がチーム全体のレベルアップに繋がるという思いを口にして、サブ組のレベルアップを願う。

第140話 教えてくれ

サブ組のレベルアップする一番の弊害なのは、人を頼って意見を聞く事だと言う福田の言葉に対して、黒田はそんな事を言わせてしまってしいる自分を恥じ、また葦人の事を認めた上で、大友と共に伊達に意見を貰いに行く。

 

葦人は、杏里にもらった試合でのノートを見るが、理論的に書かれている為に全く分からず、誰に聞くべきかを考えていると、柏大商業戦後に声をかけてくれた前線の高杉ではなく、阿久津の事が思い浮かび背筋が凍る。

 

対して、冨樫は福田の言葉、杏里の言葉により、葦人の事を認めた上で、葦人の視野に何が映っているかという事が気になり、柏大商業との試合を見ながら、葦人に教えを乞い、葦人の目に映っている物に驚愕する。

第141話 異色の面々

言葉だけでは限界を感じた冨樫は、練習の中で話を聞く為、練習の人数を確保する為、竹島、朝利、遊馬を拉致する。

また、下着を届けに来た都と一緒にいた橘、都を送ってきた杏里を巻き込み、練習が開始される。

 

冨樫の目的は、葦人のように視野を広げる事であった為、葦人の広い視野に関して問うと、葦人はイニエスタと同様に、小さい時に母の酒場で兄と一緒に遊びで、客の間をドリブルしていた事であったと分かる。

また、冨樫は自分の悪い所に気付かせてくれた杏里に感謝する。

 

そんななりふり構わない冨樫を見た、未だBチームの橘、竹島、朝利は危機感を募らせる。

第142話 ロープ

視野が広い事を守備に生かせない葦人は、竹島、朝利に守備について聞くが、竹島、朝利は守備の概念がなく、また自分達よりレベルの高いプレミアに出た葦人にどう話していいかが分からないでいた所に、福田が現れる。

 

福田は、難しく考えてしまい、言葉に出来ない2人が問題とした上で、守備陣にロープでの練習法を提起して、福田自身も練習に加わる。

 

福田の圧倒的な動きについて行けず、葦人はロープを手放してしまうが、福田は各自の課題と修正点を一人ずつ与えた上で、木曜日だけ練習に付き合う事を決める。

第143話 清流と淀み

意見を貰いに来た黒田に対して、伊達は弱みを普段見せない黒田に対して、ユースの選手らしくない阿久津、葦人がチームの為になる事を教え、そんな伊達の意見に対して、ある程度気付いていたが、自分のプライドが邪魔をして、葦人の強みが分かりながらも意見を求めなかった事にあった事に気付く。

 

また、伊達は大友に対して、1年生で一番メンタルが強い事を感じて、もっと堂々とするようにと教える。

 

黒田と大友と共に、冨樫の提案により夜練習を始めだすと、お互いに意見をぶつけあうようになる。

 

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第144話 Practice Hard

連日の夜練習に、木曜日は福田、都と杏里が加わり、練習が始まる。

 

継続してきた事で、ロープ練習が慣れてきた葦人は、福田に釣り出されて、杏里に得点を奪われてしまうが、着実に始めは馬鹿にしていた練習でレベルアップしている事を感じる。

 

福田は、都を含めた全員に対して、次の練習までの課題を与えるが、葦人に対しては全く課題を与えなかった。

 

その事で不貞腐れる葦人に対して、杏里は連日の練習で痩せていく葦人を心配して、弁当を作る事を提案するが、葦人は花の献立があるからと断ると、駅前で花と栗林が会っていた事を聞いて、軽くショックを受ける。

第145話 ノート

花と栗林が一緒にいる事にショックを受けていた葦人の前に、栗林が現れて、花に献立表を貰う事の交換条件として、葦人にサッカーを教えるように頼まれた事を話す。

 

人に頼まれて動くような人と思えない葦人は、更に二人の関係性に頭を抱えるが、栗林はただ単純に葦人の事を気にしているだけだった。

 

ただし、栗林は自分の言葉として伝える事が苦手である事から、もう既に頭に入っている為、試合中に書いているノートを渡す。

 

ノートを見る葦人は、そのレベルの高さに驚きを隠せないが、栗林はプロになりたいと考えている葦人に対して、なりたい選手に対して尋ね、それが自分でありたいと話し、ノートが読める葦人を嬉しく感じる。

第146話 高みを目指す

スタメン組との練習試合のサブチームのメンバーが、1年生を使う事に否定的な阿久津に対して、夜練習を行っている葦人達は、福田の思いに応えようと必死になっている。

 

練習試合では、福田に教えられたロープ練習や個別で指導された事を駆使して、レギュラー組と互角に渡り合う事が出来ていて、福田やレギュラーメンバーはそんなメンバーを見直す。

 

そんな1年生の念頭にあった事は、福田に言われたサブ組の底上げと、葦人に試合前に言われたレギュラー組に勝って、更に上を目指そうという言葉だった。

第147話 三強

一年生を変わり様に危機感を持つ桐木に対して、得点を奪う事で気力を奪えると考えた阿久津だったが、夜練習で行ったロープ練で、言葉に出さずとも、お互いの距離感がわかる様になった葦人達を崩せないでいたが、こぼれ球に反応した遊馬が1点を奪う。

 

しかし、そんな事では、今の一年生は凹むことはなく、次止める事だけを考える様になっていた。

 

そんな葦人達を、レギュラー陣は驚き、福田、コーチ陣も嬉しく思う。

 

それから、2ケ月が経ち、日本クラブユース選手権で優勝したエスぺリオン、ほぼ負けなしの船橋学院、インターハイに優勝した青森星蘭の3チームがプレミアリーグの優勝を争う事になる。

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漫画『アオアシ』第14巻のまとめ

葦人のプレミアリーグのデビュー戦は、攻撃面では目立ったものの、守備面では課題を残し、それ以降使われなくなる。

そんな葦人を含むサブメンバーに、福田が願った事は、サブメンバーのレベルアップだった。

福田の一言に奮起する一年生達は、お互いの事を認め練習を繰り返す事で、レギュラー組と張り合えるまでになるが、葦人に続き、プレミアリーグに出場する選手が出てくるのであろうか。

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