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歴史・時代劇

漫画『アサギロ』13巻のネタバレや感想など|鴻池善右衛門から200両を略奪⁉

ヒラマツ・ミノル先生の『アサギロ』13巻では、徐々に隊士を増やし、順調に体制を整えていく壬生浪士組に会津藩から徳川将軍が下坂する際の護衛を命じられます。しかし同時に、京の町に広がる壬生浪士組の悪評をなんとかしろと告げられるのでした。

 

漫画『アサギロ』巻13巻には第78話から第83話が収録されています。

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第78話 「五十両」

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呉服商 菱屋太兵衛の妾であるお梅は、太兵衛から、太兵衛が芹沢に貸した50両を取り立てる仕事を25両で引き受けると、芹沢のいる八木邸へと一人足を運ぶ。

 

芹沢から金を用意するから夕刻に改めて出直してくれと告げられたお梅が、再び八木邸へと向かうと、そこには酒を何瓶も空けた芹沢がいた。約束の50両をお梅に差し出した芹沢だったが、次の瞬間、彼女を押し倒し服を剥ぎ取ると、俺の女になれと言い放つのだった。

 

芹沢に犯されたお梅は、そばにあった小太刀を鞘から抜き寝ている芹沢を殺そうと近づいていく。しかし、寝入っていなかった芹沢はむくりと体を起こし、斬ってもいいが、わしは他の男のようにお前を捨てんと怯えるお梅に告げるのだった。

 

第79話 「師、松原忠治」

徐々に人を増やしていた壬生浪士組は八木邸だけでは手狭になったため、八木邸の隣家である前川邸へと近藤たちが下見に出向いていた。彼らは邸宅の広さを気に入ると、一言主にあいさつをしたのち、勝手に新しい隊士たち用の屯所としてしまうのだった。

 

前川邸の下見を終えた近藤が八木邸に戻り縁側でくつろいでいると、そこへ師を連れた愛次郎が現れる。愛次郎の師 松原忠治は近藤が自身に会いたいと言っていた理由が、相当に強い愛次郎よりさらに師である松原の方が10倍強いと愛次郎が言っていたせいだと知る。理由を知った松原は愛次郎に席を外させると、それが真実ではないことを近藤に告げ、頭を下げるのだった。

 

相当な実力を持つ愛次郎が慕う松原に興味を持った近藤は、壬生浪士組へと彼を誘う。すると松原は、自信のなさげな態度をとるも近藤の熱意に負け、入隊を決めるのだった。

 

第80話 「いかほどでございましょう?」

会津藩から呼び出された壬生浪士組は、昼間から飲み歩いている芹沢たちの代わりに近藤と副長たちで金戒光明寺へと向かうことに。

 

金戒光明寺へとやってきた近藤たちは、会津藩の者から良い知らせである「公方様が大阪へ下坂する際の護衛として壬生浪士組が抜擢されたこと」、そして、悪い知らせである「京の町人たちから悪い評判が届いていること」の両方を告げられるのだった。

 

悪い評判をなんとかしろと会津藩の者から告げられた近藤たちは、八木邸にて町民たちからみかじめ料を半強制的に徴収している芹沢たちにそのことを指摘する。しかし、芹沢は感謝こそすれいわれのない悪評だと言い返し、全く意に介さない様子を見せる。

 

いくらいっても聞かない芹沢たちに痺れを切らした歳三は、壬生浪士組が町民から小銭をせびるちんけな田舎侍と思われていることを告げる。そして、どうせ金を借りるのなら人が驚く相手からもっとでかい金を借りちゃどうだと提案するのだった。

 

翌日、金を借りるために芹沢、新見、歳三の3人は鴻池善衛門(こうのいけぜんえもん)の邸宅を訪れる。芹沢が10代目当主である善衛門へ単刀直入に300両の金を貸せと言おうとしたその瞬間、その言葉に被せるように歳三が500両用立てて頂きたいと善右衛門へ告げるのだった。

 

第81話 「〝誠〟」

いきなり500両もの大金を吹っかけてきた歳三に対し、金を貸すことで何か対価があるのかと問う善衛門。その問いに歳三は、京から大阪へ下る徳川将軍の行列の殿を務めたその時に望むものを見せてやると答える。すると善右衛門はひとしきり悩んだあとに、黒船を見たいと歳三に告げるのだった。

 

善右衛門から「200両」借りた歳三は、その金で壬生浪士組の浅葱色をした隊服や具足、そして、真っ赤な三畳敷ほどもある、大きく「誠」と書かれた旗を作るのだった。

 

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第82話 「黒船」

徳川将軍の行列が下坂しているところを屋根の上から桂や久坂と共に眺めていた善右衛門は、船尾にかがり火をたく黒船を再現するように、大きくて真っ赤な旗を行列の殿ではためかせ、さらにその後方を浅葱色の隊服と白い羽織紐で春の海を演出している壬生浪士組の面々を目にするのだった。

 

第83話 「肥後の人斬り」

芹沢の小姓として置いてもらっていた佐伯は、大阪に滞在していた芹沢が店に入ったタイミングで高杉晋作の使いから密かに呼び出されていた。

高杉に一通り壬生浪士組の活動内容や構成などを話した佐伯は、高杉のそばにたたずんでいた「肥後の人斬り」河上彦斎から壬生浪士組の中で一番腕の立つものが誰なのかと尋ねられるのだった。

 

漫画『アサギロ』13巻 まとめ

鴻池善右衛門から200両借りることのできた歳三は、善右衛門からその金を使って黒船が見たいというリクエストを受けました。そんな彼の要望に応えるため、徳川将軍の下坂中に大きくて真っ赤な旗や、浅葱色の隊服等を用いて見事に黒船を演出して見せるのでした。

『アサギロ』13巻では、そうした歳三の商人の顔や、芸術家のような顔が垣間見えるのでした。

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