原作は馬場翁（ばばおきな）先生、コミック版はかかし朝浩先生が手掛けている『蜘蛛ですが、なにか？』。
2021年よりアニメ版もスタートしており、アニメ版もかなり面白いです。というかコミック版とかなり違うので注意！
そんなコミック版6巻では…。
中層の「ボス」である火龍を倒す事に成功する蜘蛛子、ついに中層脱出へと出発するのです。
そんな中、管理者権限を持つ「何者」が蜘蛛子を観察していた。
蜘蛛子は今後どうなるのでしょうか？
この記事は「蜘蛛ですが、何か？」6巻になります。
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目次
第30.1話
蜘蛛子は倒した「火龍」を食べようとう鱗を外していた。
その側で「空間」の歪みが現れる、それは「空間魔法」で誰かが転移してくる現象だった。
転移してきたのは管理者権限を持った「何者」、何者は「黒い姿の男」で蜘蛛子の側に近寄り話しかけてきたのである。
しかし、言葉が通じない蜘蛛子は何を言っているか理解出来ていない状態だった。
そんな矢先に、スマホが転移されてくる。
スマホを手に取る「黒い男」は誰かと通話している様子だった。
通話していた内容は把握出来ないが女性の声が聞こえていた、何を喋っているのか分からない蜘蛛子は恐怖していたのである。
通話終了後、「黒い男」はスマホを蜘蛛子の方へ投げ捨て、去っていたのである。
何が起きたのか理解出来ない蜘蛛子にスマホから女性の声が聞こえてくる。
その女性は蜘蛛子と話す事が出来た為、蜘蛛子に話しかける。
そして女性とは「管理者”D”」だったのである。
第30.2話
蜘蛛子はDに問いかける、「なぜ監視するのか？」「なぜ叡智を与えてくれたのか？」Dは答える「これはたんなる娯楽だと」「意味も目的もない」事だと。
理由は簡単だった、Dは「世界最悪の邪神」だったのです
邪神は「人のもがき苦しむ姿を見る」事が好きな為、蜘蛛子は良い玩具だったのである。
そして最後に「今もがいている事の先に、あなたの求める物があるかもしれない」と言ってスマホは消えて去ってしまったのである。
蜘蛛子は食事を続ける、そして「黒い男」「D」の事を考えるが、関わってこないうちは放っておくことにし、中層攻略を再開する事を決意するのであった。
中層を探索している間に新たなスキル「千里眼」などを獲得する、そしてついに上層への道を見つける事が出来たのです。
第31.1話
見事、「上層」に辿りついた蜘蛛子、中層で作れなかった「マイホーム」を作った事に感激していいた。
ゴロゴロした生活を送っていた蜘蛛子はある事に気づく。。。「上層から生命の反応がなくなった」のである。
成長した蜘蛛子は「上層」のモンスターなど「ワンパン」で仕留める事が出来るようになり、その光景を見たモンスター達は蜘蛛子から逃げていたのである。
食料確保に苦戦する蜘蛛子、食料探しにマイホームに帰れない日々が続いたのだった。
そんな蜘蛛子はついに「長距離転移」魔法を覚える事になる。
1度訪れたことのある場所へ瞬時に移動出来るようになった蜘蛛子は、逃げるモンスターの捕獲が簡単になったのです。
転移を繰り返す蜘蛛子に、突如「人間達」（兵士）が現れる、どうなる蜘蛛子。
第31.2話
蜘蛛子は「兵士達」と交流しようと、言葉が通じないのでジェスチャーで会話をしようと試みる。。。
しかし、兵士達はそのジェスチャーが「呪いの踊り」のように見えて即座に逃走する。
それを見た蜘蛛子は凹み、地上に脱出した際、アラクネ（人間の姿をした蜘蛛）に進化や念話を覚えたところで交流出来るのか悩む結果となっていた。。
数日後、進化の為に必要なレベルがあと1だった蜘蛛子は、モンスターを探しに行く、そんな矢先に「蛇」と「人間のパーティ」が交戦していた。
人間達は蛇に苦戦しており、既に何人かは倒されていた。
そんな光景を見ていた蜘蛛子は「人間達」を助け「蛇」を退治する。
見事レベルが上がり進化可能となったのです。
進化する為「蛇」を持ち帰ろうとしたが、「人間達」がかなり負傷していた為、回復魔法で治療してあげる蜘蛛子だった。
そんな矢先に地面に何か落ちているのを発見するのである。
第32.1話
その何かとは「乾燥クリクタの実」だった、解析した結果「MPを回復して、実は甘いもの」と表示、蜘蛛子はすぐに飛びつく。。。
転生後初の「スイーツ」を目撃したからである。
人間達に貰う許可をジェスチャーし、蛇と一緒にマイホームへと帰宅する。。。
早速「スイーツタイム」に入る蜘蛛子、味を堪能し感動する。
地上に出れば、他にも美味しい物が沢山あると思った蜘蛛子は「アラクネ進化」「異文化交流」を決意するのである。
決意した蜘蛛子は次の進化を考えるが、ただ問題があった。
「禁忌」というスキルがレベルカンストしてしまう事である。
名前からして、何か恐ろしい事が起こるのではないかと心配した蜘蛛子だったが、今後を考え進化を選択するのであった。
今回の進化は「グレーターラテクト」「エデ・サイネ」「オルトカディナート」を選ぶ事が出来た。
蜘蛛子は「エデ・サイネ」を選択する、ランク的には「マザー」の一歩手前だったからである。
そして、進化が始まる。。。進化と同時に「禁忌」がレベルカンストした事により「禁忌効果」が発動する
進化途中の蜘蛛子に情報がインストールされていくのである。
「ザザザ」と音がなる中で「魔王様」と呼ばれる人物が現れる、情報とはどんな内容なんでしょうか。
第32.2話
「魔王様」と呼ばれる存在は「魔王城」で会議を始めようとしていた。
会議には10人の「将軍」らしき人物が存在しており会議を始める。
各将軍達は「人間族」への対策や戦略などを報告していた。
そんな中「ブロウ」と呼ばれる第７将軍が不満を言い始める、「魔王が素性もしれない女」がなった事、今まで魔族を纏めてきた「兄」が魔王にふさわしいという内容であった。
その発言に納得出来ない、他の将軍と口論になり暴れようとした瞬間、魔王は糸を使用してそれを止める。
そして呟く「あまりくだらないようだと、使っちゃうよ？深淵魔法」と。
周りは凍りつき、その場合は収まる。
会議は続くが、その将軍の中には管理者権限を持った「黒い男」がいた、魔王が連れてきたみたいだが、誰もその素性を知る者はいなかった。
そして魔王は発言する、「人族を世界を一掃する 人魔大戦を始めよう」と。
人族は「世界の礎」になってもらうという内容だった、そこで情報は終了する。
第33.1話
蜘蛛子の進化が終わる、しかし「猛烈な悪夢」をみた事により気分が悪かったのである。
そして、「禁忌」からの情報で知る事になる、「この世界はもうほとんど滅びかけている」と。。。
とりあえず気を取り直した蜘蛛子、今回の「禁忌」により「黒い男」の情報を手に入れる
「管理者」で名前が「ギュリエディストディエス」だという事を。
そして、管理者に手が届く為には「地龍アラバ」を倒さないといけない事を決意する蜘蛛子であった。
蜘蛛子には１つ問題があった、実は「マザー」に操られていたのである。
マザーのスキル「クィーン」で子供を操れるようになっており、蜘蛛子はそれにより「龍種」に対して忌々しい気持ちになるのである。
マザーは「龍種」を敵対しており、その感情を自分の子供に注ぐ事が出来たのである。
それを発見した蜘蛛子は並列意思の「体」「魔法1号」「魔法2号」を「クィーン」という精神を操るスキルからマザー調査へ向かわせたのです。
「情報担当」が残った蜘蛛子は「狩り」を始めようする、今回は食事ではなく「経験値を稼ぐ」を目的とした為「下層」へと転移する。
「下層」へと転移した蜘蛛子に、「地龍カグナ」が登場する
第33.2話
「カグナ」のステータスを見る蜘蛛子、防御に特化した内容だった。
カグナは蜘蛛子に気づき突進を仕掛けて襲いかかろうとしていた、蜘蛛子は一時避難しようとするがカグナはブレスの攻撃を仕掛ける。
以前の蜘蛛子なら、ブレスに面を食らったが成長した蜘蛛子にとっては回避する事も余裕だった。
戦略を練りつつカグラに攻撃を仕掛けようとした瞬間、後ろから「地龍 ゲエレ」が登場する。
さすがに2匹同時相手は出来ない蜘蛛子は退散するが、マーキングをしており2匹の行動を監視していた。
どうするか考えた結果、「アラバ」退治へと繰り出すのである、「アラバ」がいそうなところに転移した蜘蛛子に「大蛇」が現れる。
「大蛇」は「カグラ」「ゲエレ」より能力値が高く、蜘蛛子はただ驚くしかなかった。。。
第34.1話
蜘蛛子は「大蛇」の行動を監視していた、大蛇の行き先には「アラバ」がいたのである。
大蛇VSアラバのバトルがスタートする。
「重魔法」「土魔法」など繰り出す中、アラバが攻めていた。
それはもう戦いではなくなっており、圧倒的な力を持つ「大蛇」が更に圧倒的な「暴力」によってただ刻まれていたのです。
最後に「ブレス」でトドメを刺すアラバ、そんな光景を蜘蛛子は「強さに焦がれ」「超えたい」と思い、そして自分の想像より高みにいた事を知るのです。
まとめ
ついに管理者"D"と接触出来た蜘蛛子、それをキッカケに更なる強さを求め強くなっていきましたね。
強さに関しては、地龍の「カグラ」「ゲエレ」を退治しようとするレベルまで達しており、今後の成長が楽しみです。
そして、トラウマとなっていた「アラバ」を倒す事を決意する蜘蛛子だったのですが、想像以上に強かったアラバの光景は、感動する一面だったのではないでしょうか？
次回７巻もお楽しみに。
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