漫画『ゴールデンカムイ』第25巻は、情婦殺人事件の犯人を追って、杉元達や土方らが札幌にやって来るも、網走監獄での事もあり、杉元と土方はまたも争いを始めます。それに対しアシリパは、“互いに争う必要はない”と告げ、杉元達は土方らと手を組み行動する事となりますが…。
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漫画『ゴールデンカムイ』24巻ネタバレや感想など|ジャック・ザ・リッパー登場!
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目次
第241話 消えたカムイ
杉元やアシリパ達は、札幌情婦殺人事件の犯人、及び24人の脱獄囚の一人である上エ地圭二ら二人の殺人鬼を捕まえる為、札幌郊外まで移動していました。
その頃、白石と房太郎が別の場所で二人話していて、ふと房太郎はアシリパがのっぺら坊と同じ青い目をしてる事を指摘します。
白石は“まさかぁ”と聞き流そうとするも、房太郎は“信用できねぇのはお互い様だ。でも手を組むなら、情報は何でも共有しないと命をはれねぇだろ”と念を押す様に言います。
また房太郎は一枚の支笏湖で砂金と共に沈んでいたという金貨を取り出し、その金貨に刻まれてる刻印を見て、自分達の入れ墨に似ていないかと言います。
一方、木登りするエゾモモンガを“アッカムイ”と言うアシリパは、続けて“アッカムイは子守のカムイ、人を助けるカムイ”だと告げ、幼き頃に父親・ウイルクが話してくれた“ホㇿケウカムイ”について語り始めます。
まだ幼いアシリパに対しウイルクは夜空を見上げ、“アイノウチウ(矢の星)”“シアㇻサルㇱカムイノカノチウ(尾の長いクマの姿をした星)”等、星座を次々と教えます。
そんななか、ある5つの星でできた星座である“ホㇿケウカムイ(狼)”をアシリパは教えられます。アシリパは“ホㇿケウ”はどんなカムイだったか聞いたところ、“消えてしまったカムイ”だったとの事。
その後アシリパは、レタㇻ(エゾオオカミ)に出会い“ホㇿケウカムイ”の姿を知る事ができた事を話します。それを聞いた杉元は、“次の世代の子たちもホㇿケウカムイがどんな姿か見られるといいね。この森にレタㇻの子孫たちが沢山増えてさ!”と答えます。
アシリパは、金塊の解読番号を教えない方が、杉元とずっと一緒にいられるのではないかとも考えます。そして、“杉元、お前はもし金塊を見つけられたらどうするんだ?故郷に戻って、好きだった人と暮らすのか?”と杉元に尋ねます。
その時、周りの木々に切り込みが入っているのに気付きます…。
星座の話において少々下品に聞こえる点もありますが、その後はじ~んと来る内容に持って来た様に思えました。度々杉元に話すアシリパの言葉一語一語から、淡い思いが伝わって来ますね。
第242話 交互に
杉元やアシリパの周りの木々に切り込みがある事に気付く間もなく、次々と大木が倒れてきて、杉元はアシリパを守る様に身を伏せます。近くにいた白石と房太郎も木々が倒れる凄まじい音に、急いで現場へ駆けつけます。
実家が林業だったという房太郎はこれが“北海道の伐採方法(何十本もの大木に切り目を入れて、風上の一本を切り倒す事で他の木々が将棋倒しとなる)”だと説明します。
白石は、杉元やアシリパ達が巻き込まれたのではないかと、彼等を呼び求めます。
案の定、杉元やアシリパは大木の下敷きとなっており、アシリパは痛みの感覚さえ分からない状態となり、意識も朦朧としていました。
杉元はどうにかアシリパの意識を失わせまいと、必死に声を掛けます。杉元はふと、“故郷に戻って好きだった人と暮らすのか?”というアシリパの言葉を思い出し、自分が恋心を抱いていた梅子という女性について話し始めます。
杉元は梅子と一緒になるはずだったものの、杉元の家族が結核で亡くなった為にそれが叶わず、友人で梅子の幼馴染みである寅次と結婚します。しかし寅次は、戦場で杉元をかばい、爆発に巻き込まれ亡くなります。
彼の手元には妻・梅子と生まれて間もない子供と写った写真がありました。
また梅子はこの頃から目の病気に侵され、治すには高額の治療費が必要でした。杉元は寅次との約束で、故郷へ帰って、寅次の妻である梅子に金(治療費)を渡したかったのでした。
その話を聞いたアシリパは、“金塊を欲しい理由が杉元らしくてよかった…”と告げ、杉元も“俺は埋蔵金が見つかっても、アシリパさんがこの事件に納得が出来るまで、相棒のままでいるから”と言います。
アシリパは早くここから脱出しようと言うと、杉元は“シライシたちがきっと助けに来る”と答え、それに対し“あいつも下敷きになってるかも”とアシリパは言いました。
その頃、白石の方はというと…。
杉元は壮絶な過去について打ち明けられる良い“相棒”に巡り合えたのかなと思いました。そして彼等の歩む道を理解してくれる白石という“友”にも出会えたと思えます。
第243話 上等兵たち
札幌では宇佐美や菊田が、取り逃がした連続娼婦殺人の犯人の行方を追い現場周辺を回り、宇佐美はいつまた犯人が現れても良い様に下半身の大事な部分をひたすらこすり“射撃”の準備をしていました。
そんな宇佐美の姿を見て菊田が、第七師団では尾形もおかしな奴だと話し始めると、宇佐美が尾形と一緒にするなと反論します。
また宇佐美は、尾形の腹違いの弟で、花沢閣下の本妻の息子であり、203高地で戦死した花沢勇作少尉について話し始めます。
以前、尾形が杉元により冬の川へ落され重傷を負い、入院していた時の事でした。病院のベッドで寝ていた尾形は“勇作…殿”とうわ言で自ら殺した弟の名前を言っていたとの事です。
それを聞いた菊田は、何故尾形が弟の花沢少尉を殺したのか聞くと、宇佐美は日露戦争・旅順攻囲戦での尾形とのやり取りについて語り始めます。
当初は花沢少尉の殺害計画(彼がいなくなる事により、尾形が真っ先に愛情を受け、花沢閣下を操れる)があったが、鶴見中尉がそれを中止にした事に尾形は納得せず、“化けの皮を剥がせば、鶴見中尉も気が変わる”と言い出します。
また尾形は“誰だって罪を犯しうるんだ、両親からの愛の有る無しで人間に違いなど生まれない”と述べ、花沢少尉にナイフを差し出し、“勇作殿が殺すのを見てみたい”と告げ、捕虜のロシア兵を殺す様に促すも、花沢少尉はそれを拒否し“化けの皮”は剝がれませんでした。
尾形は自分がおかしいのかとさえ考えるも、自分も父親から愛情を受けていたとすれば花沢少尉と違いはないはずと考え始めます。
そして尾形は花沢少尉を後頭部から狙い射殺、父親である花沢閣下は尾形への愛情に目覚めたかというと…。
父親への愛情を試す為には周りの犠牲も厭わない…、そんな尾形の行動が実に恐ろしいです。また何を考えているか分からない様な宇佐美の行動はもっと怖いです。
第244話 小樽上陸
ソフィアはスヴェトラーナに、監獄近くのニヴフの村に隠れていたかという事と、日本兵やアイヌの少女達に会わなかったか聞きます。スヴェトラーナは会ったと答え、確かアシリパという名前だったとも言います。
ソフィアがアシリパはどこにいるか聞いたのに対し、ガンソクが“(アシリパは)小樽にいる、おばあちゃんに会えるのを楽しみにしていましたよ…”と答えます。
ソフィア達が港で銃の調達をしていた時、数人の男達が病で倒れ、脚気や壊血病と思われ、ソフィアは医者を探してくると言います。
めんこ遊びをしていた月島や鯉登のもとへ、険しい顔をしたソフィアが現れます。ソフィアは(キロランケを射殺した)月島の顔を知っていたものの、“今は抑えなくては、アシリパの居場所を見つけるために”と考え、その場を後にします。
また月島は、鶴見中尉が“札幌で待つように”と告げた事を鯉登に伝えます。
その頃、札幌では土方達も連続娼婦殺人事件の犯人を追っていました。顔を隠し街で捜査していた都丹と牛山が、遠くから聞こえる“飴こ買いな♪”という声を耳にします。
街中で、一人の少年が愛犬「タロー」を探していると背後から、髪を編み込み顔を四角い布で隠した男が話しかけます。彼は「(鼻の横にブチがある)タロー」を見たと言い少年をある場所へ連れて行きます。
そこで“鼻の横にブチがある猫が…”と言い少年をガッカリさせます。しかし直ぐに“ウソウソ!!犬だよね!!”と、手で顔を塞ぎ笑います。その時、手と布の間から見えた男の顔を見た少年は、“その顔…どうしたの?自分で描いたの?”と尋ねます。
男は針を刺して入れた「入れ墨」と答え、痛くないのかと続けて聞くと“すごく痛いよ、でも我慢したら強くなれたって思えるようになるんだ、自分が塗りつぶされて、強い人間に変身できる”と告げます。
続けてその男、上エ地圭二は“僕はね、何かに期待してる人の顔が壊れてガッカリする顔が見てみたいんだよ、もっと見たい、全然満足出来ない”と言い、その場で諦めずに愛犬「タロー」を探し続ける少年に対し…。
この回は前半の月島や鯉登達がめんこ遊びをしているほのぼのとした雰囲気から一転して、上エ地の登場により緊迫感あふれる感じになり、温度の差が激しいなと思いました。そのせいか、今回は月島や鯉登達の存在が薄くなった様にも感じられました。
第245話 再会の街
少年の首を絞め殺害しようとした上エ地のもとへ、牛山と都丹が現れ、逃亡しようとした上エ地の三つ編みを牛山が掴んでは投げ飛ばします。
“グニャグニャのタコにしてやる”という牛山により、上エ地は杉元達が食事をするライスカレーの店まで投げ飛ばされます。
またその場で現れ銃を構えた土方に対し、杉元が椅子を振り回した後、土方と杉元は互いの剣で対抗します。
更に土方に抵抗しようとする杉元を牛山が止め、“ふたりとも死ぬには惜しい”と説得し、白石も冷静になって話し合う様に促しますが…。
牛山にかかったら、本当に彼の言葉通り“グニャグニャのタコ”にされてしまいそうです。ただ、そんな彼さえも凌ぐ様な殺人鬼がいるという事がこの物語からは想像できますね。
第246話 アイヌの偶像
土方に対する抵抗を止めようとした牛山に対しても、杉元が投げや蹴りといった攻撃を始めます。
更に近くにいた房太郎も牛山に攻撃を仕掛け、争いは激化の一途を辿っていました。
そしてまたも土方が杉元に銃を向けた時、アシリパが冷静な顔つきで止めにかかります。
そんな状況を門倉も止めにかかり、早く止めないと第七師団らが来ると告げ、近くには尾形もいると言います。それを聞いた杉元はあたりを回しつつ、ヴァシリにも尾形がいる事を告げると、慌て始めます。
そんななか、杉元や土方達はまだ言い争っていました。杉元は土方にハメられ、網走でアシリパと離ればなれになったうえ、土方達がアシリパを“アイヌの偶像”にして独立戦争の闘士に仕立てようとしていたと指摘します。
それに対し土方は“女子供の兵士は必要ない”と反論し、アシリパは“ふたりとも殺し合う必要はない”と言い、互いに手を組む事を提案します…。
杉元や土方達の争いを見ていると、大人達が冷静になれない事が現実でも結構あるのではないかと思います。ついつい私情が出てしまい、良い答えが出てこない場合がある様にも思えます。
第247話 決まり事
アシリパは房太郎や松田平太の入れ墨を見せるから、持っている刺青人皮を見せて欲しいと土方に尋ね、刺青は全部揃っていないとはいえ、手持ち分を全部見てみたいと話し、土方はそれを承諾します。
そしてアシリパはその場にある刺青人皮を広げ、彼女が思う暗号の決まり事“ホㇿケウオㇱコニ(以前アシリパの母親がウイルクに付けた名前で、これはアシリパのみが知っている)”を満たしているか、確認しようとします。
しかし、暗号の条件を“満たしている”“満たしていない”刺青人皮があり、アシリパを混乱させます。
土方は、「暗号を解く鍵」が分かっている(と尾形から聞いていた)アシリパに、今すぐこの場で教える様に促します。しかしアシリパは“わからない…”と答えます…。
この回は、アシリパが難しい暗号を解こうとする探偵・ミステリー色がかなり強い内容だったと思われます。緊張感があると同時に、かなり頭をひねる様な内容だったと思われます。
第248話 教会
石川啄木は連続娼婦殺人犯の犯行現場を突き止める為に、現場近くの教会に来ていました。
そこへ宇佐美に襲われ、メモした地図等、情報をよこせと言われ、暴力も振るわれるも、どうにかその場から逃げ出します。
翌日、杉元達は「曖昧屋(何をしているのか分からない店で隠れて売春をしていた者)」にも連続娼婦殺人犯についても聞き、彼女達は犯人が普段から娼婦を“狸狩り”と言っては取り締る役人ではないかと答えます。
“殺す事情がなんであれ、早くこの危険な人間を止めなくては”とアシリパは言います。しかしいくら街中を歩き回っても、犯人はおろか手掛かりも掴めず、日が暮れようとした矢先、宇佐美から逃げて来た傷だらけの石川啄木が現れ、見て欲しいものがあると言います。
石川啄木もそうでしたが、宇佐美に目をつけられ狙われたら、色々な意味で命の保証が無いなと思いました。また「曖昧屋」の様に、いつの時代も定職ではないお金の稼ぎ方があったのかなと感じました。
第249話 それぞれの夢
石川啄木の情報により、連続娼婦殺人犯の次の犯行現場が札幌麦酒工場だと分かり、一同は現場へ向かいます。
“街娼に扮したオトリ役”“オトリを守って犯人を倒す仕留め役”“他の部隊に犯人が現れた事を伝える「合図役(合図は分かりやすい様に花火を打ち上げる)」”と三人一組でそれぞれ分かれます。
房太郎は、アシリパが今回の作戦に加わる(白石(オトリ)・アシリパ(合図)・杉元(仕留め)で組んだ)のは危険ではないかと言うも、杉元は“一緒にいたほうが良い”と答えます。またアシリパも“私も杉元から離れない…相棒だから!”と告げます。
そして作戦が実行させるなか、オトリ役の白石の背後から一人の紳士らしき男が声を掛けてきます…。
杉元とアシリパ、この二人の言葉から固い絆で結ばれている事が感じられます。そんな固い絆の中で行動を共にしていったのかなと思いました。
第250話 打ち上げ花火
杉元達のもとに現れたのは、犯人ではありませんでした。そして、土方達のもとにもシルクハットを被った男が現れ、その男が二十年前にロンドンの事件の犯人ジャック本人ではないかと一同は見ていました。
一方で、門倉のもとに現れたのは宇佐美で、思わぬ“来客”に門倉が逃亡を図るも、横転して失敗します。
宇佐美は門倉だと分かると、思わず声をかけるも、門倉は近くで構えていた牛山に合図を送る如く、“きゃあああ‼”と悲鳴を上げます。
駆けつけた牛山に宇佐美は攻撃を図り、牛山もそれに対抗します。それを見た合図役のキラウㇱは、「合図」の花火を打ち上げます。しかしちょうどその頃、別の場所ではシルクハットの男に対し、土方が攻撃を仕掛けたところでした…。
完璧な作戦を立てたとしても、宇佐美が現れる等の様に、思わぬ展開が起こるのはよくある事ではないでしょうか。それも、忘れた頃に起きたりするので、運命って結構、意地悪だなと思う事があります。
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