『マネーの拳』第6巻は、花岡は証券アドバイザーの牧からの話を受け、会社の上場を決意します。それとは裏腹に、大林や日高達が上場に反対し、花岡への対抗策を企てている事も伺えました。一方、生産側に就く八重子の方一ツ橋商事の井川が声を掛けます…。
漫画『マネーの拳』6巻にはRound45~Round53までが収録されています。
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目次
Round.45 上場の真実
花岡は株式公開を行う決意をしたものの、牧を信用して闇雲に突っ走っていいか不安はありました。もう少し慎重に協議を重ねて結論を出したいと花岡は言い、牧も資料を置いておくと告げ、その場を後にします。
部屋を出て行く牧に偶然日高が遭遇、日高はずっと牧の後姿を見ていました。
その後、花岡は牧から渡された資料に目を通しており、自分は本当に上場したいのか、上場してどうなるか、また上場して会社を大きくして自分に経営しきれるのか等と、不安の種は尽きませんでした。
けれどもそういった不安は直ぐになくなり、“俺はそんな奴じゃねえ。戦うのが大好き!戦って戦って、上へ上へ昇っていくのが好きなやつじゃねえか!よし…いこう上へ!もっと大きな世界へ!”と思ったのでした。
その夜、大林からいつもより機嫌が良さそうだと声を掛けられた花岡は、大林や日高達に株式公開を行う事を話そうとしますが…。
花岡にとって新しい事へ挑戦する、目の前の不安は小さく感じているのかもしれません。その反面、次なる一歩へ踏み出す冒険心がより高まっている様に思われました。
Round.46 社長の決断
証券アドバイザーの牧が度々花岡のもとを訪ねて来ている事を見て、大林や日高は花岡が自分達に内緒で上場を始めるのではとみます。
そこへ菅原が来て大林らがそれらの事を話すと、彼等とは対象に上場する事に対し、自分達の会社が世の中に認められる事だとして嬉しいと告げます。すると大林達は、話があると言い別の場所に連れて行きます。
一方、もし上場を始め強行したら、会社の創業時のメンバーは間違いなく去ると言われ悩む花岡に対し、そのメンバーが去ってもフン切りが付けられる事に会社の成長がかかっていると言っても過言ではないと牧は告げます。
大抵の社長は、メンバー達と別れた際に自責の念にかられ落ち込みますが、落ち込み続けると会社そのものがダメになる為、そこは割り切って前に進む覚悟が必要との事です。
すると花岡は、世間一般の会社ならそうだろうが、自分はそんじょそこらの社長とは違う気がすると告げます。
また自分は世界チャンピオンになった男でフットワークよく乗り越えて見せるうえ、ホームレスの状態から会社という安息の地へ拾ったから上場しても誰一人辞めない自信があると、花岡は言います。
花岡の言葉を聞き入れた牧は、改めて上場決断の意思を確認すると、“決めた…我が社は上場する!!”と花岡は告げ、牧は上場準備に取り掛かると言いました。
その頃、喫茶店へ大林達に連れて行かれた菅原は、自分達が上場した花岡により、会社から追い出されるのではないかと告げられます。大林達によると、上場する事により会社の古い人間は居づらくなり、なかでも菅原が一番危ないと指摘します。
そう言われた菅原本人も何とかしなきゃと言い出し、大林達も上場に反対すると告げます。
その後、花岡は大林、日高、菅原の三人を呼び、社内の一室に呼びます。そして、上場を行う事を報告しようとしますが、酷い“寒気”するのを感じました…。
花岡が上場という新しい舞台へ踏み込もうとした際、“猛吹雪が荒れる”という表現により、いかに厳しい現実が待っているという事が伺えます。更には大林達が凍り付く見る事により、彼等が上場に反対しているのがストレートに分かりますね。
Round.47 社内の軋轢
花岡は会社の株式を公開し新興市場に上場する事を報告し、後に改めて話し合うとしてその場は解散となった。
上場に反対する大林、日高、菅原の三人は対抗策に取り掛かろうとします。後日、花岡は大林達から上場に反対する意思が見えたと牧に告げ、彼等と話し合うつもりだとも言いました。
それに対し牧は、(大林達は)本音を語らず裏工作を行うだろうと話し、彼等の説得を終えて上場の準備に入ってからでは大幅に遅れてしまうと言います。
牧が言うには、新興市場でも全力で取り組んだとしても最短2年はかかるとの事です。
上場に必要な条件を満たす事(事業の収益性や成長性、将来的発展が確実に見込まれる事等)が義務づけられているうえ、事業の継続や発展に重なり、上場に必要な事務作業により仕事量は倍になる故、一刻も早くスタートさせる事が必要だと牧は言います。
すると花岡は、大林達の説得は後回しとし、上場準備を始める様に牧に言い、牧は社内にて上場準備室の開設を指示します。
その牧の言葉を聞いた瞬間、花岡の頭の中で猛吹雪が吹き荒れていましたが、“よし、行こう!前進だ!さらなる嵐が待ち受けていようとも!”と心の中で呟いたのでした。
その夜、大林達は居酒屋に八重子を呼び、花岡が会社の上場を始める事、また自分達がそれに反対している事を話します。それに対し、八重子は上場に賛成すると言い、大林達は動揺します。
しかし大林達は直ぐに、八重子は会社にて生産側で技術に絶対的自信があり地位が安泰しているうえ、上場してより大きな利益を得た方が得である事に気づいたのでした。
また上場の話は、一ツ橋商事の井川の耳にも届いていました…。
八重子、そして井川の耳に上場の件が伝わった事により、次なる波乱の予感を捉える事ができますね。花岡が新しい事を起こす度に、周囲に嵐も引き起こす事が伺えます。
Round.48 賛成派と反対派
花岡が上場を始める事を知った井川は、“調子に乗って、木の上ではしゃいでいるバカザル”だと花岡を嘲笑い、久々に彼を揺り落とすチャンスが来たと思ったのでした。
井川は、秘書の高野から再び花岡に関する状態を集める様に指示します。
一方、八重子と居酒屋にいた大林達は彼女と別れます。その帰り道で大林達は、八重子が花岡の行動、及び上場を擁護していた事について、自分達の読みが甘かったと後悔していました。
それでも大林達は、八重子を説得したり、いざとなれば八重子と周りを分断させるといった、様々な対策を考え始めていました。
翌日、会社で仕事をしていた大林は花岡に呼ばれ部屋に入ると、花岡から牧を紹介されます。
牧を見るなり顔が強ばる大林に対し、花岡は「株式公開準備室室長」を兼務する様に告げ、他の用事があると言い大林と牧を置いて部屋を出て行きます。
牧は大林に、会社の上場日まで外部委託という形でアドバイスをすると告げ、準備室での作業内容の説明をするとも言います。
牧は、大林の態度から彼が上場に反対している様子が見て取れ、“こんな(大林の様な)やつはゴマンと見てきた。だがなめんなよ、あんたとはこの世界のキャリアが違うんだよ。”と思いつつ、大林に説明を始めたのでした。
八重子も、上場を行う事を大林から聞いたと花岡に言い、自分も上場に賛成だと告げます。ただ、八重子らの話を傍で聞いていた佐伯は、何の事だか理解ができていない様子でした。
それでも花岡は、八重子の上場に対する賛成意見を聞き、“おお…温かい気持ちのいい風…まさに常夏の楽園にいるようだ…”と思いながら、南の島で八重子や佐伯達がフラダンスを行っている姿も頭の中で思い描いていたのでした。
また同時に、花岡の胸の内には別の新しい考えが浮かんでいたのでした…。
八重子から上場に賛成意見を得た時の、花岡の心理状態が南の島で表現された事により、嬉しさの渦中にいる事が、誰が見ても分かると思います。それでも、決して受かれる事はないのが良い点だと思われます。
Round.49 揺れる社内…
花岡、八重子、佐伯、そして秋田から来たノブと共に、次なる商品についての会議を行っていました。
会議が終わり、部屋を出る際に八重子は花岡に、まだ大林と上場の件で揉めているのか聞きます。“図体でかいワリにケツの穴の小さい男”だと大林を罵る八重子に対し、花岡は彼女を宥めます。
また、八重子は帰り際に仕事をしている大林に、疲れていないかと声を掛けます。大林は、営業の仕事の他に、公開準備室の事もあり、毎日遅くまでクタクタだと告げます。
そう告げる大林に対し八重子は、絶対成功させる様に言うと同時に“失敗したら個人的感情と思うしかないからね…”とも告げます。
その彼女の言葉が心に引っ掛かった大林であり、八重子がいなくなった後、同じく帰ろうとしていた佐伯に話があると声を掛け外に出ようと告げます。八重子達がいなくなった後、花岡とノブの二人は社内が重い空気に包まれている事について話します。
ノブは社内が上場賛成・反対派に完全に分かれたかと尋ねると、決してそうではないと花岡は答える一方で、営業サイド幹部である日高を中心とした大林や菅原が反対し、八重子を中心とした生産部門が賛成派で固まりつつあるとも言います。
花岡は、大林は仕事ができて部下の中心に立てる一方、お山の大将でいるうちは機嫌がいいものの、そこから外れると直ぐにスネると捉えます。また八重子は絶対的な技術を持って信頼があるが、思慮が足りずに短絡的と花岡は彼等の長所・短所を告げます。
花岡は“社員というのは白黒両面の顔を持ってる、俺にとって都合のいい面…白の顔はあるが、都合の悪い黒の顔もあるということだ”と花岡は言います。
会社がある程度の規模まで広がり、社員はそれぞれ自己主張をし始め、“黒の顔”に変わり互いの本性を知り人間関係が崩れて行く事を、花岡とノブは恐れていました。
“俺だの会社…本当の嵐、これがらくる。大林の…一瞬ですべてを凍り尽くす猛烈なブリザードか、ヤエコの、熱帯の熱い風か。この両者の勢力争いがこれから始まる…”と花岡は思っていました。
花岡の予感は的中し、大林に喫茶店に呼ばれた佐伯は、彼から上場に賛成か反対か意見を聞かせて欲しいと問い詰められ動揺します。佐伯は少し考えさせて欲しいと大林に伝え、その場を後にします。
その後会社でも、商品企画(佐伯の業務)は工場との協調が不可欠である事は生産側の人間だと考えを押し付ける八重子でした。
その頃、一ツ橋商事では取引相手が日本に生産拠点を置くのが条件かつ、高い技術を有する工場との提携を確約する事を前提としていました。
すると井川は、花岡の会社がバタついている事に目を付け、ある行動に着手し始めます…。
大林と八重子との会話から、明らかに関係に亀裂が生じて来ている事が感じられます。一方であたかもそんな状態を察するかの如く、八重子に目を付ける井川の行動はある意味怖いと思いました。
Round.50 引き抜き工作
井川は八重子を高級レストランに招くと、早速ワインをご馳走し“乾杯…有能な女同士の明るい未来を祝して”と告げ、八重子は何の事か全く理解できませんでした。
次に見るからに高そうな肉400グラムのステーキを八重子にご馳走する井川でしたが、こんなに肉を食べて大丈夫かと八重子は聞きます。それに対し、肉はこれぐらいガツンと食べなければダメだ、また自分は魚と野菜は一切食べず肉しか食べないとも告げます。
そんな食生活だと病気になると言う八重子の言葉を一蹴した井川は続けて、自分の曾祖母は104歳、祖母は82歳だが、彼女達は肉や野菜は一切食べず、肉や赤ワインを好んでいるとの事です。一方で男は皆、早死にしたとの事です。
井川の話を聞いた八重子は、“どういう家系からあんたみたいな人が生まれてきたか、なんとなく想像つくわ。”と言います。
一方で、大林と菅原、そして社員の渡辺は、社内の管理体制について話し合っていました。そこへ花岡が弁当の差し入れを持ってきて、大変だろうが頑張る様に大林達へ告げます。
差し入れの弁当を食べながら、大林は仕事が忙しくて不満はないかと渡辺に聞きますが、彼は会社の上場に関われる事は大きなチャンスなうえ、キャリアにとてもハクが付き転職の時に有利だと答えました。
その頃井川は、自分は八重子を高く評価していると告げたうえで、“将来的に私と組まない?”と話を持ち掛けます。全く乗り気が無い八重子に対し、自分は本気だと井川は言います。
実はある海外ブランドの日本展開を計画中だが、国内での現地生産が条件となっているうえ、高品質の工場との提携が必要で、白羽の矢を立てたのが花岡の工場と八重子だと、井川は言います。
更に、花岡の会社が新興市場に上場する事を聞いていた井川は、“株式買収しちゃえばコトは簡単。あっという間に私達の手に入るわ。”とまで告げたのでした…。
井川の様に、健康に気を遣わなくても長生きする者も多い気がします。そのうえ、“悪い奴程よく眠る”という言葉がある様に、己の欲のままに生きる者が長生きする事が多い様に思われました。
Round.51 ヤエコの寝返り
花岡は、前の月の営業数値を見て売り上げが落ちて減収している事に、動揺を隠し切れませんでした。それを聞いた牧は、上場を目指すうえで減収はあってはならない事だと告げ、数字により厳しくなる様に花岡に言います。
また牧は、証券幹事会社、監査法人が決定されるにあたり、上場の基準は将来の成長性であり、増収増益だけは必ず達成する様に花岡に言い、花岡は約束すると答えます。
花岡との話を終えて部屋から出て来た牧に大林が声を掛け、話したい事があるからいつか時間を作ってくれるかと尋ね、牧はそれを承諾します。
花岡は、大林と売り上げが停滞している事について話していました。売り上げが落ちたのは生産側に問題があり、そこを解決すれば問題ないと大林は言います。
工場で何があったかと聞くと、報告によると商品チェックの停滞なうえ、責任者である八重子の仕事の遅れが影響しているとも、大林は言います。それを聞いた花岡は、工場から八重子を呼ぶ様に大林に言いますが、先に社内にいる佐伯を呼ぶ様に指示を切り替えます。
花岡のもとにきた佐伯は、十日以上前から様子がおかしく、考え込む様になり何か悩みでもあるのではと言います。その“悩み”は何かと花岡は尋ねたが、それは分からないと佐伯は言うが、上場についてどう思うか真剣に聞いてきたとの事です。
その後、八重子も呼んだ花岡は、仕事に遅れが生じた理由について聞きます。八重子は、仕事が遅れた事を謝罪しつつ、“でも大丈夫、解決したから…”と告げ、花岡はそれがどういう事か分かりませんでした。
しかし八重子は、続けて“私…会社の上場、反対の立場に回ることにしたわ。”と告げたのでした…。
八重子の上場反対という心変わりにより、花岡の中での“気候”が急激に変化した様に感じられます。それでも、花岡の逆境に対するエネルギーは更に高まったと思われます。
Round.52 企業下克上
大林は、牧に手を引く様に申し出たのに対し、上場はデメリットばかりでなく、コトと次第では大林が会社のトップに立てるとも、牧は告げます。
もし現実になったら世間は驚き、“ホームレス社長へー奇跡の逆転人生ー”といったタイトルが付いたりするのではと告げる牧に対し、大林は悪い冗談は止める様に言います。
ただ続けて大林は、もし仮にそうなったどうなるか聞くと、牧は“(花岡が)会社を去ることになるでしょう。”と答えます。
一方、事務所で八重子と新規追加や生産について話していた佐伯は、上場に反対している八重子に反対しているのに対し、自分はどうしたらいいか尋ねます。
すると八重子は、「賛成か反対か、自分で決めなさいよ。私はとにかく反対の立場を貫く、ただそれだけ」と答え、佐伯を更に困惑させたのでした。
牧は簡単な筋書きによりトップの交替が実行できると言ったのに対し、大林は法的に正当性があったとしてもそれは裏切りや反乱ではないかと告げます。
牧は、それは誤解だと反論し、上場する事は創業社長の個人商店ではなくなり、株主や従業員、取引先、社会全体の共有財産になる事だと告げました。
そして、それは謂わば“一介の戦国大名が天下統一を目指すと宣言する”事だとも言い、統一を目指す為に配下の大名や民衆が不可欠であり、取りまとめに失敗すれば即時に“下克上”が始まるとの事です。
もし主従の逆転があっても、それが“神の導き”であり、企業においても創業者が排除されても、それが「運命」だと牧は言います。
そう話す牧に対し、大林は腹の底で何か企んでいるか聞くと、牧はそれを否定し自分は株式公開の真の姿を申し出るまでだと答えます。
後日、大林は渡辺に、何度も監査法人提出用の決算書をチェックさせたりと、上場に前向きになっている様子でした。そんな彼の行動を、日高や菅原達が不思議そうに見ていました。
花岡も同じく、大林が上場に積極的になった事に少し驚きつつも、“俺はお前ら(八重子や大林の事)が思ってるほど、簡単に寝首掻かれるような間抜けじゃねぇ。”と思い、花岡の上場に対する意気込みは更に高まりました。
そんな花岡のもとへ、再び井川が訪ねて来ます…。
大林はまんまと牧の巧みな口車に乗せられてしまったかの様に感じられました。そして、それまでとは想像もつかない行動に出る様になったので、言葉の力は怖いと思いました。
Round.53 井川の目論見
新規出店の準備を進めていた花岡のもとへ、井川がやって来て、株式公開についても口を挟んで来ます。そんな井川に対し、花岡は何かちょっかいを仕掛けて来るのではと嫌な予感を持っていました。
また、帰り際に井川は花岡の会社の工場を見学させて欲しいと告げます。最先端と評判のモデルを一度伺って勉強したいと言う井川に対し、花岡は怪しく思いつつ了承します。
高野は、花岡の会社について調べたと同時に絶賛していました。“年商約45億、海外店舗を含め35店、平均1店あたり年間1億3千万”等と上げられたデータを見るなか、井川は花岡の会社がここまで成長できた要因を聞きます。
花岡達の強みは、“ワンアイテムの単品商売”(コストを最小限に抑えた商品管理の簡素化や在庫調整)や“年代・性別フルライン構成”(主にキッズ・ファミリー層は好調)等だと高野は言います。
温暖化の影響もあり、Tシャツは年中の定番アイテムとなり、購買意欲はより高まると予想されるとも高野は言い、“この状況は、まさに花岡社長…広大なお花畑をひとりで刈り取ってるようなものです。”と告げました。
それを聞いた井川は、“だったらいただくまでか。まるまると太らせて、あとでじっくりと味わうとするわ。”と話し、高野は動揺します。会社を買収する事は簡単ではないと言う高野の言葉を押し退け、「サル(花岡の事)...一日も早く上場しなさい。そして私の生贄になるのよ。」と告げたのでした。
また佐伯は、八重子が井川と密かに会っている事を、花岡に伝えます。それを聞いた花岡は、八重子のうしろで糸を操っていたのは井川だと確信します。
花岡は、八重子が井川から会社を買収すると言われ慌てたものと捉えます。自分に責任が及ぶのを恐れて、買収されたら井川の方につけばいいという八重子の心理をみて、“ヤエコ…技術はあるが、本質はアホだ。”と花岡は思ったのでした。
後日、牧から八重子はどうするつもりだと尋ねられた花岡がだした答えは…。
井川は何か、この作品では周りを顧みずに自身の欲望に走るうえ、何人かを影で操っている、分かりやすい“悪役”の様に思えます。逆に井川の様な存在がいる事により、花岡が強くなっている様にも感じられます。
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