先日、友達の投資家とマンガ談議になって、オススメのマンガは何?って話で教えてもらったのが『インベスターZ(ゼット)』。
『ドラゴン桜』や『マネーの拳』などで有名な三田紀房さんの完結済みマンガです。
ちなみに『インベスターZ』ですが、2018年7月からテレビ東京系にてドラマ25枠にて、毎週土曜0:52 - 1:23(金曜深夜)ドラマ化放送もされています。
(堀江貴文さんや著名な社長たちが実名出演をしているとのことで話題になっています。)
私も漫画は結構好きで、チョコチョコ買っては読んでいるのですが、実はこの三田紀房さんの絵のタッチが苦手で、ずっと食わず嫌いをしてました。
ただ、勧めてもらって読まないのもなんなので、たまたま無料の電子書籍があり読んでみたところ、これはちょっとヤバいなと。
これから投資を始める方や、副業・独立を考えているサラリーマンの方にはぜひ読んでもらいたいですね。
インベスターZのあらすじやネタバレ
お金って何だ? 創立130年の超進学校・道塾学園に、トップで合格した財前孝史。入学式当日に、財前に明かされた学園の秘密。各学年成績トップ6人のみが参加する「投資部」が存在するのだ。彼らの使命は3000億を運用し、8%以上の利回りを生み出すこと。それゆえ日本最高水準の教育設備を誇る道塾学園は学費が無料だった! 「この世で一番エキサイティングなゲーム 人間の血が最も沸き返る究極の勝負…… それは金、投資だよ」
中学生、高校生が3000億を運用するって…まぁ、漫画なんでツッコミどころ満載だっていえば満載だし、途中で明治時代にタイムスリップするとかいったブッ飛んだ話が出てきたりするのですが、非常に面白いです。
冒頭で話したように、三田紀房さんの絵柄が好きではないので読んでいなかったのですが、3巻ほど無料だったので試し読みをしたらガッツリハマりました。
3000億といった大規模の運用額なので、一般的な投資には役に立たないのでは?と思われるかもしれないですが、女子高生たちが10万円から投資をする話も随所に出てきており、構成がしっかりしています。
読者はサクサクっとFX・株・不動産・保険・金などの投資の歴史を学びながら、個人ではどのように投資をすればよいのか?ということが理解できるようになっています。
日本の教育は投資なんてほとんど教えないので、投資は個人で勉強しなければなりません。
ただ、何から勉強すれば良いのかわからなかったり、専門書とかを読んでも難しかったりするので、手っ取り早く投資について学びたいのであれば『インベスターZ』はマジでオススメですね。
また、物語の中に出てくる実在の投資家のストーリーや、巻末の投資家へのインタビューがかなり面白いです。
インベスターZには名言が豊富
お金について学ぶことができる『インベスターZ』には、実在の人物が登場しており、そしてその方たちの名言がハンパないですね。
『成功って実はものすごく簡単…やればいいだけのこと。』
『世の中やらないヤツがいかに多いかってこと。』
『本当の自由はお金でしか手に入れられない。』
『とにかくさ…カネをため込むヤツはみんなバカ!「貯金は美徳」だと思い込んでるだけのただの思考停止!』
『美人の隣に座れるのは、美人に告白をした男だけだ…。』
『労働者とはたとえばラットレースのラット!エサをつるされてカラカラと同じところを一生かけ続けている!』
『ビジネスに一番大事なものは行動力。アイデアなんてなんの価値もない。』
『商売は競争してはいけない…』
著名人の放つ言葉は非常に重く感じれますね。
まとめ
結局、『インベスターZ』3巻ほど無料試し読みをして、その場で全巻一括購入してしまいましたが、セール中ということもあって21巻全巻でも1200円という破格!
ドラマが放送されているからのセールなのかちょっとわからないですが、1冊5円とか10円とかでも販売しているので、興味のある方は手に取ってみるといいです。
こういう漫画は本当に小中高と一般教育で教えていかないとダメだよなと思います。
このままいくと日本の将来は貧困しかないと作者の三田紀房さんは漫画内で警鐘を鳴らしています。
自由になるためにはお金が必要。そして本当のお金を得るためには投資家になる必要があるわけです。