第2巻は、決勝進出の為のリングを二つ貰えるがリスクが伴う「マイルド」のレベルである「ジャックルーム」の中へ零が入り、部屋の主であるジャックと危険な大勝負が行われようとしていました。その後も、ユウキやヒロシ達と共に命を懸けたゲームに挑んでいきます…。
漫画『賭博覇王伝 零』2巻には第6話~第13話までが収録されています。
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漫画『賭博覇王伝 零』1巻ネタバレや感想など|詐欺グループに拉致監禁⁉
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目次
第6話 指切り
「ジャックルーム」の中へ入った零の目に留まったのは、ここでのゲームに挑戦し敗北した挙げ句、指を切られた男の姿でした。
男は部屋から出て行くと同時に、目の前で座っていた部屋の主である老人・ジャックが声を掛け、この部屋でのギャンブルに勝てば2つリングを獲得できると告げます。
しかしそれだけリスクは大きいと言い、部下の男が器具(手を置き奥の穴にそれぞれ5本の指を入れる)を出すと、穴の中から先程切られた男の指が出てます。
零は思わず下を向きますが、ジャックは“ダメダメッ…!今さら後悔したところでダメッ!”と言い、一度部屋へ入った以上はゲームに挑戦してもらうと告げます。
更にジャックは背後の棚に目をやり、零にも見る様に仕向けます。その棚の中には、これまでの挑戦者の“指”が一本ずつ瓶に入れられ飾られていました。
それを見ながらジャックは笑い、自分はこれまでの勝負で負けたのは僅か一回だけだと言い、右手の切られた小指を見せ、“神の眼…!真実を見抜く神の眼を持っとるからの…儂(わし)は…!”と豪語しました。
また零は、先程からずっとジャックが顔を左片面しか向けていない事が気になっており、正面を向ける様に言言います。
するとジャックは零に軽く謝罪し、正面を向き“苦手なんじゃ…正面が…!言うなら…コンプレックス…!”と言いつつ長い髪で隠していた右の片面の顔を見せます。
ジャックの顔をひどくただれており、子供の頃に色々あってこの様になったと告げ、零も思わず謝罪し、老人はこれから“きつい勝負”になるから遠慮は不要だと告げ部下に用意を行うよう指示します。
用意されたのは、指入れ台・ガード(鉄板)・ノミの3点であり、守備側が指入れ台を入れ、五本の指の中から狙われそうな指を四本選び、指入れ台の指を入れる穴の中に鉄板を入れガードします。
そして攻撃側が、守備側の鉄板でガードしていない指を見抜いてノミで突いたら、攻撃側の勝ちとなり、外して鉄板を突いてしまったら負けとなります。
ルーレットで先行攻撃を決め、第一戦はジャックが最初の攻撃となります。零は親指・人差し指・中指・小指の方に鉄板を入れた手に指入れ台を構え、勝負が開始されようとしていました…。
ジャックが零に言ったが如く、一度踏み入れたらもう引き下がれないというのは、危ない世界の“掟”の様な感じですが、何故かそういうものは魅力的に感じてしまうのでタチが悪いなと思いました。危険を伴う事はジャックの顔が物語っている様な感じでした。
第7話 非日常
ジャックは、零が中指か薬指に鉄板が入っていないであろうと見抜き(実際は薬指)、“もらった…!”とノミを構えます。“タンッ!”と叩く大きな音がするも、ノミは“寸止め”で、大きな音はジャックはもう片方の手で机を叩いた音でした。
零はおちょくるなと憤慨するも、ジャックはおちょくってはいない、これがこのギャンブルの“常道”で、ノミを持つ者の権利は絶対と言います。
またジャックは、今行った“寸止めフェイク”による反応で“当たり”か“外れ”かが分かり、零が中指か薬指に対し鉄板を入れていないと思っていました。しかし、零の反応が鈍かった(指を切られる者の反応ではない)為、ジャックは別の指(親指、人差し指、小指)と考え出します。
その様子を見ていた部下が、零を密かに称賛します。
何故なら、零が鉄板を付けていなかった薬指へジャックが“寸止めフェイク”を行ったのに対し、それを零が“ポーカーフェイス(感情を顔に出さず、表情を変えない)”で済ませ、更にジャックが狙いを別の指へ変える言動や行動を示したのに対し、“ホッとした”素振りを見せなかったからです。ジャックは思わず出る“安堵”の瞬間を狙っている、人の心の匂いを嗅ぐ“ヘビ”でした。
ジャックは、“恐怖と楽観…本能と諦観…この指切りギャンブルは、その両者の狭間で揺れる…心をゲーム”と告げます。そしてジャックは零の心理と鉄板が無い指を推測した末に、ノミを振るいます…。
零の様に、思わぬ事態があった時の“ポーカーフェイス”を行うのは中々難しいのではないでしょうか。ついつい感情的になりやすい事もあったりしやすいので、冷静を維持し続し続けるのは難しいのかなと思いました。
第8話 神の眼
不覚にもジャックは、零の(鉄板の入っていない)指を外し、攻守交代し、零が打撃の番となりました。台に置いたジャックの手に零はノミを構え振り上げた…と思いきや、何故か零は取っ手の方でジャックの中指に振り降ろします。
何の真似だとジャックが問うと、零は“指切り”といった悪趣味に付き合うつもりはない、“指”を当てる事ができればそれで十分だと答えます。
するとジャックは“甘ったるいことを…!反吐が出る…!貴様みたいな男!半端者っ…!虫酸が走るわっ糞ガキッ!”と罵り、零もまた“あんたみたいな爺…大嫌いだよ…!”と告げます。
続けて零は“当たり”か“外れ”かジャックに尋ね、ジャックは台の向きを変えます。そして“外れだ…!”と告げ、台の中からは5枚の鉄板(全ての指をガード)が出て来て、零を驚かせます。
確かに全ての指をガードすれば100%安全ですが、その分零と比べて鉄板の消費の数が多く、次の勝負へ不利にもなる事も確かでした。
そんな状況のなかで、第二回戦が行われ、守備がジャックで、零はジャックの鉄板は(先程の勝負で5枚使用しており)限られていると見て、必ず当てると胸中で呟き、ノミを振りかざします。
ところが、またもジャックは5枚の鉄板を使用し、結果は“外れ”でした。
次に零が守備側となり台に手を置き、ジャックは“見抜いてやるっ…!見抜いてやるぞっ…!”と不敵な笑みを浮かべます。更にジャックは顔の右半分の長い髪の裏に、密かに赤外線カメラを取り付けており、零の指に取り付けてある鉄板を見抜きます。
そして、既に“勝利”をものにしたかの如く、ノミを振り上げます…。
ジャックは零と比べて全く対照的で、言いたい事を感情のままに言いまくるので、零もジャックも現代人とは対照的なので、ある意味羨ましいのかもしれません。堂々と反則を使う図々しさも中々普通の人だったらできない様に思えました。
第9話 秘策
ジャックがノミを振り降ろした零の人差し指ですが、結果は鉄板が入っており“外れ”でした。この結果に焦りの表情を見せるジャックに対し、突然零が頭突きを食らわせます。
また零は身を乗り出して、ジャックに右片面の顔を見せる様に言います。ジャックの右目の奥には小型カメラ、ジャックの席の奥には赤外線カメラのスクリーンがありました。
零は“イカサマだっ!”と憤慨し、ジャックの左手を取り強く握ります。ジャックは痛がる素振りを見せるも、嘘をつくなと零は言い、完全に義手である事も見抜いていました。
“攻・守共にイカサマ!Wでイカサマ…!何だ?これは…!許されるのか…?こんな事…!”と怒る零のもとへ、部下の男が拍手をしながら、“素晴らしい…!よくぞ見破った…!正解っ…!”と言います。
続けて男は、このギャンブルはこの仕掛け(指切り)を見抜けるかどうかを試す“試験”で、零は見事クリアし“合格”だと告げます。
更に男は、そこからこのギャンブル及び仕掛けの“答え合わせ”を行うと言います…。
ジャックが行った様な、巧みなイカサマや詐欺を見抜く事は難しい反面、これからの現代社会には案外必要なのかもしれません。今は情報量が多すぎて何を信じたら分からない感じににもなってしまっているので…。
第10話 過去
ジャックとの“指切り”勝負に勝利した零は、部下の男からリングを渡されますが、リングは一つのみでした。
「ジャックルーム」では勝てばリングは二つ貰えるのではなかったのかと零は文句を言いますが、男は二つのリング授与は“完璧な正解”をした者のみに与えられると告げます。
ここでの“満点(完璧な正解)”というのは、勝負を行う前にジャックの行動を見抜き、彼の顔や指に触れ、戦わずに勝利を得るという事だと言います。
しかし零はそのままゲームのルールに従い台に指を出したうえ、ジャックの顔に圧倒され“顔に触れる事を配慮し避けた”事が甘いと男から指摘され指摘されます。
零は男からリングを取り上げ、納得がいかないながらも“分かったよ…!肝に銘じよう…!”と言い部屋を去ろうとします。
男はまた、部屋であった事は一切喋らない様に告げ、もしそれを破れば失格となりドリームキングダムから退場してもらうと告げました。
外へ出ると、ユウキとヒロシが待っており結果はどうだったかと尋ねる彼等に対し、手に入れた一つのリングを見せ、驚きと喜びの反応を見せます。
それに便乗するかの如く、ジャックルームへ入ろうとするヒロシを直ぐに零が止め、ここはやめとけと言います。
場所を変えてベンチに座り、零は(喋ったら失格となる為)内容は言えないが、ジャックルームはろくでもない部屋だとヒロシ達に伝えます。
もう少しましな「マイルド」の部屋を探そうと言い出した零に対し、ヒロシはランクが同じだったらどの部屋も同じではないかと聞くと、零は口を閉ざします。
するとヒロシは立ち上がり、それよりもレベルの低い「ジュニア」や「セーフティー」へ行き、長蛇の列の中でもここでずっと座り込んでいるよりはいいのではないかと告げます。
それに対し、“その行動は、今じゃない…!”と零は答えます。
納得のいかないヒロシに対し、「ジュニア」や「セーフティー」はいずれも今は行列ができてしまっているが、もう少し待てば必ず空くと、零は言います。
ここで列の中で待っても時間は過ぎて行って、リングが0や一つだけの者は、一つだけしか取れない「ジュニア」や「セーフティー」で待つ意味が無くなり、予選通過の三つに届かないと零は指摘します。
だから今は、多少危険でも「マイルド」でのリング二つ取りに賭けるべきではないかと零は言います。
その時、“宇海っ…!お前、宇海零だろ?”と、一人の男が声を掛けてきます
ヒロシの行動を見ると、焦る気持ちも分からなくもなく、何もできなくてただ時間が過ぎていくのが嫌な事がある時があります。けれども零が言った様に待つ事も大事な時もあるのかなと感じました。
第11話 奇妙
零はかつての中学の同級生・山口から組まないかという誘いを断った後、目の前に一石の馬車が止まります。そして、三人で協力して謎を解く「マイルド」ゲームに挑戦しないかと聞き、零やユウキ達はその誘いに乗り、馬車に乗り込みます。
馬車から降りると、天幕に覆われた見知らぬ空間であり、零達は5メートル程ある廊下を歩き、一つのドアに辿り着きます。そこから入ると、中は七、八畳分の広さである三角の形をした奇妙な部屋でした。
そして、入り口と向かいの壁にも続く様にドアがあり、このもう一つのドアを零達は開けて、奥の部屋へ入ります。
するとまたも三角の部屋でしたが、奥の方に案内人の男が座っており、“ようこそ、迷宮のトライアングルルームに…!”と言い、男は勝負の前に取り出したサイコロを振る様に告げます。
零達三人は言われるがまま、サイコロを振ります。その結果、ヒロシが一番少ない数である「2」を出し、彼は男から黒い柱がある場所へ案内されます。そして指定された場所にとまると、手足を鎖の付いた輪でとめられます。
焦るヒロシやその場にいた零やユウキ達を尻目に、男は後にギャンブルについて説明があるから暫く待てと言い、その場を去ります。
10分が経過し、部屋のスピーカーから説明が放送され始めます。零達の他にも、先程零が会った山口が率いるグループや、末崎ら詐欺グループらもこのゲームに参加し、それぞれ別の部屋にいました。
“三人のうち二人が自由で一人が拘束されている”という全てのチーム同条件が、先ず放送で伝えられましたが、次に予想だにしないルール設定が説明されました…。
この回の後半を見ると、貰える“報酬”が大きい程にそのリスクが大きい事が分かりますが、それにあえて挑戦をしていく零達の精神は強いのかもしれません。普通は、先の事を考えてついつい後退りしてしまう事が多いですので…。
第12話 問い
チームから一人ずつ選ばれた者(零達からはヒロシ)に筒状の水槽が被せられ、25分以内に“問題”に答えられなければ、水槽に注水された水が顔まで浸かってしまうとの事です。そして、各部屋に“問い”の内容がポストに投函され、ギャンブルを開始すると告げられます。
零達はポストを開き、紙を開きます。そこには“部屋は全て同じ。君達は何…?”と書いてあり、零とユウキは唖然とします。それは他の部屋の者達も同じでした。
スピーカーからは、解釈は“自由”だが、続けて“問い”の“答え候補”を投函すると告げ、零はポストから紙を取り出します。
そこには、“解答候補”として1から50までの数と様々な名詞が書かれていました。制限時間内に正解に辿り着いたら、奥の部屋のタッチパネルに正解と思う番号を入力・送信すればいいと言ってきます。
そして正解なら注水される水は止まり、正解したチーム一人ずつ(三人)に贈呈されるとの事です。まもなく“始めっ…!”という合図が告げられ、始まりのサイレンが鳴ります。
制限時間は“30分”ですが、“25分”経つ時点で“人間柱時計”が上まで浸かると同時に“終焉”のサイレンが鳴るとも告げられます。
始まりのサイレンと同時に各部屋の水槽に注水され、命を懸けた“ギャンブル”が始まりました…。
制限時間は30分ながらも、25分の間に水槽の水が浸かってしまいますので、とことん参加者を追い詰めている事が分かり、一攫千金を手にするならそれだけ命が掛かっている事が分かります。それを考えると、お金は魔物だなと思いました。
第13話 三角
在全無量が監視カメラで、零達や各部屋の者達がゲームに苦しむ姿を見て楽しんでいました。そうしたなか、零は部屋の謎を解く“突破口”を見つけたと言い、それは部屋の片隅の床に書かれていた謎の暗号でした。
零は他の場所にもあるか確認し始め、その暗号は別のチームの部屋でも見つけられ、末崎の弟分・板倉達も暗号の存在に気付きました。
水槽に閉じ込められていた末崎はその暗号を見せてくれと言い、もう一人の弟分が紙に書いて見せました。それは「A」と「O」に似た暗号であり、続けて末崎は“解答候補”を見せろと言い、弟分が見せます。
末崎はその中から“30番・海”を選び、“AO(あお)=海”ではないかと捉えます。それに対し、板倉は“違うなそれ…多分…、却下…!”とあっさり一蹴します。
その頃、零は“ピーンときた…!”と言い、暗号は“角度”であり、角度を表す文字の変形だと考えます。更に零は、ある事が閃きます…。
正直なところ、自分もてっきりこの暗号は何かの「文字」ではないかと思いましたが、まったくの予想外でしたので、ちょっと恥ずかしかったです。このゲームは単にチャレンジ精神や意気込みだけでは乗り切れない事が伺えます。
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