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漫画『マネーの拳』11巻ネタバレや感想など|会社が分割…?

第11巻は、「T-BOX」における井川が強引に進めようとする“改革案”に佐伯が真っ向から反対し、井川と激しく対立します。その状態が収まらないなか、花岡が突然、海外出張へ出向きます。その取引先相手は、サンデーキャピタルでした…。

 

漫画『マネーの拳』11巻にはRounsd90~Round98までが収録されています。

10巻ネタバレ
漫画『マネーの拳』10巻ネタバレや感想など|ケンの敗北宣言!?

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Round.90 ケンの組織論

佐伯だけが、井川に真っ向から楯突きました。井川の方も自分の命令に従えないなら商品企画から外れてもらう、改革は断行すると自身の考えを断固として変えませんでした。

言い争いを続ける佐伯と井川に対し、周りの女性社員がどうにか二人を抑え、その場は収まります。その間、傍にいた大林は何も言えずに、ただ立ち尽くすのみでした。

 

その頃、社長室にて花岡は、高野がリストアップした四人の写真を見ていました。高野は、花岡から“いかにも信用できそうなヤツ”という要望に応えられるかどうか気掛かりと告げます。

それに対し花岡は、“そこにこだわってるワケじゃねえ…要は誰でもいい、そういうことだ。”と答えます。また花岡は、何故井川について「T-BOX」に来たのかと尋ね、高野は花岡の経営姿勢に興味を持ち、会社の発展と成長に努力すると話します。

 

しかし花岡は、“信用できねえな…全部嘘っぱちに聞こえる。”と、高野の言葉をはね除ける様な事を告げます。ただ、それでいいと話し、自分は社員を誰一人信用していないと告げます。

“無能な経営者”は信用できそうな人間を欲しがり、社員も経営者の信用を得ようとする一方、経営者にしか向かなくなると花岡は言います。

 

そして“信用できそうな社員”が会社を腐らせると話します。この会社では社員を“檻の中で飼われて、エサを食ってるだけの犬っコロ野郎”ではなく、“狡猾な狼の集団”にしたいと告げます。“社長から信用されていない。”事を誇りに思う様に話し、高野は聞き入れたのでした。

その後、花岡は海外出張へ向かうも、その間に井川はデザイン料の削減等といった新しい方針を打ち出し、更に社員達を苦しめるのでした…。

 

“長い物には巻かれろ”という言葉があるものの、佐伯の様に井川が社員を巻き込む様な“流れ”に異議を唱えたというのはかなり大きなエネルギーであると思えました。一方で、大林は自分の考えを持ちつつも保護的な感じに見え、彼の状態を見ながら現実はこんなもんかな、行動に出すのは殆どないのかなと思いました。

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Round.91 破壊or革命

佐伯のもとに高野がやって来て、井川については何でも相談すると告げます。しかし、一ツ橋商事側の高野がその様な事を話す事に、佐伯は益々怪しむのでした。

佐伯や高野の様子を見ながら、大林は不安を抱いていました。高野が会社内に溶け込もうとしており、自分の影響力が下がって来ている事を感じていた大林でした。とはいえ対抗する力はなく、“もう面倒臭え…このまま社内で隠居しちゃおうかな…”と思っていたのでした。

 

一方佐伯は、一ツ橋商事は「T-BOX」をどうするつもりなのかと高野に聞きます。「T-BOX」をいずれ買収して一ツ橋グループに入れたいのではという問いに対し、“いずれはそうしたい”と高野は意気揚々と答える一方、そうなるとは限らないとも告げます。

また、買収は一ツ橋側が株式の過半数を抑えないと成立しないうえ、大株主は花岡で、他の株主も今の経営を支持している以上は、買収できる状態ではないと高野は言います。

 

それでも、佐伯は買収したいと思っている人達とは仕事できないと話すのに対し、“この会社で世界のトップに立ちたいと思わないんですか?”と高野は言います。

今の「T-BOX」はあくまで花岡による“個人商店”に過ぎず、いずれは事業の成長に行き詰まると話します。高野の話に対し、買収への不安を抱えてたり、心に大きな痛手を負った者の事を考える様にと返答し、佐伯はその場を後にします。

 

仕事をする大林のもとへ、ニューヨークに出張中の花岡からコピーしてファックスする様にという資料が渡されます。その送り主がサンデーキャピタルであり、大林は驚きます。

花岡がサンデーキャピタルとの接触があるのではとみた大林は、これは早々と“隠居”している場合ではないと考えます。

またその日の夜、退社しようとしていた佐伯は、大量の資料を前に、デスクで仕事を行う井川と遭遇します…。

 

社内で“隠居”しようと思ったら、再び自身の闘志を燃やす事から大林は結構お調子者なのかなと感じられました。逆に、井川は目的を果たすために周りを蹴落としてでも自身の信念を貫き通している事が伺えます。

 

Round.92 上司と部下の板挟み

佐伯が会社に戻ると、女性社員の山本が泣いており、他の社員達によると井川が山本に無理な仕事を押しつけて、間に合わないと彼女が言うと、井川が“無能”だと告げたとの事です。

皆で井川に抗議しようとする社員達に、ここは落ち着こうと話す佐伯でしたが、だったら“自分達の代表”として井川に要求する彼女達でした。いつの間にか、社員達の“代表”になってしまった事に焦りを感じた佐伯でした。

 

一方、大林は高野を一人呼び、花岡がニューヨークでサンデーキャピタルと会ってた事を話し、それを聞いた高野は初耳だと言い驚きます。

サンデーキャピタル、一ツ橋商事、そして花岡との三者で今後の“台本”を作っているかと大林は思っていたと告げたのに対し、そんな事は有り得ない、信頼関係があり一ツ橋商事抜きでは事は決められないと高野は言います。

 

ただ高野は、花岡がサンデーキャピタルと接触する目的として資金調達以外は考えられないとも話し、それは「T-BOX」を一気に拡大させる事であり、“T-BOXの世界進出!世界制覇です”と言います。

それを聞いた大林は、何か面白い事が起こると思いきや、いきなり“世界”と来たので、そんな“面倒くさい”事に付き合いたくないと思ったのでした。

 

その夜、佐伯は工場で仕事をしている八重子のもとに向かいます。今の工場は次の月に取り壊され、取手に全面移転するとの事で、八重子も佐伯も寂しそうな表情を浮かべていました。

八重子は、会社創業時は会社を軌道に乗せて、いい商品を作る事だけに必死になれたと話します。しかしその後、商売が当たって売上も上昇したが、会社はすっかり変わったと告げ、“会社が大きくなるって、実は悲しいことなのかもしれないわね…”とつぶやきます。

佐伯は帰り道で一人、八重子の言葉を胸に抱きつつ、「T-BOX」を自分が守らなくては、今の事態を収拾しなくてはと思っていたのでした。

 

翌日、佐伯は、花岡の帰りが3日延期する事を聞かされます。その事に関して大林は、用が有ればメールする様にと言い、井川に対しては彼女の「改革案」に従うしかないとだけ答えるのみでした。大林のあまりの頼りない言動に、憤りを感じた佐伯でした。

その後、佐伯は対談した取引先の業者から、生地代が値下げを受け、驚きます。業者か言うには、「T-BOX」創業当時は値段を高めに設定したものの、井川から厳しい取引を求められたとの事です。

業者は、井川の仕事振りに感服したと話し、今後とも指導頂く様にと佐伯にも告げるのでした。

 

業者と別れた佐伯は一人、オフィスにいました。佐伯は、井川の“改革”が力を上げている事は事実であり、会社を成長させる為には“改革”は避けて通れないと考えます。

井川の“方法論”は正しく会社の“利益”となる一方、周りの社員達は井川の“暴走”が止まってくれる事を願っている様です。佐伯は、“私…(一ツ橋商事と「T-BOX」と)両方から完全に板挟み!”だと思っていました。

そんななか佐伯は、山本ら5人の女性社員達が突然、会社を辞めると言い出します…。

 

面倒臭い事に巻き込まれたくない、トップを目指す様な事はやりたくないという大林の考えは結構、現代人の考えに当てはまりそうな感じだと思いました。

ただ、一人で問題を抱えて解決しようとする佐伯の思いも、今の社会に共通するものがある気がします。

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Round.93 高い壁…

井川に対してガツンと言ってくれと話す山本ら女性社員に対し、言いたいことがあれば自分の口から言い、人に押し付けずに自分でやる様に佐伯は答えます。この一言により、佐伯は社員達の間に“高い壁や溝”ができてしまったのを感じたのでした。

そこへ海外出張から帰って来た花岡が現れ、社員達は井川のあまりの酷い仕打ちに抗議をしていた事を彼に話します。佐伯もまた、井川の“改革案”を認めている理由について教えて欲しい、また何故「T-BOX」に井川を迎えたのかと尋ねます。

それに対し花岡は、井川は確かに“最悪”であり、自分の目的の為なら手段を択ばないと言います。そんな周囲が嫌う様な人間を会社の一員として加え、重要な仕事を任せる理由は“利用価値があるから。”だと話します。

 

“仕事をさせる事により利益を出し儲かるから。”という理由で、井川を「T-BOX」に入れたと花岡は言います。

それにより、不快な思いをさせられているうえ、仕事にも支障をきたして会社全体としては逆にマイナスではないかと言う佐伯達に対し、そんなものは一時的に過ぎず、あっという間に解消されると花岡は言います。

 

“すべては数字…結果だよ。”と花岡は言い、井川の計画通りに行い売り上げ、利益を出す様に促します。

そして“さあみんな!こうしてる間も時間の無駄よ。さっさと仕事しなさい!”と井川が一括すると、周りの社員達はそれぞれの場へ戻って行きました。

その後、大林と高野はサンデーキャピタルとはどういった話があったか聞くと、花岡は特に何もないと答えます。海外戦略の立案の為に資金計画は早急に進めないといけないと告げる高野に対し、考えてみると答えるだけの花岡でした。

 

退社しようとした山本らのもとに、佐伯が声を掛けるも、彼女達の反応は冷ややかな感じとなっていました。

佐伯も、山本達が自分に不信感を抱き、一度壊れた人間関係を元に戻せる事ができない事を分かっていました。だったらいっそ、井川と共に会社の“改革”を徹底的に進めた方がいいのではと、佐伯は悩みます。

一方、花岡は、会社を全く新しく作り変えるぐらいの気持ちで行う様に井川達に話します。ヘタしたら自分のモノにするという井川に対し、“なんならそっくりくれてやる”とさえ話す花岡でした。

 

会社を後にした佐伯は、飲食店で八重子と大林達と合流します。佐伯は井川が「T-BOX」に来てからというもの、すっかり社内が混乱している事を話します。

大林も井川により仕事を取られているうえ、高野が一ツ橋商事の人材を動かし、将来的に「T-BOX」が一ツ橋のグループ内に取り組まれるのではとも話します。

「T-BOX」が自分の会社でなくなってしまったとぼやく大林でしたが、そこへ八重子が思いもよらぬ事を口にします…。

 

井川みたいに、“こいつさえいなければいいのに…!”と思う様な人物はどこにでもいるんだなと感じられます。けれども、そういう人物のおかげ(?)で、自分の目的が成り立つ事もあったりするので、分からないものだと思います。

 

Round.94 私達だけの楽園…

塚原は、福沢からのメールを通して、花岡がニューヨークで資金調達を申し入れて来た事を聞き、いよいよ“世界展開”かと花岡本人に言います。また塚原は、日本国内でチマチマやらずに、世界へ出て頂点を取る気で行かなければ、衰退していくと話します。

更に日本人はベンチャー嫌いで若い経営者を毛嫌いしていると塚原は言い、頂点に上がれば必ず下がり、世間からの視線も一層厳しくなり、会社のアラが出れば強い非難を浴びる事となると告げます。

だったら、そうなる前に世界進出し、世界へ軸を移せば国内での興味を失うと言ったのに対し、花岡はそのつもりで計画を進めていると答えます。

 

ただ、花岡にとって気掛かりだったのが社員、特に自分を取り巻く幹部達の事でした。

もし幹部達がついてこれない場合はどうするのかと塚原が聞いたのに対し、“その時は置いていくしかありません。”と花岡は答えます。また花岡は、変化についてこれない者は自ら会社を去っていき、そんな彼等を引き止めはしないと話します。

 

会社にとってかけがえのない存在でもかという問いに対しても“もちろん…”と花岡は言い、“変化を嫌うその時点で、その社員の存在価値はない。もう、なんの魅力もない…”と断言したのでした。

次の時代を背負う時代を育てるだけだという花岡の姿勢に、経営者としては正しい判断だと彼を擁護します。

 

一方で、飲食店にいた八重子は、自分達の会社を作らないかと言い出し、佐伯も大林も戸惑います。会社を作る事なんてできるのかと佐伯は半信半疑でしたが、“できる。十分実現可能だ。”と大林は話します。

また大林は、自分と八重子の株を売り出資金を募ればいいうえ、“生産:八重子、企画:佐伯、営業:大林”と、ノウハウを掴んでいる三人で組めば直ぐに会社を興せると話します。

 

それを聞いた八重子も乗り気になり、“あんな会社さっさと辞めて…私達の会社!あの頃のように気の合う仲間と楽しく仕事をしていた…やりたいことを自由にできる、私達だけの楽園を作ろうよ!”と話し、佐伯にも一緒にやってくれる様に強引に促します。

佐伯が結論を出さないまま、大林と八重子は“打倒T-BOX”の乾杯盃を交わすのでした。

 

翌日、佐伯は会社を作ろうという八重子らの言葉が心残りとなり、仕事が手に付きませんでした。

一方、しっかりと結果を出す井川の「改革案」が社内でも評価され、社員達は徐々に井川や高野を慕う様になります。彼等の様子を見て、実力と結果でついていく事を目の当たりにした佐伯でした。

そんななか、佐伯は花岡に社長室へ呼ばれます…。

 

今ある厳しい現状から抜け出したくて、何か衝動的に行動を起こしたくなりそうですが、深呼吸する必要があると感じます。まして大林達の様に、“独立”となると、色々と神経を使う事となりそうです。

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Round.95 マネジメント・バイ・アウト

定期役員会を始める前に花岡は、新規事業スポーツ部門の商品開発技術担当である小島和枝を井川や大林達に紹介する。小島は淡々と挨拶をした後、自身の職場へ戻ります。

また花岡は、スポーツ部門の営業担当を井川にお願いすると告げ、彼女はそれを了承します。それに対し近くにいた八重子が、井川が立場上は社外の人間であり、そんな彼女に重要な事業を任せるのはどうかと待ったをかけます。

そして、営業面は本来の担当役である大林が指揮をとるべきだと話し、ノブや菅原らもその意見に賛同します。

 

すると井川は、“なにをくだらないことにこだわってんの?”と答え、自分が担当した方が成功し大きな利益をもたらす事は分かっているはずだと話します。

会社の発展を第一に考えろと告げる井川に対し、井川の目的は“会社の買収”だから、“会社の発展”という事自体が信用できないとノブは言います。

 

そんなノブの言葉を払いのけるかの如く、会社の発展を第一に考えろという井川に対し、“全く…そのとおりだ!”と花岡は井川に賛同する様な態度を取ります。そして、(スポーツ部門の営業を)担当する以上は絶対成功しろと、念を押す様に井川に告げるのでした。

井川や大林がいなくなった後、ノブはこのままだと会社がバラバラになるのではという懸念を花岡に打ち明けます。すると花岡は、“そん時はそん時だ…”と答えます。

 

仮に八重子が会社を辞めても技術は残り、小島等の新しい人材もいると告げます。それでは八重子に対してあまりにも厳しくないか、経営者はそこまで冷酷なものなのかと聞くノブに対し、全て計算ずくで動いていると花岡は言います。

また花岡は、一本の川”の様なものだとも言い、海へ注ぐ大河となる為には決して一本の流れのままで進む事はできず、途中で様々な支流と合流して川幅を広げていくと話します。

そして偏狭な縄張り主義は必ず企業を滅ぼすとも告げたのでした。

 

大林と八重子は、「T-BOX」からの独立の計画について二人で話しており、特に八重子は今か今と躍起になっていました。

しかし、自ら独立の話を持ち込んだ大林が、八重子に曖昧な返事をしたりとやる気があるのか分からない態度を取り始めていました…。

 

小島という“ライバル”出現で、明らかに八重子の顔つきが変わっているのが、伺えます。そんな八重子と大林が“独立”について話し合っていた様子を高野が見ていた如く、人の「変化」は何気に周りから結構見られているのかなと思います。

 

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Round.96 子会社計画…

井川の会社での“快進撃”は拍車を掛ける一方で、新商品開発プロジェクトを自ら仕切る等して、社員達を引っ張っていっていました。

佐伯も、次の新商品がヒットする事を予感できていましたが、そのプロジェクトリーダーが井川故に複雑な思いを抱いていました。そんななか、佐伯の携帯に大林から、話したい事があるから夜に会えないかというメールが届きます。

 

その夜、オフィスで仕事をする井川のもとへ高野が夜食を届けに来ます。また高野は、会社の将来を左右する様な大きなプロジェクトを、会社の“敵”だった井川に任せた事が凄いと告げます。

それに対し井川は、自分の能力を利用して成功した後に放り出すのではないかと言うも、そうはいかないとも話します。

“そうなる前に、この会社…丸ごといただくわ。”と井川は話し、自分達の本来の“目的”を忘れるなと高野を叱責します。また高野は、大林と八重子の二人がコソコソと“妙な動き”をしていると告げます。

 

一方、大林は佐伯をバーに呼び寄せ、“T-BOXから独立し自分達の会社を作る”方針を、“子会社”で行こうと佐伯に話します。

大林は、いきなり「T-BOX」を出てイチから会社を設立させる事はリスクが大き過ぎると話します。だったら、会社内で独立して自分達の会社を作ればいいのではと話します。

更に大林が話す“独立”の内容は、佐伯を困惑させるものでした…。

 

商売は人柄だけではないという事が、井川の行動及び周りの社員から見てとれますね。成功の為にはある意味、“心を鬼”にする事も必要なのかもしれません。

 

Round.97 会社分割案⁉

井川は、大林と八重子が「T-BOX」から独立しようとしていた事を既に見抜いていましたが、もし自分がその立場だったら同じ考えを持っていたと二人を責める事もしませんでした。

分かった様な口を話すなと言う大林に対し、井川は“わかってるわ。”と答えます。続けて井川は、もし大林達の立場だったら“花岡と取引して子会社を一つもらい、そこで何人か連れて行き新会社(事業内容は新規スポーツブランド)を作る”と話します。

大林と八重子は、自分達が行おうとしていた事をソックリ井川から告げられ、動揺する。

 

また井川は、現時点で“子会社による分離”は考えられないと話し、MBO(マネジメント・バイ・アウト、株を譲り受けて一つの事業部門を独立させる事)で買い取る事も資産的に不可能で、結論からして大林達の独立は“100%不可能”だと告げます。

井川の言葉に、大林は言葉が出ませんでした。だったらキッパリと会社を辞めて新会社を作ればいいと話す八重子に対し、“そんなリスク背負ってやっていけると思ってんの?ビジネスを甘く見るのも大概にしなさい!”と井川は一括します。

ただ井川は、もしその気なら手を貸してもいい、自分が行う“計画”に乗ってみないかと大林達を誘います。一方、花岡は牧と共に福沢のもとを訪れていました。そして花岡は、自身が個人で作成したという“世界進出プラン”を福沢に見せます…。

 

大林や八重子が行おうとしていた事を井川により見抜かれた事から、殆どの人が考える事が同じなのかなと思えました。そして、見抜かれた際の八重子の言動は、冷静さを失っている事が見られます。

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Round.98 仲間の定義

花岡の立てた計画に対し、牧は戸惑いを抱いており、何故わざわざ井川や福沢という、“敵対する相手”と組むのかと聞きます。それに対し花岡は、“(自分の)首を狙っている”から組むのだと話します。

更に花岡が、福沢に(自分を狙う)筋書きを作ったのかと聞く言葉に、こんな話し合いは聞いた事がないと言います。“聞いたことがないから面白い”と告げる花岡に、更に牧は動揺します。

また花岡は、井川や福沢らが寄ってたかって葬り去ろうとしているが、そんな彼等と仕事ができると話します。

 

“リングってのはな、自分を信じているやつしか上がれねえんだよ!”と花岡は言い、自分に勝てる、負ける訳がないと思っていて、己の力を100%信じている者しか組みたいとは思わないとも告げます。

そしてそれは、“一度戦った相手しか信じない”という事だと花岡は言います。

 

花岡が言う様に、目の前の障害に立ち向かって戦う力があるからこそ、人は生きていけるのかなと思いました。八重子も小島というライバルが現れて、負けるものかと新たな目的を持ち始めたのかなと感じられました。

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