第12巻は、「T-BOX」が新しく発売したスポーツブランドの商品は大ヒットし、同社による快進撃は続きます。その後も花岡は、次なるプロジェクトのリーダーに八重子に任せる等、続々と新しい事に挑戦していきます。その矢先で大林は、会社からの“独立”を告げます…。
漫画『マネーの拳』12巻にはRounsd99~Round106+Final Roundまでが収録されています。
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目次
Round.99 大林の旗揚げ⁉
「T-BOX」が発表した新しいスポーツブランドの発売初日で完売となり、その報告を聞いた花岡、井川、社員達は大喜びです。花岡は、会社を“フル操業”して市場にて一気に浸透させる様に社員達に言います。
大林は、スポーツ部門の成功は自分にとっては都合がいいと考え、近くにいる八重子にも話し掛けます。しかし八重子は、話しているヒマがないとだけ答え、花岡のいる部屋に向かいます。
八重子は、以前生産を断然したものの、改良したという試作品を花岡に見せます。すると花岡は、その試作品を量産化する様に指示、全国一斉に売り出そうと言います。
八重子が直ぐに準備に取り掛かると話すと答えた様子を見ていた大林は、彼女が小島への“対抗心”をむき出しにしているのを感じ取っていました。
また花岡は、国内大手繊維メーカー「大東洋紡織」と組み、新しい素材の開発を考えている事を話します。そして、そのプロジェクトリーダーを八重子にやってくれないかと花岡が言い、彼女は驚きます。
その新素材は“着るだけでダイエット効果が出る、夢のTシャツ”であり、こんな“ビッグチャンス”は滅多にないと花岡は言います。すると八重子は、その企画をやる、是非任せてくれと告げます。
続けて花岡は大林に対し、高野と共にニューヨークへ出張に行って欲しいと言います。花岡が言うには、一ツ橋商事ニューヨーク支店の者が店舗物件の交渉をしており、大林に契約をしてきて欲しいとの事です。
そして契約が取れ次第、出店準備に取り掛かる様にと花岡は言ったうえ、海外部門を大林に任せるとも話します。
そんな花岡の指示は大林にとって、“辺境の地”へ追いやろうとしている“島流し”の様に聞こえたのでした。
一方で八重子は、“T-BOX益々盛り上げよ。一緒に頑張ってきた創業当時の仲間じゃない。”と意気揚々と話します。この間まで共に“独立”について話していたのが、急に寝返った彼女を信用できない大林でした。
また大林は、自分達が行う事を花岡によりことごとく読まれているかの様に思い、“一生この人には勝てないのか!”と憤りを感じていました。そして大林は、自身が抱いていた思いを花岡に打ち明けます…。
地位は保障されているはずなのに納得が行かない大林の考えは、多くの現代人が抱いている思いと似ている気がします。組織の規模が大きくなる程に、それぞれの“欲”が高まっていく様ですので、複雑だと思いました。
Round.100 暖簾分け⁉
大林は会社から独立したい事を花岡に打ち明けます。その気まずい雰囲気を感じ取った八重子がその場を後にしようとするも、大林が一緒に話を聞いて欲しいと告げたうえ、役員の“独立”の話に興味を持たないのもどうかと思うと花岡から言われ、渋々そこにとどまる事にしました。
更にそこへ入って来た井川にも、大林が子会社を作り独立したい事を花岡が話すと、彼女は驚きます。
しかし自身の思いを打ち明けた大林に対して、花岡は“子会社など絶対に作らない。独立したいのなら完全に会社を辞めろ。”と話します。そして、退職金として3千万円を与えるから、自分が持ってる株を売り資金にした後、自分の新しい事業を起こす様に大林に言います。
何故“独立”がダメなのかと大林が聞くと、“お前を信用しないからだ。”と花岡は答えます。そして、元々誰も信用しないから、自分の商売は全て自分自身でやると話します。
社長である花岡から信用されていないと分かったら自分達はどうすればいいのかと話す八重子に対し、“信用していると言ってもらえば、それで満足か?”と返答してきた花岡の言葉に思わずハッとします。
花岡は、今の世の中は“信用”という言葉を隠れ蓑にして責任放棄している者が多いと話し、もしこんな奴が自分の会社経営者だったらどうするかと八重子達に聞くと、彼等は言葉を失います。
そんな八重子達に対し、花岡は“俺は誰も信用しない。そのかわり責任は取る!”とキッパリ断言したのでした。
従業員がミスを犯すのは当然であり、思い切って挑戦しての失敗もつきもので、そのリスクもしっかり取ると花岡は言います。また大林が述べた“独立”について述べ、もし会社を幾つもバラしたら大きな挑戦のリスクが取れず、大きな商売もできないと話します。
そのうえで、もしどうしても“独立”してやりたいなら、(退職)金をやるから一人でやれと大林に告げ、部屋を出ていった花岡でした。
大林は実感していました、自身の“完膚なきまでに叩きのめされた…完全なる敗北!”を。
そして八重子も、大林とは組まない、商品作りに専念すると告げ、その場を後にします。また井川は、自分はあくまでも戦い「T-BOX」を丸ごと頂くと告げたと同時に、あんたは“独立”という反旗を翻したからタダで済まないと言い出て行きました。
一人残された大林は、退職金3千万円を手に出ていくか、素直に高野と共にニューヨークへ出張に出向きほとぼりが冷めるのを待つか、選択を迫られる事となりました…。
花岡が言った様に、“信じる”“その通り”という言葉はその場で簡単に言えてしまい、本心を出すのは難しいのかなと感じました。“誰も信じない”という花岡の言葉はネガティブに聞こえますが、いかにも信念を貫き通している様子が伺えました。
Round.101 自分の城‼
花岡は、120億円もするビル一棟をすんなり買い、ノブを驚かせます。更には、ノブにも副社長室を作ってやると告げる等、景気の良い様子を見せる花岡でした。
実際「T-BOX」は、売り上げ1000億を突破し、国内外総店舗数600を越えるといった快進撃を続けていました。
それから一ヶ月後、社内で仕事をする佐伯のもとへ、山本が新商品の広告チェックはまだかと聞いてきます。佐伯は、取締役会がまだ終わらず、花岡達のところで止まっていると話します。
その取締役会では、会社が儲かる事に花岡達が“慣れて”しまっていた様でした。
すると、会社を買えばどうかと言う井川の言葉に対し、“そうだな…どっか買っちまうか。”と答えます。そしてその言葉を、取締役会の“総意”とし決めた花岡でした。
会議後、会社の廊下で八重子とノブは二人で話していました。花岡はビルを直ぐに買ったり、会社を買うと言い出したりして、「T-BOX」が大きくなってから以前より“軽く”なったと、八重子は指摘します。
日高や大林が海外出張に行き、花岡に対等に話せるのはノブしかいないと言います。それに対し、今の「T-BOX」は井川が実権を握っている状態で、自分は中々口に出せないと答えるノブが、やや頼りなく見えた八重子でした。
一方、新幹線で秋田に戻ろうとしたノブに花岡が引き留め、これから客が来ると話します。間もなく福沢がやって来て、花岡は事前に買収できそうな、会社がないか彼に相談していました。
福沢が提示したのは岡山に本社を構えるジーンズメーカーであり、花岡はその会社を買うと告げます…。
大金を手に入れると、お金の価値観などの感覚が分からなくなったりして、“買う”ものを見失いそうですね。けれども花岡が購入するビル、会社等については、全て計算済みなのかなと思いました。
Round.102 買収合戦⁉
花岡は、福沢から提示された大手ジーンズメーカー「ダイムジーンズ」を買うと言います。“決めたら即実行だ。とっとと帰って買収準備始めろ!”という荒っぽい言葉を花岡が言うなか、福沢、井川、そしてノブは部屋を出て行きます。
帰り際、井川は福沢がすんなり買収するとは思えないと彼に言うと、“いろいろと趣向を凝らしてご覧に入れますよ。”と、意味深な言葉を返します。
一ツ橋商事本社にて井川と高野は、久々に顔を合わせた西田から、一ツ橋商事がアパレルメーカー一社を買収する事を告げられます。またその会社が「ダイムジーンズ」である事を聞かされた井川は驚き、思わずその場で声を上げます。
場所を変えて井川は、花岡も「ダイムジーンズ」の買収を検討している事を話します。
福沢が買収の話を持ち掛けて花岡が同意したのだと井川が告げ、それでは「T-BOX」と一ツ橋商事が「ダイムジーンズ」を取り合うのではと、高野は動揺します。
しかし井川は高野に落ち着く様に言い、よく考えたら“買収合戦になったとして…サル(花岡)が一ツ橋に勝てるわけがない”と話し、花岡の事は放っておけばいいと告げます。
それに対し高野が、ジーンズメーカーを買収しようとしている花岡の頭の中には、次なる大きな展開を描いているのではと言います。
井川は、一ツ橋商事の人間としてどっちの立場にあるかわきまえろと高野を一蹴しますが、福沢は花岡が勝負する事を睨み敢えて仕掛けたのではという思いもよぎったのでした。
そして、花岡も新聞を通して一ツ橋商事が「ダイムジーンズ」を買収する事を知り、また彼のもとには井川と福沢が来ていました。
更に花岡の携帯には、買収は即却下する様にというノブからの連絡が来ており、彼は福沢が「ダイムジーンズ」の買収に一ツ橋商事が絡んでいる事を知ったうえで行ったのかと激怒していたとの事です。
それに対し、福沢は“本当に知らなかった”とシラを切る様子です。
井川も、もう“結論”は見えているから買収は取りやめにすべきだ、一ツ橋商事が相手じゃ勝ち目はないと話します。
すると花岡は立ち上がり、自ら購入し着用してみせた「ダイムジーンズ」のジーンズを井川達に見せ、とてもはきやすくていいと言います。
そして、“やろうぜ、買収合戦。面白そうだ。一ツ橋と一戦交えるのも。”と話すのでした…。
花岡の挑戦力は底知れないという事を、この回で伝えられており、そんな“圧倒的な強さ”に周りは惹かれたのかなと思いました。花岡を“バカ殿”と言いつつも、いつの間にか彼の“ビジネスパートナー”となるには時間がかからなかったのかなと感じられました。
Round.103 井川の立ち位置…
「T-BOX」と一ツ橋商事が「ダイムジーンズ」を奪い合う事態となった事に対して、そんな面倒な状態からさっさと退散しようと考えた井川でした。
そして、一ツ橋商事に「戦争」を仕掛けるといったバカな話に付き合ってられないと井川は言い、自分は手を引かせてもらうと告げます。それに対し花岡は気に止めない一方、邪魔だけはするなと話します。
その言葉を聞いた井川は、何も言わず出て行きます。井川がいなくなった後、花岡は買収資金の調達について福沢に話し始めます。
「ダイムジーンズ」をめぐって買収抗争を始めた事が「T-BOX」の社員達にも知り、彼等の不安は高まります。
そこへやって来た井川に対し、今回の買収にて一ツ橋商事と「T-BOX」、どちらの立場なのかハッキリして欲しいと、佐伯が聞きます。
すると井川は、“そんなの…どっちでもないわ。”と答えます。そして、買収の件に関して一切関係ないとも言い、仕事の手を休めない様にと話します。
ノブと八重子は、「ダイムジーンズ」の買収に猛反対します。またノブは、今回の買収は、一ツ橋商事、井川、そして福沢が仕組んだ“ワナ”ではないかと読みます。
福沢や井川が買収の話を花岡に持ち掛け、話に乗った後に資金力の無い事が分かり「T-BOX」が弱体化する事を描いているのではと告げます。
すると花岡は、“なるほど…面白え…”というノブ達にとって信じがたい言葉を話します。
ジーンズメーカーは自分達の専門外であり、リスク冒してまで新しい事をする必要無いと八重子達が話したのに対し、“大丈夫だあ…俺には神様ついてるからよ。楽勝…”と花岡は答えます。
花岡のもとから離れたノブと八重子は、花岡の様子に違和感を覚えていました。花岡がそのうち、とんでもない行動を起こすのではないかという恐怖感を覚えていました。
そんななか佐伯は、買収が成功したらジーンズ事業の本部長をする様にと花岡から命じられます。更に佐伯は、井川に一ツ橋商事を辞めて「T-BOX」へ正式に来てくれないかと話します…。
買収に対して、花岡が余裕を持った不敵な笑顔は、むしろノブ達にますます不安を与えているかの様でしたね。一方で佐伯が井川に近づいて声を掛けたのは、会社の将来も予感していたかの様にも思えました。
Round.104 なせ商売をするのか…
福沢から「ダイムジーンズ」の社長である笠原を紹介された、花岡でした。しかし笠原は、花岡と会うのはここで一度きりであり、事業譲渡は一ツ橋商事へと決めていると話します。
その理由を花岡が尋ねると、“あんたが嫌いだから。”だと答えます。続けて、何故自分の事が嫌いなのかと聞くと、“嫉妬…ただのヒガミだ。”と話します。
笠原は、岡山県にある学生服製造販売会社の跡取りとして生まれます。そして、父親の会社を継いだ5年後にジーンズメーカーに事業転換し、20年かけて現在の規模まで成長させます。
しかし近年は、業績が急速に悪化した事もあり、自社の売却譲渡を決めたとの事です。
一方で、ビジネスでは全くの素人である花岡が事業を始め短期間で成功したのがシャクに障り、見下されている様で面白くないと笠原は言います。
“そんなふうだから、会社ダメにするんだよ。”と笠原をダメ出しし、もとから会社経営に向いていない、従業員も迷惑だと話します。そう告げる花岡に対し、笠原はこれ以上の話し合いは無理だと怒り、その場を立ち去ろうとします。
すると花岡が、商売を始めた目的は何だと聞くと、笠原は言葉を詰まらせます。
更に、“親の会社を潰したくない、地元の人間や親族に認められたい、自分の面子を守りたい”等といった目的ではないのかと花岡が尋ねると、笠原は“ち…違う…”とやや曖昧な返事で答えます。
笠原は、事業に対し“感情で商売している。常に自分の願望を最優先している。”と花岡は捉えて、そんな商売は必ず失敗するとも話します。
だったら“商売の目的”は何だと笠原が聞くと、“人を幸福にするためだ。”と答えます。商品を沢山売り儲けて、従業員に沢山配り、皆を幸せにすると、花岡は言います。
そんなものは“綺麗事”だ、口先だけならなんとでも言えると笠原が告げたのに対し、“口だけでないことを証明してやろう。”と花岡は強気でした。
「T-BOX」のオフィスで仕事する井川のもとへ、高野が神妙な面持ちでやってきます。
そして、高野が一ツ橋商事に辞表を提出した事を聞き、井川は驚きます。「T-BOX」への籍を移し、会社を大きくしたいと高野は話します。
更に高野は、井川も「T-BOX」へ来ないかと誘います…。
花岡に感情的な行動を取った笠原の如く、(今はインターネットもあり)ついつい怒りや嫉妬心にかられる事も度々ある気がします。けれども、これらの感情にかられる事により、前進できずに楽しい事もなくなってしまいそうですね。
Round.105 社長の決断!
「ダイムジーンズ」が「T-BOX」を売却した事は直ぐに話題となり、マスコミでも大きく取り上げられます。
井川と高野は、福沢のもとへ行き、花岡は「ダイムジーンズ」社長である笠原に何を話したのかと聞きます。
その頃、「T-BOX」社内にて従業員達が八重子に、会社はもっと大きくなるのかと期待感を露にします。
八重子は、Tシャツとジーンズは世界共通で愛されるアイテムだから、この二つを制覇すれば最強のブランドになるのではと言います。そしてノブや佐伯も、花岡の行動を評価していました。
また福沢から、花岡が放った一言が決定打となり笠原は「T-BOX」への売却を決めた事を伝えられ、井川達は驚きます。福沢は、この事は絶対に口外しない様にと告げます。
「T-BOX」ジーンズ営業部の準備室が立ち上げられました。新プロジェクトリーダーとなった佐伯のもとへ、八重子がやって来て、佐伯を励まします。
八重子は、会社が大きくなって行く度に周りが離れて行く様で淋しかったが、皆がこうしたいと思えば思うだけ、勝手に大きくなって行くだけだと話します。
そして、会社は夢を食べる“バク”の様だと八重子は言い、“どんどん夢を与えて…どんどん食べてもらわなきゃ。”と言います。それを聞いた佐伯は、思い切ってどんどん“夢”を提案すると答えます。
そんななか、井川のもとへ一ツ橋商事の上部から連絡が入ります。これが、彼女にとっての“転換期”となるのでした…。
井川は花岡と同様に、常にビジネスにおける“覚悟”を決めて行動をしている事が伝わってくる様です。それ故に、一ツ橋商事を退職する際も、上司達にキッチリと“捨て台詞”を述べて去って行ったのかなと思いました。
Round.106 創業者の使命…
「ダイムジーンズ」買収完了後、代表取締役を辞任するという花岡の言葉は、ノブや八重子ら一同に衝撃を与えます。
“恐竜の時代は終わったんだよ。”と花岡は言い、“恐竜”である創業者は強い力で君臨してきたが、時代は多様化していると話します。
時代は流れ、様々な生き物が繁栄し、世界や文明は変わっていく事で、そんな時代に“恐竜”は生きていけないと花岡は言います。
花岡の言葉に八重子達は異議を唱え、社長辞任を取り下げる様に告げます。それに対し花岡は、辞任撤回などしたら笠原との“約束”を破る事となると話します。
花岡は、自分の利益優先で会社経営はせず、会社の為にいつでも身を投げ出す覚悟があると話します。
そして笠原に、買収提案に応じてもらえるなら社長を辞任すると誓い、今更“ウソでした”とは言えないと花岡は言います。
それなら、買収提案を取り下げるべきだ、そもそもジーンズメーカーなんか欲しくないと、ノブ達は説得します。
それでも花岡は自身の考えを曲げず、“撤回はしないし、再考もしない。”と話します。
そしてこの買収の機会を逃したら、「T-BOX」は必ず滅びるとまで話し、多種多様な“種”を蒔く事により“地上の楽園”にできると話します。
花岡は、“どんな犠牲でも払う。たとえ社長の座をなげうってでも…俺はこの会社を守る。”と告げると、一同は皆、沈黙に包まれます。そして、八重子が「T-BOX」の後継者は誰かと尋ねると、花岡は意外な人物を指名します…。
今あるポジションを新しい世代へと受け渡すという、花岡の行動及び時代の見方はしっかりしていると感じられました。常に“居心地の良い”場所には居る事なく、“開拓”する事を求める、正に“リーダーの器”を表しているのかもしれません。
Final Round. 果てしなき戦い…
新生「T-BOX」誕生から2ヶ月後、新しく代表取締役となった井川は、塚原のもとにいました。塚原は、株には一切手をつけず、現状維持のままで将来的にも持ち続けると話します。だから、経営に専念する様に井川に告げます。
また塚原は、花岡からの連絡はあるかと聞くと、全く知らせがないと、ノブは答えます。
花岡は恐らく、マスコミからの目を逃れて海外におり、ほとぼりが覚めたら帰ってくるのではないかとノブは言います。
塚原はそれが一番いい選択だと告げ、今は世界のどこからでも情報が入る時代であり、色々“動く”としても様々な方法があると話します。
“動く”という言葉に“株”が思い浮かんだ井川に対し、塚原は“筆頭株主が全株放出すれば、状況は一変する。くれぐれもヘタな経営はしないことだ。”と言及するのでした。
一年後、井川のもとへ定期株主総会の議案、全て承認の委任状が届きます。また、その委任状の送り先は、トルコのイスタンブールとの事です。
何故そんなところにいるのかと井川は聞くも、高野はその理由は不明だと答えます。花岡が長いこと海外にいる事に対して、事業の意欲を失ってしまったのではないかと高野は口にします。
井川は真っ先にそれを否定し、金に執着が強かった花岡が簡単に商売をやめるはずはなく、“あいつは戻ってくる。”と話します…。
花岡に“終わり”という文字は無い事を表すかの様に締めくくられましたが、ある意味これで良かったのかもしれません。これからも井川をはじめ、周りの者とのやりとりが続きそうだと想像できそうです。
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