金ヶ崎に現れたのは明智光秀であった。明智隊と秀吉隊が、合流した。撤退戦を行うために、必殺戦法を行い、幾度も朝倉軍を撤退させる。
それにより、秀吉隊は金ヶ崎撤退を無事に終了した。その後、返す刀で浅井に戦をする。
その合間に、秀吉とセンゴクは竹中半兵衛の庵を訪ねる。竹中半兵衛は、この庵を出ることを決意する。その時、長比城の主を勧誘した。
その後、長比城を奪り、一緒に佐和山城も奪取も決定的となった。
そして小谷城へ向け、進軍を開始した。
姉川の戦が始まる。
宮下英樹さんの『センゴク』4巻にはVol.30話~Vol.39話までが収録されています。
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両雄激突
金ヶ崎の死地を抜け、明智隊と合流を果たした。明智隊としても単独でこの死地を抜け出すことは困難であった。
何故なら、譜代の家臣である三宅はすでに多くの銃創を受けており、歩くことすら出来なくなっていた。その為、秀吉達が見ている前で光秀により殺される。
殺された者の血を、光秀は顔に塗りかぶいた。明智隊に不信感が秀吉隊に蔓延する。
しかし、秀吉はこの死地を抜け出す為には合流し、行動を共にしないと生き残りないと分かっていた。そこで、センゴクは光秀と同じ様に顔に血を塗り、共に戦おうとする意思を見せる。ここに、秀吉・光秀の混成部隊が結成された。
殺し間
合流し、明智隊は今まで実践してきた殺し間を提案する。これには囮が必要ということで、光秀はセンゴクにその役割を頼む。センゴクも一言でやるとこたえる。
そして、朝倉軍が秀吉・光秀混成部隊に襲い掛かる。
柵を破り、本陣へと突き進む。
本陣には、センゴクが陣太鼓を叩き、奥へと誘い込む。朝倉兵が、本陣奥まで踏み込んで来たと同時に、複数箇所から銃弾が降り注ぎ、朝倉軍の先駆けは全滅した。
殺し間とは明智が得意とした用兵術である。軍団を一ヶ所に集中させ、一点に弾丸を交差させることで敵兵を全滅させることである。
一方、信長は京の都に帰ってきた。そして、そのあと明智・秀吉混成部隊が京都に帰ってきた。
3000人の内、生還者はたったの347人と一割にもみたかなかったが、無事に帰京することが出来た。信長、他の武将も侵攻準備していた矢先、秀吉が合流する。姉川の合戦のスタートである。
織田全軍戦闘開始
センゴクは、秀吉と共に、竹中半兵衛の庵を訪れる。現状、織田軍は、攻めて手が足りず、攻めあぐねていた。攻めるには、浅井軍の竹比城を獲る必要があった。
一方、竹比城を守る堀・樋口の両名は主君より監視にきた先駆けの山崎が工夫の腕を切り捨てる場面に出くわした。山崎に怯えながらも、味方にいるため安心はしていた。
センゴクは庵にいく途中、秀吉の家臣蜂須賀と出会い、一路目指していた。
庵につくと、半兵衛はセンゴクが見違えたことに唖然とする。そして、センゴクから生きるというものを感じていた。それに影響され、秀吉と共に生きようと決断する。
謀略
浅井軍、特に長政は病んでいた。何故なら乾坤一擲の謀反を起こすも失敗した為である。
その中で、戦局は進んでいく。
半兵衛が、浅井の山崎に対し、竹比を守る武将が迷っていると告げた。その換言により、武将を拘束に向かう。半兵衛は、この事を伝え、真意を問う。
掘は、その事を告げられたあと、迷いを吹っ切り、織田につくことを決める。
それを察知した山崎は追いかけるも、間に入ったセンゴクにより追い討ちを諦めた。
その後、信長に謁見し、掘もまた織田家の一員となった。
小谷城焼き討ち
城も手に入り、織田軍は小谷城へ進軍する。
小谷城は、山城の為、一筋縄では落とすことが出来ない。そこで、織田軍は城下町を焼き討ちし、士気の低下を狙った。が、うまくいってはいなかった。
そこで、半兵衛が策を出し、支城を落とし、さらなる士気の低下を狙った。
城を織田軍徳川軍で囲いこんだ。
その頃、浅井軍は、長政の復活により、綿密に作戦が話し合われていた。山崎より、ある作戦が結構されようとしていた。
まとめ
激戦の金ヶ崎撤退から、織田軍が反撃に移るまでの移行期間の話でした。
この巻に、明智光秀、徳川家康など史実に残る武将が多く出てきました。センゴクと深く関わる武将です。
特に家康についてはセンゴクが表舞台に這い上がるのに一役買います。今後もセンゴクと武将の関わり、どのような生きざまをたどっていくのか、また次巻では山崎が出すフクロウの計とは。
そして、やっとセンゴクの見せ場がやってきます。