『ゴールデンカムイ』第5巻は、杉元達が探し求めている金塊の謎が見え隠れする他に、杉元の“相棒”であるアシㇼパの知られざる“秘密”も明かされていきます。
また杉元達が道中で遭遇するあらゆる生物との戦いも見ごたえがあります。
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目次
第39話 ニシン漁と殺人鬼
クジラに引っ張られ海へ落ちた漁師を助けた杉元は、漁師に対し“濡れた服を全部脱いじまえよ”と、冷めた口調で言いました。
その漁師は見られるのが恥ずかしいと言ってきて、杉元は彼が怪しんだと思い、毛布を渡します。
彼は毛布を受け取り隠しながら衣服を脱ぎながら、この毛布から“杉元のあるニオイ”を嗅ぎ取っていたのです。
“人殺しのニオイだ、この人なら残酷に僕を殺してくれるだろうか”と、殺しの快感が再び芽生え始めていました。
この漁師(辺見和雄)の行為は、普通に見たら“変態”ですが、誰でも何かしら“○○フェチ”的なものを持っているのではないでしょうか。
だからといって、彼の様な“欲”は抱いて欲しくないですが…。
第40話 ニシン御殿
アシㇼパが床の下から生首死体を発見した時には既に、杉元達は外に出ていました。
第七師団を見かけた杉元は“見つかったらただじゃすまない”と焦り、同行した漁師はニシン漁の親方の豪邸に隠れようと言って、二人で向かいます。
豪邸に着くと、そこにも第七師団の兵士が二人いましたが、漁師はその二人を温かく歓迎しつつ背後から長包丁で切り刻みました。
その時、奥から“奇遇だな、不死身の杉元”と、(親方と軍の投資話をしていた)鶴見中尉が現れ、親方も彼等に向け機関銃を撃って来ます…。
もはや“八方塞がり”の状態になっている杉元がそれに気づいてない事が、より恐怖を感じさせていると思われます。遠くから狙って来る者、そして目の前にも…という感じで、スピードとスリルが入り交じっている迫力でした。
第41話 煌めく
鶴見中尉や親方らの襲撃から逃げ出し、海岸まで辿り着いた杉元達でした。
しかし安心も束の間、彼等の姿を目撃した白石が“杉元、そいつが(殺人鬼の)辺見和雄だぞ!”と叫びます。
辺見が長包丁で杉元を突き刺す直前に杉元が猟銃で長包丁を退け、ナイフで辺見の腹部を刺します。
“『不死身の杉元』、あなたは死にたいから戦う、僕もあなたの様になりたいから、殺してください。”と血反吐を吐きつつ言う辺見に対し、杉元は“絶対にまだ死ねない”と答えます。
辺見の“その思いが強い程、強く煌めくんです!”の言葉に応える様に、杉元の“とことん一緒に煌めこうか”の言葉と共に二人の激しい格闘戦が繰り広げられます。
その時、岸辺から巨大なシャチが辺見に食いつき海へ投げ出しました…。
ここでの杉元と辺見との“生死をかけた対決”は、演劇的要素がとても感じられました。
まして“(死ねないという思いが)強い程、強く煌めくんです!”という言葉は、辺見の“決め台詞”の様にさえ聞こえました。
第42話 レプンカムイ
シャチにより海中へ引っ張られた辺見を助けに杉元が海へ飛び込むも、既に辺見は息を引き取っていました。その後、応援に来たアシㇼパがシャチの体を刺しました。
ふと振り返ると、船の上で辺見の“入れ墨の皮”を無言で持っている杉元を見て、白石は“こいつが一番おっかねえ”と思ったのでした。
杉元やアシㇼパらが捕らえたシャチを解体し調理した竜田揚げに舌鼓を打っている頃、谷垣はアイヌの子供達と森へ樹皮を取りに行ける程に足が回復していました。
谷垣が小屋に帰ると、そこには予想だにしない人物がいたのです…。
杉元と辺見との対決の途中で、突然辺見がシャチに海へ引っ張られた時に杉元が助ける時の姿に笑えます(細かい描写は割愛します)。
シリアスなストーリーと激しい描写の中で何気にユーモア要素もあり面白いですね。
第43話 シンナキサㇻ
谷垣が小屋に帰ると、第七師団・尾形上等兵と二階堂の二人が待ち構えていました。
谷垣は、自分がアイヌの人々に助けられ、世話になった恩を返すつもりだったと話しました。
それに対し、尾形達は“現状を知らせる事もできたはず。(同行した)玉井伍長を殺したな?”と脅し口調で言うも、谷垣は否定します。
尾形は“見なかった事にするから好きにしろ”と言い、尾形と二階堂の二人は去って行きます。
ただ、尾形達が来る様になった以上、ここにはいられないと感じた谷垣は、その場にいたアシㇼパの祖母達に別れを告げそこを立ち去ろうとします。すると、一発の銃弾が谷垣のこめかみを直撃しました…。
尾形&二階堂の二人に遭遇した時点で、既に戦いが始まっていた様に思われます。谷垣にとってほんの僅かなやすらぎの時も、彼等によって奪われてしまったのかもしれません。
第44話 狙撃
尾形の狙撃をまともにくらった谷垣は、アシㇼパの祖母達の安全を確保しつつ“(第七師団を完全に敵とみなし)戦うしかない!”と、心に決めていたのでした。
その頃、杉元達は辺見と出会ったニシン場から数十キロも離れた別の番屋で酒を交わしていました。そこへ一人の老人が声を掛けて来て“孫と同じくらいじゃ…”と、寝ているアシㇼパを抱きかかえています。
頭から被っていた布から見えた老人の顔を見た白石が青ざめた表情になりました。その老人はアシㇼパの事を聞きつつ、新選組の剣士として戦場を共にした戦友の事を話します。
そして帰り際に、冷や汗をかいていた白石の耳元で“(入れ墨の)複製を作れ”と囁き、去って行きます…。
感想:上の上をいくような行動の掛け合いが垣間見る事ができます、老人(土方歳三)の、杉元や白石らの行動を読み取ったかの様な姿が怖ささえ感じます。
新選組の剣士だっただけに、徹底的に追い詰めようという情念があるのではないでしょうか。
第45話 マタギの谷垣
第七師団と戦う覚悟を決めた谷垣は、アシㇼパが隠しておいた猟師・二瓶鉄三の単発銃を手に出発します。谷垣は、雪道でヒグマの足跡とヒグマにより狩られた一頭の鹿を見つけます。
クマは冬眠から出た後にフキノトウ等を食し、肛門に詰まっている“止め糞”が出るまで、獲物が食べられません。
故にこの鹿の様に雪を被せ、ほぼ毎日様子を伺っている様です。谷垣はそのヒグマの足跡を踏みながら歩いていっては、念入りに足跡を消していきました。
続いて後を追ってきた尾形達が、谷垣の焚火跡と鹿を発見します。二階堂がそこにいて、尾形が隠れて援護する事にしました。
ヒグマについて知る由もない二階堂は一人、焚火をしつつ鹿を見て“谷垣は、この鹿をどうやって仕留めたんだ?”と呟く間もなく、突然一頭の巨大ヒグマが襲いかかります…。
相手を惑わす際に知識や経験が豊かだと有利だという事が、表されていると思います。また、それをいざという時に実践できる事も非常に重要だと感じました。
第46話 刑罰
尾形が、二階堂を襲っているヒグマに銃をぶっ放した後、尾形が遠くにいる谷垣に挑発すると、谷垣が放つ単発銃が尾形の胸中を貫通しました。するとまたも“動くな谷垣”と銃を向けた男が現れます。
その男は同じく第七師団の三島で、彼によると尾形上等兵達は鶴見中尉に居場所は知らされました。
その事を話した直後、三島の頭部を一発の弾丸が直撃します。狙撃したはずの尾形が現われ、谷垣との激しい撃ち合いが始まりました。
一方で、尾形と同様に軍に背いた行動を取ったとして鶴見中尉の“捕らわれの身”となった二階堂は、その場で二階堂の耳をそぎ落とされます。
そして鶴見中尉は切り落とした二階堂の耳を持ち、“造反者は他に誰がいる?”と叫んでいました…。
鶴見の取る行動はもはや軍隊ではなく、自分に半ば強制服従させる“闇組織”ですね。この男についてしまった部下は、“不運”としか言いようがないですね…。
第47話 イトウの花
雪山の道中でオヒョウの木を見つけ、アイヌの衣服のもととなるオヒョウの樹皮を剥いでいこうとアシㇼパが言います。
一人分の衣服になる樹皮を束ねた後、ふと雪の下に福寿草の花が顔を出しているのを発見します。
アシㇼパが言うには、『イトウの花』とアイヌの人達が呼んでいるとの事です。この花が咲く春頃に淡水魚のイトウが現れ、川を上って来る合図との事です。
白石が“イトウも結構美味いらしいな、何とか採れないかな?”と言い出します。その矢先、川岸で二匹のイトウを釣っている男性がいて、違う村に住むアシㇼパの父親の友人・キロランケニㇱパでした。
彼は網を貸すから(イトウを)採ってみたらどうだと言い、白石は面倒ながら川岸へ向かいます。
その時、白石は足を踏み外し、川へ落ちてしまいます。その様子を杉元が平然と見ていましたが、川の中を見ると何と、巨大なイトウが白石を飲み込んでいたのです…。
この時代は、自然環境も豊かだったのか、シャチや巨大魚等、様々な生物に良く巡り合えたのかな?と思いました。多くの発展は豊かさ・便利さと同時に、様々なリスクを伴ったのかもしれません。
第48話 キロランケ
川へ落ち巨大なイトウに飲み込まれそうになった白石でしたが、キロランケニㇱパが川へ飛び込み助けたうえ、巨大イトウも捕獲します。
全員で巨大イトウを捌き、刺身や塩焼きにして楽しむ中、キロランケニㇱパが“不死身の杉元か?”と尋ねます。
杉元は腰元でナイフを構え“鶴見中尉の手下か?”と聞くも、キロランケニㇱパは第七師団の、鶴見中尉とは別の部隊に属し、除隊後は村で生活し一切の関わりを持っていないとの事で、改めて“不死身の杉元、ここで戦争の英雄に出会うとは”と感心の意を示しました。
そして今度はアシㇼパに伝えたい事があると言い出し、村に老人(土方歳三)が“ある女性を探している”と訪ねて来ます。女性の名前は『小蝶辺明日子』といい、それはアシㇼパの和名であるうえ、この事は彼女の亡くなった両親のみが知っていたので、アシㇼパは呆然とします…。
土方の“本領が発揮された”様な行動で、杉元やアシㇼパ達はより境地に追い込まれそうな予感です。それ故に物語的には、ますます面白くなりそうです。
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