『鬼滅の刃』13巻では、｢遷移変転｣刀鍛冶の里に侵入した上弦の伍と上弦の肆。
炭治郎らと玄弥、無一郎や密璃の上弦との壮絶な戦いが始まる。
突如現れた上弦の鬼達、上弦の肆は頚を斬られても分裂し死にません。
苦戦する炭治郎や禰豆子達。吹き飛ばされた無一郎は上弦の伍と遭遇し戦う事に。
玄弥の過去、無一郎の記憶とは？
『鬼滅の刃』13巻では、第107話～第115話までが収録されています。
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鬼滅の刃12巻ネタバレや無料で読む方法など｜炭治郎 刀鍛冶に行く…
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目次
第107話 邪魔
玄弥が銃を打つと、二人の鬼の頚が吹っ飛びますが可楽の頚は垂れ下がりつながっており、始めた受けた感触の攻撃だと言っています。さらに玄弥が
刀で頚を斬りましたが、炭治郎はどんな強い武器でも倒せないと叫ぶ。
斬ったら斬っただけ若返り強くなると、分裂する為にわざと斬らせているようで鬼が4体になってしまいました。能力の違う鬼が4体。
炭治郎が禰豆子に玄弥を助けるように言いますが、玄弥が一人の鬼に串刺しにされます。
その間に、炭治郎も鬼に攻撃を受けやられてしまう。
一方、無一郎はかなり飛ばされ早く戻ろうと森の中を急ぎます。
すると、小鉄がバケモノと戦っているのに遭遇しますが、里長や技術の高い者を優先しようと考えるが、炭治郎の言葉を思い出し小鉄を助けます。
第108話 時透君ありがとう
小鉄を助けた無一郎は、すぐに立ち去ろうとしますが、小鉄より鋼鐵塚が不眠不休で刀を研磨しているから助けて欲しいと言われ、その時無一郎は、お館様の言葉を思い出し里全体を守るよりも鋼鐵塚を救いに向かいます。
一方、炭治郎は戦っている空喜という鬼の頚を斬ってしまい、分裂して更に鬼を増やしてしまうと後悔しますが、分裂すると空喜は弱くなり、恐らく喜怒哀楽の4体の状態が一番強く、それ以上分裂すると弱くなる。
炭治郎はその事に気付き、後ろから襲って来た空喜に一撃を食らわせます。
禰豆子は可楽と戦っており、玄弥は串刺しのまま哀絶を銃で撃ちます。
第109話 死なない
哀絶の頚が飛んだ拍子に、玄弥を刺していた槍が抜け口から血を吐きます。
哀絶は頚を元にもどし、即死出来ないのは哀しいと槍を急所に刺して、早く死ねるようにしていたのに槍がそのままだったので死ねなかったと。
玄弥は何やら念仏を唱え始め、哀絶は今度は槍を頭に振りかざしますが、玄弥は一瞬にして鬼の背後に移動し頚を斬ろうとします。
その瞬間、積怒に雷を落とされますがそれでも玄弥は積怒に向け銃を打ち、くらった積怒は何故致命傷があり死なないのか不思議に思っている。
哀絶は槍で、体制を崩した玄弥を吹き飛ばします。
一方、禰豆子は可楽と戦っており思いっきり腹を蹴られ、鬼の足が腹を貫通しますが、禰豆子は足が貫通したままで鬼の頚を蹴り飛ばしました。
禰豆子は血鬼術で炎をだし可楽の持っていたヤツデの葉を奪いヤツデの葉で、可楽を遠くに飛ばしました。
そしてその威力のまま禰豆子は積怒も飛ばそうとしますが、錫杖で頚を逆に刺され雷を落とされてしまいます。
第110話 あばら屋でこそこそ
炭治郎は外で空喜と戦い続けていましたが、建物の中にいる禰豆子と玄弥が気になり、現状を打破しようと考え迷っています。
玄弥は再び念仏を唱えており、積怒がまだ生きている事と一体なんなのだと思っていると、突然玄弥が笑いだし、お前を殺す男の名前だと自分の名前を名乗ります。
一方、炭治郎は空喜の飛行能力と勢いを利用して建物の中に壁を突き破り、入る事に成功すると禰豆子が錫杖で頚を刺されたまま雷を受けている状態でした。
それをみた炭治郎は、積怒に立ち向かいますが積怒は新たな錫杖をだし、炭治郎はそれを空にの足で食い止めます。
元々同じ鬼から分裂した為、錫杖は貫通せず雷もききません。
炭治郎は、戦いの中この鬼達が舌を斬ると回復が遅れる事に気付いて、積怒の舌を斬る事に成功し、その間に禰豆子に刺さっている錫杖を空喜の足で抜きました。
炭治郎の背後から錫杖で積怒が刺そうとしますが、復活した禰豆子が止め血鬼術で、積怒を燃やしくい止めます。
そこに可楽が戻って来てヤツデの葉を扇ぎ炭治郎、禰豆子を建物の1階まで、風圧で押しつぶします。
一方、無一郎はバケモノを切り鉄穴森を救い鋼鐵塚が作業している小屋に、向かうことになりましたが無一郎は上弦の鬼がいる事に気付きます。
第111話 芸術家気どり
上弦の鬼は、玉壺で壺から出てきた玉壺は、私の作品を見てくれといい、今まで喰らった刀鍛冶を作品として無一郎に見せます。
その作品の素晴らしさを語る玉壺に、無一郎はいい加減にしろと攻撃しますが、玉壺は壺から壺に移動しなかなか攻撃が当たりません。
玉壺が血鬼術を使い壺から千本針と魚が出て来て無一郎を襲います。
無一郎はそれをかわしますが、小鉄と鉄穴森にも向けられており無一郎が守るように、立ちはだかり針が無一郎の顔などに刺さってしまいます。
玉壺が針についている毒が効いてないか、無一郎に問いますが無一郎はうるさいといい、立ち向かうのですが玉壺の血鬼術･水獄鉢で水の中に包まれてしまう。
この水の鉢は、斬ることができず鬼狩りの最大の武器である呼吸ができず、無一郎は脱出困難に陥ります。
その頃、甘露寺蜜璃が里に急いで向かっていました。
第112話 繊維変転
里では刀鍛冶がバケモノから必死に逃げており、そこに恋柱･甘露寺蜜璃が、今すぐ倒しますと現れました。
里長の鉄珍が大きなバケモノに捕まって危機的状況ですが、蜜璃が来てバケモノを、一瞬で倒し鉄珍を救い出します。
救い出された鉄珍は、蜜璃に抱きしめられて幸せだと話しています。
その頃、炭治郎が目を覚ますと先に意識を取り戻した禰豆子に抱えられて、鬼達の攻撃から逃げていました。
鬼たちは、逃げ回る炭治郎らに腹を立て建物を吹き飛ばしてしまいます。
吹き飛ばされた建物の瓦礫の下敷きになる禰豆子は、炭治郎の刀を握り離さず、炭治郎が指が切れるから手を離せと言います。
禰豆子は、その刀に垂れた血を燃やし、炭治郎の黒い刀が熱により赤くなる。
爆ぜる血をまとって爆血刀の誕生です。
第113話 赫刀
炭治郎は、何かをまた思い出します。
遺伝の記憶の中で、女の子がお侍さまの刀は戦うときに赤くなると、
普段は漆黒なのにと話しています。
お侍さまというのは、あの耳飾りの剣士のことなのか、その剣士も刀が黒かったのか、今、刀が赤くなったやり方は違うけど、今刀は同じようになっている、誰かが命を繋いでくれる応えなければと考えています。
燃える刀、赫刀を見た鬼たちは無惨の記憶を思い出し、炭治郎の姿が、無惨の頚を斬りかけた剣士と姿が重なります。
炭治郎は、ヒノカミ神楽で3体の鬼の頚を一気に斬りますが、この戦いの中で、上弦の陸･妓夫太郎の頚を斬った一撃の理由を思い出し確信します。
あと1体を同時に斬らなければと、探す炭治郎がもう1体を見ると玄弥が槍で、串刺しにして頚を斬っていました。
喜ぶ炭治郎が玄弥を見ると、振り返った玄弥はまるで鬼のようになっていました。
鬼たちは、頚が再生できないと言っていますが、4体同時に頚を斬ったのに鬼は死にません。
炭治郎は、戦いの中違和感を感じてその正体が5体目の匂いだと気付き、
炭治郎は5体目を探します。
第114話 認められたかった
5体目の匂いは、北東の低い位置にあり炭治郎が玄弥に援護するからそこに向かえと、叫びます。
禰豆子にも、玄弥を助けるように伝えて鬼に邪魔をさせるなと言っています。
炭治郎は、空喜の攻撃を受けながらその場から離れないようにしていると、禰豆子が可楽に向かって行きますが、槍で禰豆子はお腹を刺されてしまいます。
そこに炭治郎が走り抜け、積怒の腕をあっという間に切り落とすと、積怒は、無惨より聞いていた情報よりも桁違いで爆発的成長をする炭治郎に驚きます。
禰豆子は、槍に刺されたまま可楽を引き寄せ血鬼術の炎で包み込みます。
炭治郎が空喜に向かいますが、空喜のヤツデの葉の一撃により倒れ、空喜は玄弥にも攻撃を仕掛けようとしますが、炭治郎が腕とヤツデの葉を斬っていました。
玄弥は、ずっと5体目を探して焦っています。
すると指1本ぐらいのとても小さい半天狗を見つけ、頚を斬ろうとしますが、刀は折れてしまい銃で撃っても効きません。
積怒に背後から錫杖で刺されそうになったとき、玄弥は、兄の風柱･実弥の事を思い出し、柱になって認められたかった、そしてあの時の事を謝りたかったと思っています。
第115話 柱に
実弥と玄弥の母は、とても体が小さく朝から晩まではたらきづめで、父は図体がでかくろくでもなかったため、人に恨まれて刺されて死んだそう。
ある日、弟や妹たちと母の帰りを待っていると、どんどんと扉を叩く音がなり、扉を開けると獣のようなものが兄弟を襲います。
玄弥は、狼だと思いますが暗くて見えない中、実弥がその狼のようなものを抱え、外に飛び出しました。
玄弥が駆け付けると、刃物を持った実弥の前に倒れていたのは母でした。
玄弥は、その姿を見て人殺しと叫びますが、鬼になった母を兄弟を守る為に手にかけ、必死に守った弟に罵倒され、兄はどんな気持ちだったか考え、ずっと謝りたかったのでした。
そんな走馬灯を見ながら俺は死ぬんだと諦めかけていた時、炭治郎が玄弥に、諦めるなもう一度頚を狙え、柱になるんじゃないのかと言い放ちます。
その時、背後から槍を持った鬼に襲われそうになるのを玄弥が守り、玄弥の体には無数の穴があきますが、玄弥は今の俺じゃ斬れないから、おまえが斬れと今回だけはおまえに譲ると言います。
炭治郎は、その場から駆け出し半天狗を見つけ赫刀が半天狗の頚をとらえた。
まとめ
上弦の肆との戦いの中で、炭治郎の遺伝の記憶と鬼たちが見た無惨の記憶、緑壱が重なっています。
炭治郎と緑壱は一体どのような繋がりがあるのか？
炭治郎と炭吉が血のつながりがあるとすると、緑壱とは耳飾りを受け継いでいるので、何かしら血縁にあるんじゃないかと考えてしまいます。
無一郎の記憶の覚醒も気にはなりますが、水鉢に閉じ込められた無一郎、どのように打開するか新たな霞の呼吸が見えるか期待してしまいます。
甘露寺の活躍もまだこれからでしょうけど、炭治郎は果たして半天狗の頚を、討ち取る事ができるのでしょうか？
玄弥と実弥の母親の話は、いつもですが鬼になる人、鬼に関わる人達の悲しい別れが様々な想いで語られています。
胸が締めつけられそうになりますが、、この人間模様が鬼滅の刃ならではですね。
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