古館春一先生のバレーボール漫画の『ハイキュー！！』。アニメ版も4期が制作されており、かなり人気です！というか、アニメ版の破壊力がヤバイです。
第1巻のあらすじは…小さな巨人に憧れてバレーを始めた日向翔陽。しかし中学最後の公式戦で影山と対戦し敗北してしまう。
悔しい思いをして影山に勝つと決めた日向だったが、なんと影山と同じ高校に進学していたのだった。
そして入学早々バレー部に入部ができない状況になってしまった二人は一体何をやらかしたのでしょうか？？
漫画『ハイキュー！！』1巻には第1話～第7話までが収録されています。
目次
１話 終わりと始まり
小さな巨人。
小柄ながら体格差のある選手から次々と得点を奪うその姿をテレビで見つめ震えている少年がいた。
約３年と3ヶ月後、小さな巨人をテレビで見てそれに憧れた少年がバレーを始めていた。
その名も日向翔陽。小さな巨人同様小柄ながらバレーを始めた日向翔陽はその日が中学初の公式戦だった。
部員が足らず今まで公式戦に参加できていなかった日向が所属する雪ヶ丘中学。そして助っ人の力を借りようやく出場できた大会だったのですが、中学最後の試合の相手は優勝候補北川第一中学だったのです。
北川第一にはコート上の王様と言われるほどの実力をもつ影山飛雄という選手がいました。偶然トイレで影山と遭遇した日向は『俺はとべる』と宣戦布告します。
そして北川第一との試合が始まりますが、優勝候補相手に圧倒される雪ヶ丘中学。ですがその中でもズバ抜けた身体能力を見せる日向に影山は驚きます。
圧倒されていても試合を諦めない日向に対し、北川第一は勝っているのにも関わらずチームとの連携が最悪だった影山。影山の求めるプレー象についていけないチームメイトが多数いて、完全に孤立している影山。
最後までボールを追う日向に対し、最後までボールを追わない北川第一の選手に影山は激怒します。
そして試合終了間際、最後まで諦めていない日向に影山は驚く。あと一点で試合終了の状況の中、最後に見せた日向のコートを横切るようなジャンプに影山は驚きます。ですがそれは得点につながらず日向は影山に負けてしまうのでした。
悔し涙を流す日向は影山に『お前を倒す』と宣戦布告します。
そこから月日が流れ、日向はあの小さな巨人が所属していた烏野高校に進学します。入学早々バレーボール部の体育館に向かう日向はある人物と遭遇するのでした。
２話 烏野高校排球部
体育館に向かった日向は、ある人物に遭遇します。
それは中学最後の大会で負けた影山でした。
影山がいることに驚く日向。影山は強豪校に進学しようとしたものの、受験に失敗してしまい烏野高校に進学したそうなのです。
そこから喧嘩を始めてしまった二人はバレーで勝負を付けようとします。それを烏野高校バレー部主将・澤村が止めますが、二人は勝負をやめません。
勝負は影山が勝ちますが、その後も喧嘩をやめない二人に痺れを切らした澤村は説教します。
そして二人に、チームメイトとして自覚するまで部活には参加させないと言って二人を体育館から追い出してしまったのでした。
３話 単細胞生物
バレー部から追い出されてしまった二人。それから二人は認めてもらうために色々話し合った結果、二人で協力すると澤村に報告します。
すると澤村は入部してくる他の一年生との３対３を提案します。しかしそれにも条件があり負けたら影山にセッターをやらせないと言います。
なんとしてでも勝たなければいけない状況。しかし日向と影山は体育館に出入りするのを許されたわけではなく、困っていた二人でしたが２年・田中が機転を利かせて朝練の前の時間に二人は体育館を使えるようになります。
４話 最強の味方
日向と影山は、２年田中のおかげで朝練前に体育館を使えるようになります。
朝五時から体育館に集合する二人。朝練中影山は３対３の時日向にはトスをあげず、田中中心で攻めると言います。
その日の昼休み、トスを上げないと言われしょげていた日向。それを見た菅原が烏野正セッターとして日向にトスを上げてくれると言って日向は喜びます。
日向には影山に負けたくないと強い気持ちがあり、それを聞いた菅原は前までは最強の敵だったけど今では最強の味方だと日向に言います。
３対３を土曜日に控える中、トスをあげないと言われていた日向は影山とのラリー練習をしています。その練習の際、元々運動能力に優れていた日向はその持ち味を生かしボールを落としません。最後まで諦めない姿を見た影山は遂に日向にトスをあげます。
影山があげたトスを日向は笑顔で打ちます。
５話 コート上の王様
トスを影山にあげてもらった日向は浮かれています。そして二人は対戦相手の同じ一年生について気になっていました。
気になっている一年生について話していると、その一年生が日向と影山の前に現れたのです。
月島蛍、山口忠。二人とも同じ一年生で次の対戦相手だ。しかし初対面にも関わらず日向と影山に対して月島はかなり煽ってきます。
煽られた二人は怒りを胸に絶対に負けないと言います。
そして土曜日、３対３当日になります。相手チームにはキャプテン澤村が加わり日向と影山の練習参加をかけた戦いが始まります。
６話 中学のハナシ
試合では田中は持ち前のパワーを生かして得点をあげるも、日向は月島の高いブロックに阻まれます。そして影山の強烈サーブはキャプテン澤村がしっかり対応してきます。
中学時代、自分の王様ぶりにチームメイトから拒絶された影山。そのトラウマもあったが日向はそれに対して、中学の話は関係ない、自分はどんなとこにでもトスを呼ぶと言います。
日向は宣言通り実行して、影山はそれにしっかり合わせたトスを送ります。
影山のトラウマも日向のおかげで少しだけ吹っ切れます。
７話 持たざる者のことば
日向の反射神経を生かして速攻を使って攻めますが、影山の速いトスにまだ経験も少ない日向は合わせる事ができません。
それを見た菅原が中学の時と変わらない、影山は技術があるんだから日向をもっと使いこなせるとアドバイスします。
それを聞いた影山は日向に向かって俺がお前を使いこなすと宣言したのでした。
感想
『ハイキュー！！』を読んでみて、日向が中学最後の公式戦で負けた影山とまさか一緒の高校だったのには驚きました。二人の関係はまさに犬と猿でその喧嘩している姿も微笑ましく感じます。
喧嘩が原因で体育館に入れなくなった二人が朝練前の時間に練習を始めるのですがその時間がなんと五時前。バレーが本当に好きなんだなと感じました。
３対３も始まり、日向を上手く使いこなていない影山ですが、上手く使いこなすと宣言していたのでどう使いこなすのか次の巻も楽しみです。
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