第9巻は、明との山での生活を終えた黒塩が、元・真黒組組員だった井崎が再び地元に戻って来たというので、2年振りに会います。井崎は現在、地域の貢献に尽くす「太平興信所」にて、所長・宇津帆のもとに就いていましたが…。
漫画『ザ・ファブル』9巻には第86話~第96話までが収録されています。
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漫画『ザ・ファブル』8巻ネタバレや感想、無料で読む方法など…
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目次
第86話 ヤリたい男....。
テキーラを飲み過ぎて、トイレで嘔吐した河合でした。それでも河合は、何としても洋子と“今夜一発キメる”事を決めていた故に、何とか自分を落ち着かせ、カウンター席へ戻ろうとします。
そして、洋子がいる席へ近づいたと思いきや、足元がふらつき頭部を強打、頭から血を流しながら、カウンターにしがみつきます。
そんな河合に洋子は“タクシー!”、マスターは“いや!救急車やッ!”というやり取りを聞き、河合は“何ィ救急車!?帰さんぞ洋子!!今夜俺はお前とヤルのだ!ヤリまくってやるのだーッ!”と、カウンター席から這い上がります。そして、“よ~こ~”と飛び付こうとするも、洋子は彼を軽く交わします。
カウンター席に倒れ込んだ河合は、マスターに水をくれと言います。すると、隣にいた洋子が、“お水よ!”とコップを差し出します。しかし、あろうことかそれはコップに入ったテキーラで、河合はそれを飲み干してしまいます…。
何か、プレイボーイの執念は凄いですが、“命懸け”にも程がありますね。血を流したり、飛び付いたりする時点で、格好良さは全くありませんが…。
第87話 下山の男....。
翌朝、黒塩は川で顔を洗いながら、これまで過ごした山での生活を振り返り“確かにキャンプではなかったな”と呟きます。また前の晩、自分が熊に襲われた際、明がテントを投げ熊に気を向けさせた後、マムシの毒を塗ったナイフを熊に刺した場面を思い出していました。
そこで明に、黒塩は“兄さんの仕事の道具とかって、そこらで買える物ばかりですか?”と尋ねます。明は、“あー、銃以外はそこらで自由に普通に売ってる、足らない物は必要に応じて作る、スペシャルな物はない。スペシャルはこの身ひとつになるといいな”と答え、心に響くものがあった黒塩でした。
焚き火の火を消し、下山の準備を始め、その頃洋子も車で二人の迎えに向かっていました。しかし、このまま穏やかに終わるはずもなく、黒塩にとっては壮絶な“下山コース”が待っていました…。
知恵を用いる事によって、身近な物も大きな“武器”にも変化する事が見事に表現されていたのかもしれません。逆に便利な道具も生かせなければ、全く意味が無いので…。
第88話 ウツボレイ....。
「太平興信所」にて所長の宇津帆、そこで研修中の井崎、婦人会の女性が太平市の公園の安全策について話し合っていました。
車椅子の女性秘書が各自に資料を渡し、宇津帆が解説しつつ“子供はこの国の宝です!発育を傷つける全てのモノから子供達を守りたい、そう思っています。”と、熱心に語ります。
彼の言葉を素直に受け入れて、帰って行った婦人会の女性でしたが、宇津帆の行っている事は実は“ブラック企業”であり、彼と同行する井崎は元真黒組組員でした。
宇津帆は井崎に“今晩、付き合え”と言って来ます。夜、二人が向かった場所は立ち入り禁止の工事現場でした。そこには男が動かす中型クレーン車があり、またその前には口を塞がれ両手を縛られた若い男の姿がありました…。
“綺麗な街”づくりの為に“ゴミ”を排除する...、宇津帆みたいなやり方が増えたら本当に恐ろしいですね。個人の感情が極端化する事によって人を絶望に陥れる事もあるのかもしれません。
第89話 イサキツトム....。
宇津帆と井崎は、公園の椅子に座っていました。無邪気に遊ぶ子供達を見ながら、宇津帆は現在増え続けるクレーマーやモンスターペアレントについて話していました。
そして、昨晩工事現場で行った行動を取り上げながら、“知恵と工夫ができない子供が増えたら、こりゃビジネスになる”と笑みを浮かべました。
場面は変わり、山で蜂に鼻を刺され腫れたうえ、(明にナイフで髪を切られたので)短髪にしすっかり外見が変わった黒塩が、弟分を連れて 行きつけのバーに行きます。黒塩の弟分は、真黒組を抜けた井崎(ツトム)が地元に戻って来ていると、話を持ち掛けます。
その頃、「太平興信所」では宇津帆が井崎を正式に受け入れようとしていました。宇津帆の他に、腕にタトゥーを入れた男鈴木、車椅子で無口な女性佐羽がいました。宇津帆は自分を含めた計4人のコップに酒を並々と注ぎ、井崎の“歓迎の盃”を交わそうとしていました…。
宇津帆を見ていると、人の表と裏は必ずあるものなのかな?と思いました。そう考えると、どこまで信じたらいいか、分かりませんね。
第90話 サバヒナコ....。
井崎は宇津帆に案内され、事務所の奥にあるシェアルームへ案内されます。井崎はガラの悪い鈴木と暫くの間、部屋を共にします。荷物を置くと、井崎は自分の用事を済ませに部屋から出て行きます。
部屋に残った宇津帆と鈴木で“井崎は信用できるか”“いざとなったら消す”等というやりとりを行った後、宇津帆は殺し屋ファブルについて持ち掛けます。
鈴木は「都市伝説」の様に疑いの眼差しを見せるも、宇津帆は“本当かどうか知らんが、準備をしてないヤツはいつも慌てる…”と、彼の恐ろしさを伝えます。
一方、明はバイト先の事務所を出て、その帰り道の公園で、ミサキと似た女性、佐羽の姿がありました…。
殺し屋ファブルの事を奥に入れている等、宇津帆は“裏稼業”をするにあたり、あらゆる面で情報を取り入れている事が伺えます。ひょっとしたら、いつ自分の身が狙われるか分からないですからね…。
第91話 スズキヒロシ....。
黒塩は、井崎とバーで2年振りの対面をします。黒塩が井崎に近況を聞くと、真黒組を辞めてからは、あちこちを転々としていたとの事です。3年前、サメケン組との抗争が始まったと同時に、別件で井崎は逮捕されます。
その後の井崎は、抗争が終わったと同時に保釈されたので、周りからは“(抗争から)逃げた”と思われ居づらくなり、組を辞めたとの事です。一方の黒塩はというと、小さな組に属している故に、2年前と大して変わらないとの事です。
ただ、高橋・砂川・海老原等、周囲の人物についてやたら聞いて来る井崎に対し、黒塩は“お前、何か探ってんのか?砂川さんと海老原さんがどうとか、組を辞めた者が、酒のアテにどうこうゆう立場ちゃうねん”と逆に問い詰めます。
その頃、洋子が家で夕食を作っている時に明が来ます。明は、4年前の6月に東京で起きた殺人事件について調べて欲しいと、洋子にお願いします。明の脳裏には、仕事の帰り道で公園で見かけた女性、佐羽の事が気にかかっていました…。
宇津帆は狂った欲望の持ち主だなと思いました。この男の前では、もはや人権というものはないのかなと感じ、また似た様な人物は世界には多くいそうですね…。
第92話 カイヌマエツジ....。
宇津帆が奥の部屋で佐羽に淫乱行為をしているなか、井崎と鈴木は自分達の部屋で互いの“女性関係”について話していました。独身だという井崎が鈴木に聞くと、“結婚して幸せな奴がおるかぁ~?”と独身だという素振りを見せます。
井崎は“あんたどう見ても俺より年下やろ、ここじゃセンパイなんはわかるけどォ”と、常にタメ口で話して来る、かつ自分より若く見える鈴木に対し聞きます。すると奥から出て来た宇津帆が、鈴木は40歳近くだと告げると、井崎は驚いた様子です。
宇津帆は直ぐに真黒組についての話題を、井崎に持ち掛けます。宇津帆には、標的となっている人物が二人おり、井崎と鈴木へ一人ずつ、マークする様に言います。標的リストには、「貝沼悦司」の名前がありました。
翌朝、明が事務所に行くと、社長に呼ばれます。そして昨日ミサキが終始、不機嫌だったと指摘し“おまえら、ケンカでもしたんか?”と聞くも、“いや全然…”と答えた明でした。
ミサキが来たら彼女を褒める様に、明に告げた矢先、髪をボブに切ったミサキがやって来ます...。
宇津帆の欲望を満たす為に、周りの犠牲なんか関係ないといった感じですね。それにしても、彼と関わる人達は個性豊かで、鈴木も年齢が予想不可能ですし…。
第93話 カワヒラケンジ....。
明が出て行った後、ミサキの様子を見計らった社長は“さぁこれでしまうか!”と明るく振る舞います。けれどもミサキは、明に自分が着て来た赤い服が“毒ヘビの様”と指摘された事を気にしていた様です。
社長が、明は彼なりに褒めていたとフォローしたうえで、“髪もショートにしてかわいい!って佐藤が言っていたぞ(ウソ)!”と言った瞬間、ミサキの顔は明るくなり、そのまま彼女は次のバイト先へ向かいます。
そんな彼らに対し、浮かない顔でいる貝沼の姿がありました。彼も事務所を後にしつつも、“僕はキレたんだ…佐藤が、社会が、世の中が悪いんだ、僕はやりたい事をやるんだ”と、彼の“欲望”が爆発しようとしていました。
その夜、再び夕飯時に洋子のもとへやって来た明が、4年前の事件について聞きます。その内容は、都内の路上駐車場で無職、川平健二(28歳)が首を斬られ、助けを求めて車を走らせるも、駐車場3階から転落死をしたというものでした。
明は、この車に同乗していた当時16歳の佐羽の事が気になっていました。4年前、川平の首を斬りつけたのは明(覆面姿)で、川平を襲った後に車の中を覗くと、ずっと涙を流している佐羽の姿がありました。
当時明には、売春組織のターゲットが3人程いて、川平が「無職」とは考えられず組織の一員だった様です…。
黒社会等、テレビでは報じられない様な事件は山ほどあるのでしょうね。それを考えると、どこまで隠蔽されているか分かったもんじゃないですね。
第94話 ジグソーパズル...。
貝沼は一人夜道の中、ガムテープやロープ等の道具と一緒に、スタンガンやビデオカメラまでを鞄に入れて歩いていました。“もう覚悟を決めた、つまらない日常なんて捨ててやる”と、彼の中の“決意”がありました。
貝沼は、“スペアキーでアパートへ侵入し、ミサキが帰って来たところをスタンガンで気絶させ、口を塞ぎ、手足を縛り、ビデオ撮影をする”という過激なヴィジョンがありました。
ところが、いざミサキのアパートに着き、スペアキーで開けようとしたものの、何と彼女は鍵を変えていました。驚いた貝沼は、間もなくアパートの階段から鞄を落としてしまいます。慌てて拾いにいった時、目の前に“こんばんは”と井崎が不敵な笑みを浮かべて立っていました。
井崎はふと、アパートの玄関先の「清水ミサキ」のポストを見かけ、(ミサキは)3年程前に黒塩が関わっていたグラビアアイドルだった事を思い出します。
井崎は、電話で貝沼に遭遇した事を宇津帆に伝えます。興味津々な態度を示す宇津帆へ、以前グラビアアイドルをやっていたミサキついても伝えます…。
ミサキは案外、貝沼の行動を察していたのかもしれず、だからカギを変えたりしていたのかもしれませんね。意外と、周囲は見ていない様で見ているのかもしれませんね。
第95話 フードとコード...。
自身の“作戦”に失敗した貝沼は、自宅にてパソコンでセクシー動画を観ながら、“どれだけの思いで、どれだけ覚悟して…、また合いカギ作らきゃ…”と、ミサキへの怒りを露わにしていました。
そんな貝沼について、宇津帆と井崎が話していて、やがて貝沼の幼少期について話題が上がります。彼は一人息子だっただけに、親が欲しいものは何でも買い与えたそうです。
宇津帆は“世の中は自分を中心に回ってる、そう思う様になったら最高よ、立派なバカに育って、ありがとってな!”と言いつつ、現実に思い通り行かない事につまずき出した貝沼は見事な“ストーカー”となった事を捉えます。
宇津帆は、井崎が貝沼に顔を見られた故に、鈴木と“監視”を交代するように指示します。鈴木はその頃、とあるバーに行っていました。そこには鈴木の以前から知り合いのバーの店主の他に、フードを被った怪しげな雰囲気な男が客としていました。
フードを被った男は“ファブルの情報が欲しい”と言い出したのに対し、鈴木も同じだと答えます。“ファブル”がオモチャ(?)のハッシュパピー(サプレッサーという消音器を使うことにより音を小さくした銃)を使うのみ知っていたうえで、
鈴木は“ある二人組の殺しもするなんでも屋が、たったひとりの寓話にコテンパンにやられたって事だな、オモシロイネタだろ”と目の前の二人を指摘する様な言葉を発した瞬間、全員が銃を取り出し壮絶な銃撃戦が展開されます…。
貝沼は、お坊ちゃんが間違った方向に進み成長した大人であり、その代償は親にも責任があるのでしょうね…。ところで、鈴木が向かったお店もそうですが、都会には何かしら怪しげなお店はどの地区にもあるのでしょうね…?
第96話 カンパイのパイ...。
バーで撃ち合いとなった後、鈴木は店主を捕まえ彼に銃を向け、“(店主とフードを被った男(以下:フード男)との間で)取り決めなんかあるんだろ?”と言い、先程撃った彼の肺の部分を強く抑え込みます。フード男は構わず、店主の足を2発撃ち込み、店主はその場で倒れ込みます。
再び鈴木とフード男、互いにハッシュパピーでの銃撃戦が展開され、鈴木の銃弾がフード男の胸部を貫通します。
鈴木は“勉強不足だな、オートマチックでも撃てるんだよ、ファブルが持ってたっていうスライド式のオモチャじゃない。そんなだからファブルなんてユーレイにやられる、もっと緊張感を持って勉強しないと~”と、苦しそうに体を引きずるフード男に言いのけます。
そして鈴木は、またカウンター席に戻り、グラスの酒を飲み干すと、近くのフード男のとどめを刺します。
その頃佐羽が公園に来て、(リハビリとして)鉄棒に捕まろうとした時、バランスを崩して危うく転びそうになります。するとその近くで、その様子をしゃがんで見ていた明がいました…。
黒社会では、明や鈴木の様に鋼鉄の様に肝の据わった者でないとやっていけない事が伺えます。銃撃戦があった後に何も無かったかの様に、その場で酒を飲む、かなり状況的にはハードだと思われます。
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