森 恒二先生の『自殺島』第6巻では、カイが密かに行っていた自殺教唆をセイは知ることになります。また、セイはサワダたちとの話し合いの場で、人を射るという選択を迫られることに。そして、髪の綺麗な彼女の過去が、とうとう語られるのでした。
『自殺島』第6巻には第51話から第60話まで収録されています。
-
漫画『自殺島』5巻のネタバレや感想や無料で読む方法など|暴君サワダの登場で…
続きを見る
U-NEXT | 31日間の無料トライアルで、600円分のポイントGET! |
まんが王国 | ほとんどの作品が10%オフ!無料漫画も3000作品以上! |
コミック シーモア | BL大人女子向け!7日間完全無料で読み放題! |
ebookjapan | 会員登録なしで無料漫画が読み放題! |
DMM/FANZA | 大人系・同人作品が国内最強! |
目次
第51話 動き出した闇
カイは二人きりの仲間の女性の恐怖心を煽り、自殺教唆をする。そんな彼に対して、恋心を抱いている様子を見せる彼女がもう少しだけ頑張ってみないと告げるも、もう充分付き合ったというカイは、彼女の首を絞めるのだった。
翌朝、首を吊ったように見せかけてある女性、さおりの遺体を埋葬するために降ろしてあげたスギはあることに気が付く。
セイ、リョウ、トモを海岸まで連れ出したただならぬ様子のスギは、そこで君らしか信用していないこと、そして、さおりが他殺であることを告げるのだった。
その頃、一人廃校の屋上にいた髪の綺麗な彼女のもとにカイが現れていた。彼はさおりの時と同様に、生きることには苦しみしかないことを説き始めるのだった。
第52話 正体
さおりと最後にいたのがカイであったことや、トモがカイに話を聞いてもらっていた時に、いつも彼の出す答えが「終わり」であることをトモから聞いたセイは、カイが今まで口にした希望の無い言葉の数々を思い出していた。そんな中、廃校に到着した彼らは、廃校の屋上にカイと彼女の姿を目にするのだった。
一方、カイから一緒に逝ってあげると言われた彼女は小さくフッと笑みを浮かべていた。そんな彼女に疑問を浮かべるカイに対して、彼女は今はセイのことをずっと見ていること、そして、あの人のようになりたいと告げる。
急いで屋上にやってきたセイだったが、すでにカイの姿はなくなっていた。息を切らしながらカイと何を話したかと一人残っていた彼女に尋ねると、彼女は一緒に逝ってあげると言われたと答える。そんな彼女の言葉で、セイはカイが自殺教唆をして回っていることを確信するのだった。
第53話 混乱
カイが自殺教唆をしているという確信を得ても中々彼に切り出す事のできなかったセイだが、自分が言わなければまた誰かが死ぬという思いから、彼は意を決してカイに話があると声をかける。そして、彼に対して率直に死の誘惑を辞めてほしいと告げるのだった。
言っていることを理解してくれないカイとの話に折り合いがつかないまま、セイは突然聞こえてきた皆の悲鳴を耳にする。
悲鳴のもとにセイが駆けつけると、そこではサワダやそのグループの男性らが仲間の女性をさらおうとしていた。
セイがサワダに一体何を、と声をかけると、彼はナオを渡さなきゃ他の女を獲りにくると言ったろと言葉を返し、近くにいた男性にセイの足を折るように指示を出す。しかし、セイの足が折られる前に、間一髪で騒ぎを聞きつけたリョウたちがやってくるのだった。
第54話 港側集落
サワダたちを帰らせたあと、セイたちは彼らについての話し合いを設けていた。
サワダの目的がナオにあるためナオを渡せばいいと言う者や、そんな意見を真っ向から否定するケンなど、それぞれの意見がぶつかり合う中、リョウは同じ未遂者同士だからと話し合いを選択するのだった。
セイ、リョウ、スギ、ミノルの四人で彼らの集落に訪れると、セイたちを見た向こうのグループの一人が、すぐに奴らが仕返しにきたと騒ぎ立てるのだった。
第55話 交渉決裂
グループの連中を落ち着かせたサワダはリョウと一対一の話し合いを希望する。そんな彼の申し出を受けたリョウはサワダに案内され、皆から見える場所で話し合いをすることに。その様子を見ていたセイは、何故か狩りをするときの、命のやりとりをする時の空気を感じたことで、彼らの様子を見られるように山の中へと入っていく。
話し合いの最中、ついていきたくないヤツを捕まえるというサワダの考えを真っ向から否定するリョウ。そんな彼に対してわかってくれねぇかと呟いたサワダは、ポケットに忍ばせていたナイフを取り出すと、突然リョウ目掛け斬りつけてくるのだった。
サワダに抑えられ、包丁を持った彼の仲間にリョウが襲われそうになったその時、山に身を潜めていたセイが脅しの矢を、包丁を持った彼の足元へ放つ。そして、リョウを解放しろと告げるのだった。
第56話 逡巡
セイの弓矢がただの脅しだと仲間に言い放ち、構わずリョウを襲わせようとするサワダ。そんな中、人を射たことなど一度もないセイは矢を放つことをためらっていた。それでも、スギのリョウを失うわけにはいかないというひと際大きな声で覚悟を決めたセイは、包丁を持った彼の太もも目掛け矢を放つのだった。
次村へ襲いに来たら迷わず射殺すと繰り返しサワダたちに脅しをかけたセイは、足に矢が刺さり苦しんでいる彼を辛そうな顔で一瞥すると、山の中へと姿を消していく。
リョウたちと合流したセイは皆で帰路へとつくことに。
第57話 訪問者
人を射たことでいたたまれない気持ちになっていたセイは一人で山へ入っていた。山へ入るまでずっと動揺していた彼だったが、不思議と獲物の痕跡をたどるうちに心が静かになっていた。
鹿を射止めたセイが狼煙で呼んだケンと共に山小屋へ向かうと、そこには髪の綺麗な彼女とトモがいた。
ケンとトモのやり取りを見て楽しそうに笑う彼女を見たセイは、その時初めて必死になって皆を守って本当によかったと思い、涙を流すのだった。
第58話 山小屋の二人
今日中に山を下りるというトモやケンの言葉に、まだ作業が残っていて一人では厳しいとセイがいうと、彼女が、私が残るよと皆に告げる。その時のセイの反応を見て、彼が彼女へ好意を抱いていることを察したトモは、心の中でセイへのエールを送ると、ケンと共に下山していくのだった。
夜、寒さに震える彼女のためにマントを作ってあげたセイ。彼は彼女にマントを着せてあげるときに接近したことや、彼女が少し照れた様子でお礼を言ったことで今まで我慢していた理性のタガが外れて彼女を押し倒してしまう。しかし、その時に彼女が見せた、すべてを諦めたような表情でセイは我に返るのだった。
後悔をしたセイがその場から走り去ろうとするも、彼女はいかないで、違うのと、そう告げる。
焚火を囲った二人。謝るセイに対して、もう一度違うのと言葉にした彼女は、ここへはセイに近づく目的できたという。それでも、触れられても、触れたいと思っても、身体の芯は人形みたいに冷たくなっていくと、そう呟くのだった。
第59話 悲愴
私は養父の人形だったと、そう呟いた彼女は過去のことを話し始める。
母に捨てられ、残った父にも親戚に預けられた彼女は、その親戚の養父から性的な虐待を受けていた10年間、心も身体もバラバラにしてやりすごす他なかった。
義務教育を終え、家を出たことで、友人や親しい相手ができた彼女はすべてを忘れることができたと思った。しかし、彼女の奥深くまで刻まれていたその呪いは解けることはなく、再び無機質な人形になってしまうのだった。
過去を話し終え、皆去っていくと言いながらフラフラしだした彼女に、ここに君を傷つけるものは何もないと告げ、眠りにつかせるセイ。そして、彼は今まで彼女が話してくれたことを思い出し、一人号泣するのだった。
第60話 名前と誓い
翌朝、イキルに顔をなめられたことで目を覚ました彼女は、すぐそばで寝ていたセイの寝顔を見ながらこの人と一緒にいたいと、そう思うのだった。
準備を終わらせたセイが出発しようと彼女の名前(マリア)を呼ぶと、彼女は沈んだ表情でその名前で呼ばないでと言葉を漏らす。しまったと、そう思ったセイは、彼女の名前が彼女の呪いとともにあることを知るのだった。
肉を保存するためにケンと見つけた小さな滝へとやってきたセイと彼女。
小さな滝つぼにイキルと入ったセイが彼女においでよと声をかける。セイの言う通り水に入った彼女は、こうやって呼ばれるのが嬉しいこと、そして、イキルが羨ましいことを口にする。そんな彼女にセイは、一日中考えていた名前「リヴ」を口にして、呼んでいいかいと尋ねる。すると、彼女は涙を流しながら何度も呼んでほしいとセイに告げる。
そんな彼女にセイは、呪いが消えるまで何度でもリヴと唱え続けることを心の中で誓うのだった。
自殺島 6巻 まとめ
サワダとの話し合いの場でリョウを救うために人に矢を射てしまったセイ。彼はそのことから後ろめたさを感じますが、リヴの笑顔を見た事で皆を守ってよかったと思うことができました。また、とうとう語られたリヴの過去から、セイは自分の名前が呪いとなっている彼女に「リヴ」と名付けるのでした。
『自殺島』第6巻では、そうしたリヴの凄惨な過去が彼女の口から語られるのでした。
-
激熱!マンガが40%常時セール中!10冊買ったら4冊無料…
続きを見る
-
【完結済み】春休みに読みたいマンガ10選スペシャル!
続きを見る
知らなきゃ損する!漫画好きのための電子書籍サービス
スマホがあればどこでも漫画が読める!電子書籍サービスが浸透してきていますが、本当に便利な電子書籍サービスを使っていますか?
ここからは実際に利用してみて便利でお得な電子書籍サービスを厳選してお話します。
初回50%クーポンアリ!『ebookjapan』
漫画が読みたいならebookjapan一択です。2000年から運営をしている電子書籍サービスで、Yahoo!グーループの会社になるので安心して使えます!
『三国志』など他の電子書籍サービスにはないコミックなど品ぞろえは断トツ!
しかも、無料登録で2000冊以上の漫画を無料で読めたり、初回限定で50%オフのクーポンももらえるといった太っ腹。
期間限定で全巻無料キャンペーンもしていたりするので、お得に漫画を読みたい方は登録必須です!
初回50%オフクーポン+ほぼ消費税分オフの『まんが王国』
無料で読める漫画がなんと3000冊以上!業界大手の『まんが王国』は無料登録で従量課金コース(購入した分だけ金額が発生)と月額コースとが選べるので、無料会員登録をしておいてデメリットがないので安心です。
しかも、登録時にお得な半額クーポンがもらえます!
また地味にお得なのが、ほとんどの漫画で消費税が無いです。 消費税10%オフということは、これって10冊買ったら1冊無料ってこと。地味にヤバくないですか?
CMではやってないけど実はBL・TLが得意の『コミックシーモア』
15年以上続いている電子書籍ストアの老舗『コミックシーモア』はNTTグループで安心して使えます。
TVCMでは言ってないですが、実は女子向けBL・TL漫画が豊富ですw
そして、シーモアの特徴は読み放題プランが2種類あるということ。
しかも、お試し7日間無料なので、どんな漫画が無料で読めるのか一度チェックしてみると良いですよ♬
漫画の読み方によってプランがわかれているし、更新頻度が高いのでかなり楽しむことが出来ます。
>【厳選】おすすめの無料漫画アプリランキング