森 恒二先生の『自殺島』第7巻では、再び死へと誘うカイの魔の手が暗躍してセイたちの集落において主要な人物である彼女へ襲いかかります。また、そんなカイの行いがとうとう公にさらされたことでセイたちは彼にある決断を下すのでした。
『自殺島』第7巻には第61話から第70話まで収録されています。
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目次
第61話 僕らの場所
対岸の島にヤギがいるのをリョウやスギに見せてもらったセイは、もう一つの収穫である雌の鶏も見せてもらっていた。
まだ雄鶏を見つけられていないというリョウは今回のミッションが山羊と雄鶏の捕獲だと山に入って留守にしていたセイに告げるのだった。
翌朝、対岸の離島にバレーボールやテニスのネットで自作した捕獲用の網を持参したセイたちは、先日打ち合わせた通りに山羊の捕獲に挑むことに。
セイはそんな中、本島のように深い森のない離島を見て、このままでは増え続けていた山羊も生きていけないこと、そして、そのためには捕食者の自分たちが必要であることを知る。さらにそこから自分たちも自然の一部であることを理解した彼は、自分たちの居場所も生命の輪の中にきっとあるはずだと思うのだった。
第62話 僕らの在る
山羊を一頭噛み殺してしまったイキルに綱をつけることで彼の吠えをうまく利用し、ボウシが作成した山羊捕獲器でセイたちは見事に五頭もの山羊を手に入れることに成功するのだった。
夜、山羊の肉を夕食に食卓を囲んでいたセイたち。
山羊を狩るのが難しくないと思うと話すセイにケンがいっそのことこっちに移住するかと半分本気で問いかけると、セイは本島の鹿も放っておくわけにはいかないと真剣に答える。
そんな彼に女子がなぜ、と疑問を浮かべると、セイは生態系のバランスを保つためだと答え、それこそがこの島において僕らの役目だと皆に告げるのだった。
第63話 日々を暮らす
廃校の校庭を山羊の飼育スペースとしたセイたちが山羊を校庭に入れていると、その様子を野口たちが驚いた様子で見ていた。そんな彼らを見たリョウは一瞬何かを考えると、彼らの下へ向かい何かを話すのだった。
山羊が逃げないための柵や彼らを飼育するための小屋を手分けして皆で作っていた中、セイやリョウたちは生きるためには日々やらなくてはならないことがいつもあること、そしてそれにちゃんと向き合わなければ「よく」はならないことを実感するのだった。
夜、作業を終え女性陣が作ってくれた山羊とジャガイモのスープをセイたちが食べようとしていると、そこへ野口たちが現れる。彼らの姿を見たリョウが駆け寄ると、彼らは少ないけどと言いながら積んできてくれた野草や野菜などをリョウに手渡すのだった。
その様子を見ていたミキがどういうことと疑問を口にすると、それを聞いたスギが根本的な解決だよと彼女の疑問に答えるのだった。
第64話 罪と罰
リョウたちが山羊の放牧をしていると、突然ケガをした野口たちの一人が助けを求めて現れる。彼の話を聞いてヤツが暴れていること、そして、逃げ遅れた二人を襲っていることを知ったリョウはミノルに人を呼ぶように言うと、スギを連れて先に救出へ向かうことに。
廃病院にやってきたリョウたちは野口らを殺そうとしているヤツにやめるように告げる。それでも従わない奴や裏切る奴は殺すという彼は強気な態度を見せる。しかし、さらにセイたちが援軍にかけつけると彼はその場を静かに立ち去るのだった。
夜、あの後ナオを襲ったヤツを許すことのできなかったケンは一人彼を追いかけると、弓矢で射殺してしまうのだった。
第65話 ケンと杉村
あの事があってから五日、ヤツを殺してから悪夢にうなされることが増えたケンは日に日にやつれていき、元気を失っていた。そんな彼を心配したスギは突然ケンを釣りへと誘う。
この島にくるまで対人関係が苦手だったとケンに話すスギは「一人で幸せを得る」、それしか残された道がなかったため、行きつく先が自殺であったと言う。続けて気づいたことがあると話すスギは、オマエみたいな素直な奴といるといいこともイヤなことを共有できると言い、彼に感謝を述べる。そして、リョウやセイ、ケンのことを大切な俺の一部だと言う彼は、だからこそオマエの全部を共有する、オマエのしたことは俺のしたことだと言うのだった。
第66話 ミキ
ここに来る前に付き合った相手に依存をしたことが原因で自殺を図ったミキ。彼女は二度と人を好きになってはいけないと思いつつも、リョウに思いを寄せていた。
そんな彼女は彼と二人きりの突き漁の時に、彼のこれからどうなるんだろうなという言葉に対して、言ってはいけないと思いつつも、私はずっと一緒にいるよと返答をしてしまう。その言葉に少し困ったような、動揺したような反応を見せたリョウは、彼女の期待する言葉とは正反対の言葉を口にするのだった。
リョウに傷つけられたと感じた彼女は、誰かを傷つけずにいられなかった。トモやナオに八つ当たりをしてそのことを後悔していたミキは、一人、自分だけが変われなかったことに涙する。
そんな彼女のもとへカイが現れ、大丈夫と声をかけるのだった。
第67話 ミキの決断
カイに慰められ、自分の隠している気持ちを言い当てられて涙腺が崩壊したミキは、一人大きな声をあげて赤ん坊のように涙を流す。
しばらくして落ち着いたミキへいつものように自殺教唆をしたカイは、共に逝こうと彼女を死へ誘うのだった。
一方、セイとリヴは山からの帰り道にカイとミキが一緒にいるところを目撃すると、お互い顔を見合わせ、先を急ぐことに。
廃校の屋上、カイの言葉で思考を停止したミキが空中に一歩踏み出したその時、セイたちと現れたトモが彼女の落下を間一髪防ぐことに成功する。
ミキのことを助けたトモが涙を流しながら死んでほしくないことを彼女に訴えると、彼女も大きな声で涙を流しながらトモと二人抱き合うのだった。
そんな中、そばにいたカイに向き合ったセイは、もうごまかされない、君を許さないと彼に告げるのだった。
第68話 決別
騒ぎを聞きつけ駆けつけたリョウやスギたちの前でセイはカイに君のやっていることを見過ごすことは出来ないと意思表示すると、ここを出てってくれと告げる。すると、状況を素早く理解したスギも、カイに対して死の勧誘をしているんじゃないかと告げる。そんな彼らの言葉を受けたカイは、死にたがっている人間に死を促して罪になるのかと開きなおるのだった。
リョウからも出ていってくれと告げられたカイは、最後にセイのなぜこんなことをするのかという問いに対して、わからないのは君らの方だと、人間がただ争いや破壊をまき散らす存在であるためにこの世界に不用だと答え、屋上から立ち去っていくのだった。
カイが立ち去り、自分の寝床に戻ってきたセイが一人彼の行動に涙を流していると、突然イキルの吠える声が聞こえてくる。
セイが慌ててイキルの元へ向かうと、そこには火事による煙が充満しているのだった。
第69話 セイとカイ
夜が明けるまで消火活動に明け暮れたセイたち。
仲間の男性がカイを見つけ出して殺すための捜索隊を発案すると、ケンや他複数の男性らがその案に賛同した。そして、準備を整えた彼らは朝モヤの中出発していくのだった。
廃校の一階に保存していた食料が全焼してしまったため、セイはリヴやイキルと共に山へと入ることに。
山に入った途端何かに反応して唸り声をあげるイキル。そんないつもと獲物の追い方が違うイキルにセイがついていくと、そこにはカイがいた。
セイに見つかったカイは弓矢を自分に向かって構えるセイに対してやりなよと告げるのだった。
第70話 邂逅
殺さずに捕まえるというセイに対して、捕まるくらいならこの場で命を絶つという彼は自分の首元にナイフを突き立てる。そして、殺さないのならこのままいくよと、セイに背中を向けながら言い放つ。
過去に優しい言葉をかけてくれたカイのことをどうしても射ることのできなかったセイは膝をついて崩れ落ちるのだった。
山から戻ったセイはリョウやスギ、トモの三人にだけカイを見た事、そして、彼を止めることができなかったことを報告するのだった。
あれからしばらく時が経ち、セイたちがカイのことを話題にしなくなった頃、サワダのもとに痩せこけたカイが現れるのだった。
自殺島 7巻 まとめ
ミキにも今まで同様自殺教唆をしたカイ。そんな彼の行いをとうとう目にしたセイはとうとう彼に向かって集落を出ていくように言い渡しました。また、その出来事がきっかけとなり廃校に火を放ったカイを皆が殺そうと捜索する中、偶然彼のことを見つけたセイでしたが、彼はどうしてもカイを殺すことなどできずに見逃してしまうのでした。
『自殺島』第7巻では、そうしたセイの悲しい決断が見られるのでした。
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