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3月のライオン2巻の感想やあらすじネタバレなど

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B級2組へ昇級を目指す、桐山零。

生きるためにプロ棋士となり、幸田家からも自立できた。目的を果たしたことで、勝たなければいけない理由がなくなり、気持ちの迷いから対局で2敗してしまう。それでも、プロの世界にゴールなどなくて、ただ前に進んでいくしかない。

何もかも中途半端な自分が嫌な零。自暴自棄な零を心配する、親友の二階堂。

ふんわりと温かい言葉をかけて、優しく気付かせてくれる川本家。

そんな事を知っていながらも、さらに追い込む香子。

少しずつ明らかにされる人間模様。苦しくても、零は確実に前へ進み始めます。


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3月のライオン2巻 零が高校に進学した理由

教室でお昼を食べたがらない零に対して、林田先生は言いました。

 

「お前がもっかい学校に入ってきたのって、

勉強したいからじゃないよな、多分」

 

図星でした。

実は零は、1年遅れて高校に入学しています。

対局などで休む事も多く、友達がいない事もあり、教室でお昼を食べるのに抵抗があって、屋上に続く階段で、いつも1人で食べています。

 

そんな様子を心配して、一緒にお昼を食べるは将棋好きの担任、林田先生。

 

将棋も結果が出ず、学校でも行動できない中途半端な自分に苛立ちます。

 

そこに、たまたま出会ったひなたを通じて、ひなたの片思い相手の高橋君に出会います。

 

高橋君は、中学生でプロ棋士となった零の存在を、お父さんを通じて知っていました。

彼は、本気でプロ野球選手を目指しています。若くして自分の進路を決めた零の存在を知って、四国の高校へ進学する事を決めました。そこで、ある疑問ができたのです。

 

高橋君は、真っ直ぐと零を見て尋ねます。

 

「桐山さんは、プロになってから、1年遅れでまた高校に行かれていますよね。

あの・・・それは、どうしてですか?」

 

高橋君の真剣な眼差しに、経緯を説明したあと、零も本気で答えました。

 

「人生を早く決めた事は後悔していません・・・

でも、多分「逃げなかった」って記憶が欲しかったんだと思います」

 

語っている自分が恥ずかしくなる零に対して、高橋君はちゃんとその言葉の意味を理解していました。

 

私は、このシーンが大好きです。

何かに真剣に向き合っている者同士、詳しく説明しなくても理解し合えるんですよね。

零も上手く説明できなくても、通じた事に嬉しさを感じています。

 

学校に馴染めていなくても、零はちゃんと逃げずに高校に通っています。

零は半端だと感じているみたいだけど、私はすごい事だと思うのです。


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3月のライオン2巻 二階堂の熱い解説

零ともう少し話がしたいと、ひなたの家で高橋君と会う約束をした零。

ドキドキするひなたの隣で、高橋君は録画した零の対局のビデオを流します。

 

そこで初めて、零がプロである事を知ったひなた。

将棋好きのひなたのおじいちゃんも加わって、二階堂解説の零の負けた対局を見始めます。

 

対局では、零は自暴自棄になっていた事もあり、後先考えずに攻めています。

それを見た解説担当の二階堂は、熱く叫びます。

 

「カッコつけんな桐山!最近のお前ちょっと変だぞ!?

「潔い」と「投げやり」なのは似ているけど違うんだ!

もっと自分の将棋を、自分を大切にしてくれ桐山っ!!」

 

良い友達を持ったもんだと、羨ましがる高橋君とひなたのおじいちゃん。

私も同じく羨ましいです。他の大人の棋士達も同じ映像を見て、涙目になります。

 

あまりにも上から目線で熱く語る二階堂に対して、最後には録画に対して怒る零。

そんな姿を嬉しそうに見ているひなた。

 

もうすでに青春というか、微笑ましいですよね。

零はひとりじゃないし、励ましてくれる友人も、応援してくれる人もいます。

 

零は二階堂の言葉や、ほかの大人の棋士たちの言葉、あかりさんの優しい言葉で気付くのです。

 

「何で忘れていたんだろう。

僕は今、父さんが焦がれていた棋士の世界にいるんじゃないか・・・」

 

亡くなった父は将棋好きでしたが、プロにはなれませんでした。

プロになった自分に、どんな言葉をかけてくれるだろうと想像して、本当に大事な事を忘れていた自分に気づくのです。

 

零は本当に真面目で、たまには自分を褒めて、周りの言葉を素直に受け止めてみればいいのに、ついつい自分を責めてしまう。

 

不器用な主人公だけど、そこが共感できる部分でもあるので、私もついつい応援したくなっちゃいます。


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3月のライオン2巻 香子との関係

大切な事を思い出した零の前に、幸田家の長女、香子が現れます。

ワガママを言って、零の家に勝手にあがり、嫌みを言う香子。

 

近況を話しながらも零は、静かに香子に尋ねます。

 

「まだ、あの男といるの?」

 

あの男とは、零を殴り、酒を飲ませて悪酔いさせた張本人、後藤の事です。

「後藤はまともじゃないから」と言いつつも、好きだと言う香子。

 

そのあとも、対局相手の状況を勝手に説明し始め、零を追い込みます。

 

松永正一 七段 65歳。年齢もあり、負けたら最後の対局になるだろうという話。

安井 六段。ギャンブルとお酒が原因で離婚が決まり、家族最後のクリスマスになるという日に負けたら、娘さんはどう思うかという話。

 

嫌なはずなのに、毒をはらんだ言葉すら聴いていたいと思ってしまう零。

 

それでも、最終的には二人に勝ちます。

安井六段に関しては感じが悪く、置いていった娘さんへのクリスマスプレゼントを届けに走った零に対して、「最後のクリスマスだったのに」と乱暴に受け取ります。

 

そのあと、零はひとり走り出し、公園で叫びます。

 

「みんなオレのせいかよ!じゃあ、どーすりゃ良かったんだよ!!」

 

涙を流しながら、溜め込んでいた想いを全て吐き出します。

 

優しい零だからこその葛藤であり、零自身も人生をかけて戦っています。

だからこそ、誰かを不幸にしても前に進まなくてはいけない。

 

零は何も悪くないんですけどね。

そして、この叫びを見て私は安心しました。

彼も、大人びて落ち着いたように見えるけど、普通の17歳男子なんだなと。

 

そして、どんな事情を抱えた相手だろうと、勝ち続けて欲しいですね。

応援してくれている人のためにも、何より自分の幸せのためにも。


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3月のライオン2巻 感想まとめ

2巻は、零の将棋に対する迷いから、周りに支えられ、大事な事を思い出すという良い場面ばかりでした。

 

義理の兄弟でありながら、香子に抱く特別な感情の行き先も気になります。

 

棋士歴40年の松永七段の大人げない対応や、負けたからとご飯を奢らされるシーンも面白かったです。

高橋君を目の前にした、ひなたの反応も可愛かったですね。

 

零は二階堂と共にB級に進級できるのか!?

ひなたの恋は叶うのか!?

今後も零の成長から目が離せません!!


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