中学3年生のひなたは、進路に悩みつつも、零と同じ高校へ進学する事を決める。
偏差値の高い高校であるため、零に協力してもらいながら、ひなたは猛勉強する。
一方、名人戦では、宗谷名人と幼き頃からのライバル、土橋九段が対決する。
努力の人、土橋九段。努力し続けた先に、彼が見たものとは・・・
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3月のライオン9巻 高校受験
三月祭の屋台がとにかく楽しかったひなた。
亡き祖母やお母さんも、新しいアイデアで商売上手だったと、おじいちゃんから聞きます。
私もそうなりたいと、次の祭りまでワクワクが止まりません!
けれど、それよりも今大事なのは高校受験です。
ひなたは、まだ志望校を決めていません。
やりたい事が目の前にあるのに、触っちゃいけない事にモヤモヤするひなた。
そんな姿を見て、気分転換にと、零は部活で行う「流しそうめん」に誘います。
そこで初めて、相談を受けていた林田先生は、ひなた本人に会います。
「この子が、桐山が心配していた女の子か!可愛いじゃないか!」とキュンとする先生。
そして、そのあとに来たあかりさんを見て、顔を赤くして硬直する林田先生。
一目惚れさせるなんて、さすがあかりさんですね!
楽しそうに流しそうめんをする川本3姉妹。
こんな楽しい高校もあるんだ~と、ひなたは零と同じ駒橋高校を受験する事を決めます。
それを聞いて喜ぶ零。次の日には学習プランをたずさえてやってきます。
家庭教師代わりとして教えてくれるわけです。
零は頼もしいですよね。
将棋のみならず、高校の成績も良かったのを忘れていました。
さらに、高2男子と中3女子を二人きりにしても気にしないほど、川本家から絶大な信頼を得ている零。
なんというか、零の面倒見の良さはお母さんみたいで、色んなものを飛び越えて、すでに家族みたいになっちゃっているわけです。
読者としては若干モヤモヤしますが、こんな関係も零らしくて微笑ましいのです。
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3月のライオン9巻 ひなたの思い
零の協力もあって、無事、志望校へ合格できたひなた。
そして、ひなたの片思いの相手、憧れの高橋君はプロ野球選手になるため、推薦で四国の高知義塾に行くのを決めます。
もうすぐ高橋君はこの三月町からいなくなるのか・・・
寂しくなるひなた。
それに気付いた零は、卒業祝いにと、ひなたと高橋君を誘ってもんじゃを食べに行きます。
慣れた手付きでもんじゃを作る高橋君。
ふいに涙がでそうになるひなた。
ひなたの片思いは、静かに終わるのです。
それもあってか、長い髪を切ると決めたひなた。
ところが、美容室でいつものお姉さんがおらず、おばちゃんに切ってもらったら、ボブどころか、どう見てもオカッパ頭にされてしまいます。
どんよりと落ち込むひなた。
それを見て、ついついからかい過ぎてしまうあかりさん。
妹のモモにはこけしを持ってこられるし、おじいちゃんには座敷わらしか!と言われます。
そんな中、零だけは・・・
「うん!いい!!すっごくいい!超似合ってる!!」と大絶賛。
恥ずかしすぎて、照れてしまうひなた。
読んでいるこちらもニヤニヤしてしまいます。
零にとって大事な女の子ですからね。
どんなヘアスタイルになっても、可愛く見えてしまうと思います。
それに、勉強を教えている時だって、ヘタな成績を残したら彼女が気にするだろうと、将棋でもちゃんと良い成績を出しています。
「僕は、彼女が泣いたり困ったりするのが好きじゃない。
僕の知らない場所で、ピンチに立たされたりとか耐えられない。
だから、僕の手の届く所に来てくれると聞いて、絶対に受からせようと思った。」
という、漫画特有の心の声をきかされて、私はもう悶絶しちゃましたね!
零、アンタひなたの事大好きだな!!って。
でも、本人は無自覚なんですよね・・・
もちろん、ひなたもそんな風に思っていませんし・・・
高橋君という恋のライバルもいなくなったので、今度こそ頑張ってほしいです!
3月のライオン9巻 宗谷名人のライバル
第70回名人戦。
宗谷名人の相手は、幼少期からのライバル、土橋九段です。
彼は、「運」や「ツキ」を頼らず、ただ努力のみで勝ち上がってきました。
テレビも見ず、出掛ける事もせず、寝ている時以外は資料片手にひたすら研究。
将棋以外に興味がないので、実家暮らしで、ご両親が彼を支えています。
周囲が「ロボットだ」と言うぐらい、対局までのルーティーンを崩す事はしません。
それでも、長い闘いの末、宗谷名人の勝ちで幕を引きます。
土橋九段も宗谷名人も無口で、対局中も静かな空気が流れていました。
そして、土橋は相変わらずの凄まじい集中力で、次の一手を考えていのです。
そこに小さな虫がフッと飛んでいる。
それに気付いた宗谷名人が立ち上がり、扇子で虫をどけるのです。
宗谷名人は、普段そんな小さな虫など気にしません。
けれど、小さな虫のせいで、土橋の集中力が途切れる事がないように配慮したわけです。
2人の大事な対局を邪魔されたくなかったのでしょう。
言葉で交わさなくても気付き、対局中に見たことない扉が開いた事に気付けば二人で笑う。
こういうライバル関係も素敵ですよね。
負けて傷ついているだろうと心配していたご両親をよそに、彼は宗谷の家で研究する事になったと、将棋の奥深さを楽しんでいるようでした。
ここまで1つの事に対して努力するって、なかなかできないですよね。
けれど、本人にとってはそれが当たり前で、淡々とこなしていくわけです。
例え、努力した事が結果に結びつかなかったとしても、努力したからこそ気付けた新たな扉にワクワクするわけです。
こういう土橋九段みたいな生き方もあるのだなと、私は考えさせられました。
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3月のライオン9巻の感想まとめ
9巻は、ひなたの高校受験から、それを支える家族の姿、零の心境の変化など、微笑ましい話が多かったです。土橋九段が、淡々と棋譜の研究をする後ろ姿も印象的でしたね。
また、いじめを解決した国分主任は、やっと新しい担任へバトンタッチできます。
そこで、最後の話し合いで、いじめた張本人である高城に対して言うわけです。
「お前が何にも頑張れないのは、自分の大きさを知ってガッカリするのが怖いからだ。
自分の大きさが分かったら、何をしたらいいかやっと解る。
自分の事が分かれば、やりたい事もぼんやり見えてくる。
そうすれば、今の、そのものすごい不安からだけは、抜け出す事ができるよ。」
私はグッと来ましたね。
国分主任の言いたい事も分かりますし、私もその通りだと思います。
あなたは、どう思いますか?
ひなたもついに高校生です!
それも零と同じ高校だなんて、今後2人に進展はあるのか!?
大事な人を守るため、将棋でも人としても成長し続ける零。
今後も見逃せません!!
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