第2巻は、高校に進学した将也は硝子と再会しますが、硝子は将也から逃げる様に距離を置こうとします。
硝子が所属する手話サークルを通して彼女に近づこうとしますが、そこでも新たな壁が立ちふさがります。
小学校時代からのトラウマもあり、学校では周りとの生徒と友達らしい関係を持たなかった将也でしたが…。
漫画『聲の形』2巻には第6話から第14話までが収録されています。
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漫画『聲の形』1巻ネタバレ|イジメが始まる瞬間…
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目次
第6話 どうして
将也は、高校で硝子と再会するも、彼女は将也を見るなり逃げてしまいます。
将也は直ぐに硝子を追いかけ、自分の事を覚えていないかと尋ねる様に叫ぶも、硝子はそのまま立ち去ってしまいます。
将也は“そりゃそうだろ…”と思いながら一人廊下で蹲り、硝子と何度も話し接する機会があったのに、それを拒絶してしまった事を後悔していました。
その時、将也の前に硝子が傍にいて、硝子は将也の手の平に“どうして”という文字を書きます。
将也は、どうして、ここにいるのかと硝子が伝えたいのだと捉え、ある物を硝子に渡します。
それは硝子の小学校時代の日記であり、彼女の“忘れ物”だと将也は自ら覚えた手話で伝えます。
そして将也が手話を覚えた理由は、硝子にある事を伝える為でもありました…。
将也が、硝子へ行って来た罪を必死に償おうとする熱意がひしひしと伝わって来る回だと感じられました。
しかし、将也と硝子との関係にできた深い溝を修復するのは中々容易ではないのかなとも思いました。
第7話 諦めたけど
17歳となった硝子は充実した学校生活を暮らしている様で、毎週火曜日に行われる手話講習の終わりに校内にある池の鯉にエサとなるパンをやるパン係を担当していました。
ちょうどその日だったので、将也は硝子と同行します。
何故わざわざそんな事を自ら進んで行うかと将也が手話で尋ねると、必要とされるのが嬉しいと硝子が意思を伝えました。
硝子が鯉にエサをやる行為を見ながら、将也は“あの嫌いだった西宮(硝子)と普通に会話して
るんだな、俺…”と、何ともやりきれない思いになっていました。
そこへ、硝子の母親がやって来て、帰ると言いつつ硝子を半ば強引に彼女の手を引っ張ります。
将也は、硝子がまだ鯉に残っているパンをやりたい事を伝えるも、母親は聞く耳を持たず硝子を連れて帰ろうとします。
そのうえ母親は硝子が持っていた日記を取り上げ、筆談用のノートかと硝子に聞きつつ、日記を池に放り投げてしまいます。
将也が驚く間もなく、硝子は日記の方に向かって池に落下してしまいます…。
硝子の母親も、将也の過去を知っているが故に、理解を求めたり和解していく事も至難の業だと思いました。
そんななかでも、硝子の純粋な心と行動が周りのぎくしゃくした状態に光を与えている様にも見えました。
第8話 友達って
将也は母・美也子の自転車を借りて登校しつつ、補聴器の弁償代の為に日常品の殆どを売ってしまった事を後悔していて、バイトを探さなければと思っていました。
その日の午後、学校の中庭にて一人で昼食を食べていると、近くで少し太めの男子生徒・永束も黙々と昼食を食べていました。
将也は永束の姿を見ながら“あいつとは違う、友達だと思われたくない…”と思い、その場を立ち去ろうとします。
一方で将也の脳裏には硝子の事が浮かんでおり、彼女と友達になれたのだろうかと将也は考えます。
将也は硝子と仲良くなる為にはどうしたらいいか、あらゆる方法を考えますが、彼女の母親の事も浮かび、中々良い方法が浮かびません。
将也が自転車に乗ろうと駐輪場に向かった時、その近くから叫び声が聞こえます。
その声の主は永束であり、彼は別の男子生徒に自転車を貸せと脅されていました。
助けを求めた永束と目が合ってしまった将也は一瞬戸惑いますが、自分の自転車を貸すと男子生徒に告げ、彼は乗車して去って行きます。
永束を半ば助ける様な行動を取った将也でしたが、永束から“あーあ、俺知らないよ”と恩知らずな事を言われてしまいます。
更には、男子生徒に貸した将也の自転車は返って来る事はありませんでした。
学校の帰り道、偶然通りかかったパン屋にて割引券を貰った将也は、割引券を手にしながら“自転車を失ったのはこれを見つけるためだったのか…!”と思ったのでした。
将也はパン屋にてフランスパンを買い、再び高校へ向かい校内の手話サークルの教室へ向かいます。
将也は、入口の扉で出て来た小柄な少年に硝子はいるかと尋ね、鯉のエサにいいかとフランスパンを渡そうとします。
しかし、その少年は“(硝子は)いません”と答えるばかりで、“あなたは本当に友達ですか?”とも将也に言って来たのでした…。
永束へ良かれと思って行った将也の行動が裏目に出てしまった感じですが、実際に同じ様な場面に遭遇したら判断が難しいと思えました。
また、将也が明るく振る舞おうとしても問題が次々に降りかかり、どこまで希望が持てるものかと考えさせられました。
第9話 会う資格
永束は、乗り捨てられていた将也の自転車をわざわざ探して持って来てくれてくれました。
将也は“俺と永束は果たして友達になったのか…?”と疑問を抱く間もなく、永束に半ば一方的に誘われる如く二人で映画館に向かいます。
鑑賞後、ファーストフード店で永束と向かった将也は、久々に楽しい雰囲気を感じて小学校時代の島田と広瀬との時間を思い出していました。
しかし将也はやはり硝子の事が気掛かりであり、“友情の定義”とは何かと永束に聞いてみます。
すると永束は、定義づける必要はあるのかと答え、“友情ってのは、言葉や理解…それらを超えた所にあると思うんだ”と告げました。
翌週、手話サークルが開かれた火曜日に再び将也は教室を尋ねますが、またも以前入口であった少年から“いません”と言われてしまいます。
将也は、硝子とはまだ友達かどうかはまだ分からない、その“疑問”を含めた思いを伝えたいと話します。
しかし、“自分を満足させるために来てるなら帰って下さい”と少年は言い、扉を閉めようとします。
その瞬間、将也の後をついてきた永束が少年の胸ぐらを掴み、将也が硝子に会いたいと言っ
ているんだからつべこべ言わずに早く会わせろと訴えます…。
将也と永束との出会いと友情を通して、人の出会いは本当に予想外、かつどんな人物と繋がりが行われるか一切分からない事が伝わってきます。
将也と永束、全く対象的な感じに見えましたが、上手い具合にバランスが取れて、良い関係が保てそうではないでしょうか、
第10話 よかったよかった
将也はどうにか硝子との互いの意志疎通を行う事ができました。
その翌朝、母・美也子から何か良いことあったのかと聞かれ、将也は焦ります。
また、美也子に“なんで死のうとしたの?”とも聞かれ、自らの行動を察せられた将也は色々あったと言いつつ謝ります。
すると美也子は突然、激怒します。
死ぬのを止めなければ、将也が稼いだ170万円を燃やすと言い、お金が入った封筒に火をつけようとします。
将也は必死に謝るも、納得が行かない美也子でした。
“死ぬのをやめます‼死ぬのをやめます‼”と、将也は跪いて訴えます。
美也子は漸く納得しつつ、封筒のお金を燃やしたのでした。
燃えるお金を見て将也は落ち込みますが、美也子は“死ぬために稼いだお金なんて使いたくないもの”と言い謝罪します。
それに納得する様に、将也はそのまま学校へ向かいます。学校に向かうなか、“うん、稼ぎなおそう”と改めて思ったのでした。
登校途中、池の橋に手話サークルの入口にいた少年を見かけます。彼は将也を見るなり、駆け出してきて、将也を乗っていた自転車ごと蹴り飛ばします。
突然の事に何をするのかと将也が聞くと、少年は“知らなかった?硝子と話すとオレに蹴られるルールがあんの”といった理不尽な事を言って来ます…。
美也子が暴挙や凶行に走ってしまったかの様に見えた回でしたが、それだけ将也に生きていて欲しいという子供への愛が見てとれた様に思えました。
また、美也子により燃やされたお金を見て落ち込む将也の姿から、生きる事は大変だという事が伝えられている様でした。
第11話 そんな顔
将也が手話サークルの教室入口で出会ったのは、少年ではなく硝子の妹・結絃(ゆづる)でした。
結絃は、将也には彼女がいるうえ、学校の女子生徒に手を出す等といった、彼に対する悪い噂を硝子に話します。
更に、結絃(と硝子)の母親がタブレットを持ってきて、将也が池に飛び込み迷惑行為を行ったというネットのニュースを見せ、これを硝子にも見せる様に言います。
そのネットニュースを見て結絃は笑いながら、硝子へタブレットを渡しました。
結絃は幼少期から、いじめを受けている姉・硝子の姿を見て来ていました。
いじめを行う者達に憎しみを抱き、必死に硝子を守る結絃でしたが、硝子は怒りの感情を表す事はありませんでした。
また、硝子と取っ組み合いの喧嘩をした将也の存在の事を結絃は知っていました。
それ故に結絃は、硝子と親密になろうとしている将也に憎しみを抱いていました。
結絃は、硝子にタブレットに掲載されていた将也に関するネットニュースを突きつけられ、写真を投稿したのかと聞かれます。
“そうだよ、嫌いだからな、あいつのこと”とアッサリ答える結絃に対し、硝子が取った行動は…。
ネットや情報というものは恐ろしく、ちょっとした事でも広がり、生活も変えてしまう事が将也の姿から感じる事ができます。
ネットのニュースを見た硝子の顔を見た際の、結絃の表情も複雑なものだったのかなと思いました。
第12話 姉ちゃん
硝子はかなりの剣幕で結絃に怒り、将也に謝る様に手話で伝えます。
結絃が一瞬ひねくれた態度を取ると、硝子はある事を必死に伝えます。
それを見た結絃は、そこまで言わなくてもいいじゃないか、自分は姉・硝子の為にやって来たのにと告げ、自宅を飛び出してしまいます。
翌日、ネットニュースの影響により停学処分となっていた将也は、自宅で反省文を書いていました。
反省文を書き終えた矢先、将也は姉から保育園まで子供を迎えに行く様に言われます。
将也の姉と彼氏であるブラジル人・ペドロとの間に長女・マリアが生まれており、その日は
姉が仕事の帰りが遅くなるからという事で、弟に子供の迎えを頼んだのでした。
将也はマリアにせがまれ、近くの公園に行く事となりました。
公園で遊んでいたマリアが“変なのがいる”と言い、遊具の方を指します。
将也が遊具の中を見ると、結絃が倒れていました。
将也は慌てて声を掛けたところ、結絃は意識を取り戻します。
二人はお互いが学校に行っていない事を話しつつ、話題は将也が池に飛び込んだニュース記事になります。
結絃は記事の写真を投稿したのは自分だと告白するも、将也は怒る事無く、もとは自分が悪いんだと言います。
それを聞いた結絃は、“硝子も自分が悪いって思ってたから、怒れなかったのかな?”と疑問を投げ掛ける様に言い、将也は何も言えませんでした。
そこへ、マリアがお腹空いたと将也のもとへ駆け寄り、将也はマリアを連れて帰ろうとします。
その矢先、結絃がフラフラとその場で倒れてしまいます。
しょっちゅう家出しているという結絃を、将也は一緒に家へ連れて帰ります。
結絃は、将也ら家族と食事を共にし、その日は泊まっていく事となりました。
その夜遅く将也は、美也子に突然起こされ、玄関先を見ると夜中の時間だというのに誰かいました。
将也が思い切って扉を開けると、硝子と結絃の母親が立っていて、硝子が来てないかと聞いて来ます。
母親によると、硝子がいなくなり帰って来ないとの事です…。
この回で思わぬキーパーソンとなったのが、将也の姉の子供・マリアで、将也や結絃との関係を良き方向へ導いていったのかもしれません。
また将也と結絃は、互いの思い込みが関係を悪くし、面と向かって話した事により距離が縮まったのかなと思えました。
第13話 あがき
将也と結絃は夜中の雨の中、いなくなった硝子の行方を追う事となりました。
二人とも携帯電話が無く硝子と連絡が取れませんでしたが、将也は自分がよく行く場所を基準に二人は自転車に乗りそこへ向かっていきます。
結絃は、家出する自分の事を心配して外へ探しに出て行ってしまったのではと話します。
将也と結絃は公園に向かい、硝子の名前を叫ぶも、夜中なので近くの住民に怒鳴られてしまいます。
結絃があとは自分だけで硝子を探すと告げるも、将也はそれを断ります。
将也は、硝子が自分のせいで何かを諦めた事を話します。
だからといって、その罪悪感を原動力にして諦めずに頑張るのかと、結絃は将也に尋ねます。将也はそうだと答え、“体があるうちは西宮のために消耗したいと思ってる!命を‼”と叫びます。
またも、近隣住民から怒鳴られてしまったので、場所を変える事にしました。
“西宮~!”“硝子ォ~ッ”と二人が叫んだところ、遠くから山びこの様に叫び声が聞こえて来ました。
その声は橋の方から聞こえてきたのでした…。
将也は十代の若さ故に周りが見えない行動を起こしてしまい、それが裏目に出る事もしばしばあるのかなと感じられ、中々歯止めが利かないのかなと思いました。
けれども、怯む事なく信念を持ち続けて歩む将也の熱意や行動が、硝子へ伝わっていったのかもしれません。
第14話 西宮結絃
停学中の将也の自宅へ永束が訪ねて来て、人生色々だと言い将也を励まします。
また、永束は将也の母・美也子とも直ぐに意気投合し、共に夕食を作るまでになります。
将也は美也子からネギを取って来る様に言われ、庭の方へ向かいます。
すると、永束の叫び声が聞こえて、彼は近くをうろついていた結絃を捕まえていました。
結絃は、前に泊まった時に置きっぱなしだった服やカメラを取りに来たと告げます。
永束は結絃からカメラを取り上げ、ネットへ投稿された写真を確認すると、“犯人はお前だァァ‼”と叫びます。
その事は既に自白していると話す結絃でしたが、永束により将也や美也子に謝罪させられました。
将也達は結絃と再び食事を取る等して、親しい関係になっていきましたが、結絃の思わぬ事実を知ります…。
永束は、将也や結絃が戸惑う程に情に厚い感じでしたが、その熱血キャラが将也達を引っ張
っている感じにも見えました。
やや強引とも言える永束の行動が、後に結絃の意外な事実を知らされる事となるので、出会いは大事にするべきなのかもしれませんね。
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