KAKERU先生が描く他とは違う異世界を舞台にした冒険ファンタジーふかふかダンジョン攻略記 ～俺の異世界転生冒険譚～１３巻では白面金毛に落とされてしまった【死の森】前要塞、それを奪還する為に「嘆きの街」から「聖騎士と冒険者」の軍が動き出します。要塞を奪還する為に向かうジャンや軍隊にアラクネの罠が待ち受けていたのでした。
「ふかふかダンジョン攻略記 ～俺の異世界転生冒険譚～１３巻では第４９話から第５２話までが収録されています。
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ふかふかダンジョン攻略記 ～俺の異世界転生冒険譚～１2巻ネタバレ｜【死の森】前要塞に
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目次
第４９話「陥落」
イライザたちに迫る死の恐怖ですが、白面金毛は突然その場からいなくなってしまいます。イライザに説得された兵士は全てを捨てて要塞から逃げることにし、地下から逃げた３人が見た要塞は炎に包まれていたのです。イライザの「逆張り」によって助かった３人は「嘆きの街」を目指すのでした。その頃にプラウィドたちに発見された白面金毛は彼女の母乳を何とか断りながらも再び戦場に戻ると伝え「人間は皆殺し」と言いその気迫はアラクネたちも戦慄を覚える程です。
アラクネたちも驚く白面金毛の人間に対する執着心、そして「人語」を話せるオークの「使者」が降伏して家畜になるか死ぬかと聞いて来ます。降伏した人間たちですがレッドキャップがいる以上生かして貰える保証はありません。家畜になる様に懇願するように言うオークの使者、そして人間を家畜にする恐怖の選別が始まろうとしていたのです。その頃に【死の森】前要塞に向かうジャンたちと逃げ延びたイライザたちが合流したのです、そして要塞が陥落したことを聞かされた大司教は驚いて言葉が詰まってしまいました。「死の森」はアラクネの巣だと聞かされたジャン、そして敵の中には白面金毛もいたと言った兵士から「パワー」がおかしいと聞かされ間違いなく白面金毛がいたと確信します。
白面金毛がレッドキャップやアラクネと交わっている時に、人間の選別も始まっていたのです。家畜にならない人間を焼却処分して行くオークたちそしてアラクネは「死の森」の拡張を考えていたのです。コブリンやアラクネがバリケードを作り人間の進行を阻む準備をしています、そしてゴブリンはオークの子を孕ませると言う大事な存在でもあったのでした。それを確認したアロ、聖騎士はすでに安全な場所だからメスがいると言うのです。それを見ていたセイは「威力偵察」に行くと言い出したのです。
第５０話「威力偵察」
自分とマユリだけで行くと言うセイ、それを聞いたアロとナァルそして聖騎士も驚いてしまいます。正面が安全と言うマユリ、横の森にはアラクネが潜んでいる可能性があるからで
す。マユリからどうやって突破するか質問されて自分の意見を言うアロですがそれはモンスターも想定している内容であり、答えは「勇者セイが突っ込んで暴れる」と言う物だったのでした。一方で「オーク帝国」の技術に感心するアラクネ、彼女たちを「アラ女史」と言うゴブリンはアラクネにも技術を提供したと言います。「錘連弩」について説明しようとしていたその時、セイとマユリを先頭に「威力偵察」部隊がゴブリンたちに襲撃を始めます。
「ラケットメイス術のソードマスター」であるセイとマユリは何と敵の矢を弾きながら前進して行き、その様子を見たジャンやゴブリンも驚愕してしまうのです。軽装でありながら重装騎兵の力を持つ２人、それを見たアラクネが向かって来てセイと一騎打ちになります。セイのスピードを持っても防げないアラクネの縦横無尽な攻撃、それを見たジャンは「リアル九頭〇閃」と感じてしてしまうのです。逃げるセイとマユリを援護するジャンと聖騎士は大盾を構えてアラクネに槍を突き立てます。なんとかアラクネを押し返し撤退するジャンはアラクネに対し「ありがとな」と人間に話しかける様に言い残して逃げて行ったのです。
威力偵察は失敗に終わり「大型連弩」の性能こそ確認できなかった物の「アラクネ」の強さを確認出来たのです。４対１でようやく戦えるその力は圧倒的な戦闘力であり前脚の防御力そして熊並みのパワーを持っていたのでした。アロが描いたアラクネの絵を見て感心する大司教「S級冒険者」と認められて喜ぶアロですが本来の自分の考えを思い出して複雑な気持ちになってしまいますが、ジャンからの「ダンジョン探索をしやすくなる」の一言でいつもの彼女に戻りクロスやナギはため息を出してしまうのです。その頃にゴブリンから報告を聞いていた白面金毛はアラクネを人間扱いしたと言う兵士の話を聞き、その人間は間違いなくジャンだと見抜いていたのです。
第５１話「戦車」
最前線の先に向かうと言う白面金毛に周りは驚いています、仲間のレッドキャップに止められてしまい自分たちと他のモンスターの「暗視力」が違うと言われてしまうのです。プラウィドもレッドキャップの視力に驚いていました、結局新たな戦力を得られない白面金毛はいつものメンバーとプラウィドで攻めることになったのです。一方で「嘆きの街」の防衛は教会と冒険者合わせて７００人ほど、さらに相手にはアラクネもいる非常に危険だと感じたギルドマスターは怯えている状態です。それに頷く大司教、「数の暴力」が聞かないアラクネがはびこる「死の森」ですが今は防御力が手薄になっているのが唯一の勝機であり大司教は今の教会に不満を持ちながらも「勝つ気」の作戦を考えていたのでした。
一方で「嘆きの街」の近くまで来ていた白面金毛たちは、ヒュドラの城を確認します。暗視能力の違うトンドンを昼間の警戒にあてプラウィドと自分で行動すると言う白面金毛ですが、戦うのはあくまでも自分だけと言いそれを聞いたプラウィドが心配そうな顔をするの
です。そんな危険が迫っているとも分からず女を抱いている兵士たちですが彼らが漏らした少しの光が命取りになり白面金毛に皆殺しにされてしまいます、人間たちを惨殺して行く様子を見たプラウィドはその機動力の差から白面金毛が１人で戦うのが一番強いと感じたのです。
その頃に大司教の用意した「即席破城戦車」を引き連れセイたちが出発を始めます、そんな彼女たちの前に無残に白面金毛に殺された人間達が串刺しで姿を見せたのでした。死体の周りは罠がありわざわざ人間の文字で白面金毛の仕業と書いてあったのです、怒りを覚えた大司教の声で進む「軍隊」はそれらを踏み潰しながら進んで行きます、必ず仇を取ると誓い進む人間を見て驚く白面金毛たち、そして人間の中にジャンの姿を確認した白面金毛は追撃をせずに仲間に後を託すのです。白面金毛からの情報を聞き対策を練るゴブリンにアラクネが「任せときな」と自信満々に言って来たのでした。
第５２話「蜘蛛の巣」
アラクネの「糸」を使った作戦に感心するゴブリン、そして何も知らないジャンたちは森へと入って行きます。日が落ちる前に行軍したいと言うクロス、そして練度の高い軍隊の「大集団」は恐るべき速さで進んでおり、それを見ていたゴブリンは通信を準備して警戒します。一方で「対軍くくり罠」を作ったアラクネの作戦を聞いたゴブリンはそのエグさに言葉が出ない状態になり短時間で「罠」を作ったアラクネは「秘儀だと」言って来たのです。自分たちもオーク帝国に加わると言うアラクネは秘儀を「バラしても」大丈夫だと感じ全ての力を出して人間を駆逐すると言って来たのでした。
「糸の障害」の報告が大司教やセイに入ります、それを聞いたセイは「糸の囲い」に入っていないと確認し「全力で撤退」をして今の５倍の戦力が必要だと深刻な表情で大司教に伝えて来ます。緊急事態だと感じ即時撤退を叫ぶ大司教、それはジャンたちもモンスターにとっても驚くことだったのです。自分たちの「罠」が「見透かされた」と感じ次の行動に移るアラクネたち、そして逃げる兵士たちの前に糸が張られてしまいます。切れない固い糸も混じる「罠」は兵士たちの体に引っ掛かり完全に足止めされてしまいました、１０人そこそこのモンスターに７００人の軍が止められてしまうのです。糸巻で動きを封じられたジャンたちは最早どうにもできない状況で敵の増援が来たら確実に負けてしまう危険な状態なのです。「即席破城戦車」を心配しながらもこの状況を打開する方法をジャンは諦めずに考えていたのです。
そして「即席破城戦車」もまた「糸の罠」に引っ掛かり撤退に手間取っていたのです、「糸」を追加するアラクネですが彼女たちも少数でこの作戦を実行しており「体力、矢、糸」も限界の状態だったのでした。「蜘蛛の巣を」を取り払い日没までに帰れない「軍隊」それは人
間側の全滅を意味していたのです、絶望的なセイたちと対照的に歓喜に喜ぶモンスターたち、１０人そこそこの部隊での大勝利に憂いでいた時にレピアが現れたのです。彼女をみて警戒するアラクネ、そしてレピアが「囮」と気が付いたアラクネは直ぐに「周辺警戒」
を伝達しモンスターたちの矢がレピアに向けられてしまうのでした。
ふかふかダンジョン攻略記 ～俺の異世界転生冒険譚～１３巻のまとめ
ふかふかダンジョン攻略記 ～俺の異世界転生冒険譚～１３巻では【死の森】前要塞の奪還に向かうジャンやセイそして聖騎士の「軍隊」ですが、アラクネの「糸の罠」によって足止めされてしまうのです。身動きが取れずに窮地を向かえるジャンやセイたち、そして勝利を確信したモンスターの前にレピアが現れたのでした。
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