一難去ってまた一難！魔王城では夏季強化合宿が開かれます。タソガレが合宿先で会いたいのは何と姫の伯母さん！しかもその後あくましゅうどうしが辞表を出して失踪！今回も波乱の13巻です。
『魔王城でおやすみ』13巻には第157夜から第169夜が収録されています。
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漫画『魔王城でおやすみ』12巻ネタバレや感想など｜魔物達のボーナス98%カットｗ
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目次
第157夜 かけあがれ！強化合宿
十傑集達は夏季強化合宿と称して天空寺と呼ばれる修行場へとやってきました。パワーアップが目的です。なぜかスヤリス姫も参加です。
修練の１つ目は無限階段。無限に続く階段を走って駆け上がる修行です。姫は伴走用トロッコに乗って参加。走るみんなのお手伝いをしていきます。1人浮かない顔をしているのは魔王タソガレ。何やら気が重そうです。タソガレの気持ちを察したのは姫。ここにいる人物に会うのに彼は緊張しているのです。その人物とは、姫の伯母、オーロラ・胡裳(コモ)・リース・カイミーン！天空寺の番人をしている彼女に相談したいことがあるようなのです。
親戚だしたまに会っておこう、と、軽いノリで参加した姫。トロッコに乗ってすやすや眠るのでした。
第158夜 人も魔物もないところ
天空寺第2の試練へとやってきたタソガレ達一行。次の試練は「克己の道」。座禅もある修行のようです。
長い階段を走って駆け上がってきた為バテていたタソガレ達は、通りすがった人間達にバカにされます。少し不服そうなスヤリス姫です。座禅や写経、護摩行をこなしていきますが、たびたび人間達にバカにされていきます。みんながバカにされるのがいやなスヤリス姫はムキになってしまいます。
次に行う滝行の滝まできた一行ですが、魔物が暴れていて、修行をしていた人間達にイタズラをしています。それを見たタソガレ達は即座に魔物達を諫めに。彼らをバカにしていた人間達はタソガレ達への無礼を詫びるのでした。
みんなのいいところを人間達にみせることができたスヤリス姫は、にやけながら眠りの中へ。修行はまだ続きます。
第159夜 パンだてんしに魅せられて…
第3の試練までやってきたタソガレ達。待っていたのは「慈悲の門」。あと「5分で閉まる」という張り紙が貼ってある門の前に、助けを求める試験官がおり、それをどのように対処するのかがポイントなのです。
「うちの”パンだてんし”を探して欲しい」と懇願する試験官に、様子がおかしいタソガレ達。彼らはいなくなったスヤリス姫を探していたのです。そこへパンだてんしを抱っこしたスヤリス姫が登場！姫を保護できたタソガレ達は安心しました。自分よりも他人を助けることが正解であるこの試練に合格したタソガレ達。試験官の一言で門は開きます。姫は疲れて眠りの中です。
門の先で待っているのは天空寺の門番、コモリス！さて、どんな展開になるのでしょうか。
第160夜 起きてほしいし起きないでほしいし
3つの試練を乗り越えたタソガレ達。天空寺最奥部まで到着です。座ってじっと目をつぶっているのは姫の伯母、コモリス。タソガレが挨拶しても寝ていて起きてくれません。
怖そうな形相に近寄りたくない一行は、姪であるスヤリス姫に起こしてもらうようお願いします。姫は遠くからコモリスを起こそうとしますが、彼女は起きてくれません。しかし、コモリスは自ら目覚めタソガレ達に力を与えてくれます。一瞬で用事が終わったわけですが、コモリスに話を聞いてほしいタソガレは緊張の面持ちで話をすることに。
でも、やっぱり怖いので姪である姫を頼りにすることにしますが、肝心の姫は眠ってしまいました。コモリスは「当代魔王の顔が見たい」と言いますが…？
第161夜 彼が望む世界
コモリスと対面したタソガレ。勇気を出して聞いてもらいたいことを話します。彼が聞いてほしい話は「人間を滅ぼそうと思ってないこと」
魔王としてあるまじき発言にコモリスは激怒！愛用の槍でタソガレを猛攻撃！スヤリス姫を誘拐した恨みも込めて力一杯攻撃します。攻撃を受けることで人間達の怒りがおさまるならと、覚悟するタソガレ。しかし、戦いを止めたのはスヤリス姫！やっと起きてくれたのです。姫に窘められたコモリスは観念して攻撃をやめます。そして、「そんな魔王がいてもいい」と答えをくれるのです。
タソガレの話が終わるまで隠れて待っていた十傑集。タソガレの背中で姫は疲れて眠っていたのでした。
第162夜 その案件なる早でアグリーでぇす
天空寺から帰還した十傑集達。魔王タソガレはデスクワークをしていましたが、筋肉痛で動けません。助けにきたのはスヤリス姫です。
たまった書類をバリバリと処理していくスヤリス姫。不安に思っていたタソガレですが、姫の有能ぶりは大変なもの！次々と仕事をこなしていきます。しかし、タソガレに相談もなく「魔王城2号店」開店の展開を進めていく姫。さすがのタソガレも怒ります。魔王城2号店プロジェクトは白紙になりますが、姫のお手伝いは続きます。お礼を言うタソガレに「将来は素敵な王様になりたい」と夢を語るスヤリス姫。タソガレは、共に目標を持った仲間ができたと喜びます。
姫はぐっすり夢の中。しかし、姫が発案した魔王城2号店の話が広まってしまい、撤回するタソガレなのでした。
第163夜 もちもちフワフワピンボール
魔王城に建設された怪鳥飼育小屋。餌をあげにきたのろいのおんがくかは驚愕します。檻が壊され、怪鳥達がいないのです。
事態を聞いてタソガレとあくましゅうどうし、そして、怪鳥の生態に詳しいスヤリス姫が集まりました。姫によると、名前を呼ぶと帰ってくるとのこと。みんなで1匹1匹名前を呼ぶことに。まず帰ってきたのは2匹。しかし、その巨大な体に埋もれる4人。気を取り直して残りも呼びます。
やっと4匹集まりましたが、檻の中で密着する姫とタソガレに嫉妬したあくましゅうどうし。それに気付いたのろいのおんがくかですが、ミッチミチの檻の中で弾き出された姫。あくましゅうどうしが攻撃魔法を放つ一歩手前でした。
弾き出された姫は怪鳥達の上で、羽毛に包まれ眠ることに。しかし、あくましゅうどうしの異変はまだ終わらないのでした。
第164夜 黒ヤギさんたらおてがみかいた
様子がおかしかったあくましゅうどうしを探すタソガレ達。彼の部屋に入ると辞表とともに１通の手紙がありました。
姫が好きなあまり嫉妬心が収まらなくなった彼は、辞表を置いて失踪してしまったのです！手紙を読み上げるレッドシベリアン・改。その手紙の内容にドン引きするタソガレとポセイドン。どれだけ危険な思想を持っていたかを知ったのです。十傑集には内緒にして探しに行こうと言っていた矢先、隠れて聞いていた姫が登場！あくましゅうどうしを一緒に連れ戻しにいくと決めたのです。
姫は手紙と辞表を引きちぎり、怒りながら寝てしまいます。あくましゅうどうしを追って、みんなで連れ戻す作戦が始まります。
第165夜 しんだいれっしゃでGO
あくましゅうどうしは寝台列車に乗っていました。これ以上みんなに迷惑をかけたくないと、実家へ帰るところです。
しかし、同じ列車にタソガレ達も乗車！すぐに見つかってしまいます。自分が行っていた気持ち悪い所業(みんなの呪いの人形を作っていた)も告白しますが、それでも帰ってきてほしいと言うタソガレ達。みんなの説得に感極まったあくましゅうどうしは、魔王城に帰る気持ちになりました。
しかし、そこでうっかりポセイドンが「姫も来ている」ことを言ってしまいます。手紙も読まれてしまったことにショックをうけたあくましゅうどうしは、寝台列車から飛び出してしまいます。列車の中で眠りこける姫。あくましゅうどうしを追っかける旅は続きます。
第166夜 おじいちゃんだいすきクラブ
着いたのは悪魔の里。あくましゅうどうしの実家がある町です。タソガレ達に近づいたのは1匹の魔物。「あくましゅうどうしはいない」と言って去りますが、タソガレ達は諦めません。
雪についた足型で、あくましゅうどうしはここにいると確信した一同。彼の痕跡を辿り、探し回ります。細かな跡もわかる一同は、とある屋敷へと辿り着きました。そこには最初にあった魔物がいました。彼はあくましゅうどうしの弟。兄のためにウソをついたのでした。屋敷にはあくましゅうどうしの結界が張られており、近づけない様子。
あくましゅうどうしに帰ってきてほしいみんなは意気込みますが、姫だけは「感謝の証」として、持ってきた棺桶で眠ってしまいます。さて、あくましゅうどうしと再会できるのでしょうか。
第167夜 宛名を間違えないで
みんなが家にやってきたことを隠れ見たあくましゅうどうし。みんなに会うのが不安な彼は落ち着きません。
あくましゅうどうしが張った結界はタソガレによって壊され、設置した召喚獣は姫にすり抜けられてしまいます。姫はまんまと屋敷内へ侵入。あくましゅうどうしは姫の進行を妨げますが、姫は突撃の上、ついにあくましゅうどうしが隠れている部屋へ！あくましゅうどうしに怒りをぶつけるのです。
姫が怒っていたのは、自分宛の手紙がないこと！あくましゅうどうしはそれを聞いてびっくりしてしまいます。「手紙を読んでどう思うかは自分が決める」と一喝。そして、手紙を書くならみんなにも書いてからでないといけないと彼にいうのです。
姫の懐の深さに涙するあくましゅうどうし。タソガレ達が部屋へとたどり着く頃には、姫は怒り疲れて眠ってしまっていたのでした。
第168夜 や〜い、お前んち悪魔城
迎えにきたタソガレ達に謝るあくましゅうどうし。みんなで魔王城へと帰ることになります。しかし、あくましゅうどうしの弟、カモシュが、せっかくだからと一族の屋敷にみんなを招待します。
家にあれやこれやを置いているあくましゅうどうしは気が気でなりません。カモシュはお構いなしに彼のヤンキーだった頃の話をしていきます。そして、自室の存在を知った姫は早速、彼の部屋へ侵入！
あくましゅうどうしの実家のベッドで眠るスヤリス姫。カモシュは彼がみんなから愛されていることを実感するのでした。
第169夜 ひめはいつでもいいにおい
旅から帰ってきたスヤリス姫は後悔に苛まれていました。それはお風呂に入らず寝てしまったこと。みんなに知られたくない姫はこっそり浴場を利用することに。
道行く魔物達にお風呂に入ってなくて臭いかもと、言いたくない姫は「悪魔の里で汚れてしまった」と意味深な言い方をしてしまいます。聞いたはりとげマジロ達はあくましゅうどうしのせいだといきり立ちます。
無事、浴場まで着いた姫。みんなに知られることがなくお風呂を堪能し、そのまま寝てしまいます。一方で、姫に何かをしたと誤解されてしまうあくましゅうどうしの姿があったのでした。
漫画『魔王城でおやすみ』13巻 まとめ
姫の伯母、コモリスが登場！タソガレの考えを聞いてあげる姿に、ちょっぴり感動します。
そして、あくましゅうどうしの失踪にも姫が解決！ギャグもさることながら、感動シーンも多い13巻です。
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