原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介先生が描くブルーロックでは、青い監獄（ブルーロック）で日本代表のストライカーを誕生させるために集められた高校生たち３００人がその座を争って激しい選別争いに挑んで行く作品になっています。そして主人公である潔 世一も生き残りをかけて激しい戦いを繰り広げて行くのでした。ブルーロック１３巻ではゴールを決めて存在感をだす潔、その一方で凪を追いかけていた玲王にも大きな変化が訪れたのです。凛と士道がぶつかる中でAチームは凪と玲王のいるCチームとの試合が始まったのです。
ブルーロック１３巻では第１０４話から第１１２話までが収録されています。
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漫画『ブルーロック』１2巻ネタバレや感想など｜勝利した潔とAチーム！だがしかし・・・
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目次
第１０４話：「夢中」
潔のゴールに歓喜する七星そして士道もその力を認めますが、凜は「イラつく」と言い放ち士道との喧嘩になってしまいます。それを見て呆れる烏と乙夜、そして放送が鳴り何とか喧嘩は中断します。モニターで自分たちのプレーを確認する潔は氷織がなぜ自分にアドバイスしたか聞き、氷織は士道や凜とプレーするのを「ゲーム」に例えて説明したのです。
それを聞いて何となく理解する潔と七星に「思考と行動」は凄いゲーマーとサッカーも同じだと氷織は伝えたかったのです。ゴールを決めた瞬間を「夢中」だったと気が付いた潔は２人に感謝しながら「適正試験」の結果を待つのでした。その頃に始まる「適正試験」の第2試合、そこには凪を追いかけチームに入った玲王の姿があったのです。
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第１０５話：「５×６」
凪に認められたい玲王が自分の存在をアピールする動きをします、凪のタイミングに合わせた絶妙なパスを出すも、それを石狩がブロックするのです。そのまま凜にボールが渡りカウンターを狙うAチーム、士道を無視する凜はイガグリにパスを出すのです。玲王が立ちはだかる中でイガグリは凛か士道にパスを出す運命の選択を迫られてしまうのです。
ビビッて士道にパスをしてしまうイガグリ、それに割って入る我牙丸から雪宮にボールが繋がります。凜を１対1で子供扱いする雪宮の「皇帝戦法」、士道と石狩さらにイガグリに囲まれるも玲王にはパスを出さない雪宮はシュートコースが無い状態から「無陽力蹴弾」を繰り出しますが、それをトラップした凪がゴールを奪います。それを見た玲王は凪が自分の知っている力を大きく超えていると感じてしまうのでした。
第１０６話：「カメレオン」
自分では届かない雪宮と凪のプレーを見た玲王は凪が自分から遠い存在だと感じます。Aチームも反撃にくる中で玲王は自分がTOP６に対抗する方法を考えています。皆のプレーを見た玲王は自分足りない物が何かに気が付き、皆が眩しく見える原因を知った玲王は「マジくだらねぇ」と自分に言い全てが吹っ切れた瞬間だったのです。
雪宮の弱点を突く凛そしてこぼれ球が玲王に渡るのです。器用さが自分の武器だと信じる玲王が取った行動は、自分の力と勇気でTOP６に立ち向かうことだったのです。凪のパスの合図を断りシュートを打つ玲王は雪宮の「無陽力蹴弾」をコピーしたのです。驚くイガグリや凪、そして玲王の新しい戦法「複写変化」が完成した瞬間だったのです。
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第１０７話：「全試合終了」
玲王の真価に驚く潔や七星ですが、氷織がコピーは９９％と言い簡単ではないと考えています。身を持ってそれを体験している潔、そして試合はAチームの勝利で終わります。悔しがる玲王に「ナイスゴール」と声をかける凪、それでも力不足と言われた玲王は凪を必ず手に入れると誓うのです。
その頃に「U―20日本代表」を断った凜の兄の冴は「ブルーロックに組みたい人物がいる」と言うのです。一方でモニタールームに集まる人数に驚いていた潔は皆のスコアが出ると聞かされます、そしてAチームが全勝していると知るのです。そんな中でAチームの試合がモニターに写され、凜と士道が激しくぶつかり合ってしまうのです。士道が電気ショックで黒焦げになり何とか終わった「適正試験」そして絵心は「U―20日本代表」を発表すると皆に告げたのです。
第１０８話：「１１傑」
凜と士道が揉めたものの何とか終わった「適正試験」それぞれ自分が選ばれるように願う中で、点を決めた潔も「自分の運命を変える場所」で戦いたいと強く感じています。メンバーを考える絵心は「切り捨てる才能も必要」とアンリに言い、そんな彼に会長からの電話がくるのです。そして全メンバーが呼ばれ「レギュラー」の発表の時間がきたのです。
メンバーの前に姿を出した絵心が「得点率が高いエゴイスト」を選ぶと伝えてきます、ついに始まる１１人の発表、最初に呼ばれたのは凛、続いて我牙丸、蟻生、二子、千切、蜂楽、烏、乙夜、雪宮、凪が呼ばれます。残された最後の１人の発表に息を呑むメンバーたち、絵心が「ラストピース」と言って選んだのは潔でした、潔を加えた１１人が絵心の考えた「ブルーロックイレブン」なのです。
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第１０９話：「戦闘集団」
選ばれた潔は拳を握り喜びを噛みしめます。それを誰よりも悔しがっていたのは馬狼だったのです。そして士道が選ばれなかった理由を聞かれた絵心は「個人技で奪ったゴール」そして凜との化学反応を起こせないと理由を述べたのです。れでも士道を切り札とは考えていたのですが、会長の電話でそれが出来なくなってしまったのです。
ブルーロックから冴の望む人物を「U―20日本代表」に加える条件を突きつけられたと言う絵心、そして選ばれたのは士道だったのです。拘束されている士道に会いに行く冴は「お前のエゴが欲しい」と士道に伝えていたのです。それを聞いて表情が険しくなる凛、そして選ばれた試合が１５日後と言われたメンバーたち、潔はさらにその先の世界を考えて試合に臨むのでした。
第１１０話：「新参者」
「U―20日本代表」に収集された冴と士道、そして代表メンバーに放った冴の挨拶が皆の反感を買ってしまうのです。他には興味がない冴と暴れる士道、そんな２人にDFのオリヴァたちがフィールドで結果を出すように言ってきたのです。冴と士道が早くもメンバーと揉めている中で、ブルーロックのメンバーも「最終合宿」を開始していたのです。
相手を分析する時でもマイペースな蜂楽に呆れる潔、そんな時に休憩最中でもトレーニングをする凜が目に入ります。冴と戦う為に憎悪にも似た感情をだす凜に対して飲み物を渡しながら気遣う潔は凛と共に試合に勝ちたいと感じていました。そんなメンバーを呼び出した絵心は「奇跡の方程式」の現象を「FLOW」だと皆に告げたのです。
第１１１話：「FLOW」
人が夢中になる瞬間を「FLOW」と言う絵心は皆がブルーロックで体験したこともその１つだと言います。潔や他の皆もそれに心当たりがある表情をする中で、「挑戦的集中」が大事であると言い図を出して説明をするのです。「退屈」と「不安」の中では喜びを感じない人間だからこそ「挑戦的集中」はパフォーマンスを上げるのには必要なのです。
絵心から話を聞いた潔は「U―20日本代表」試合は「夢中になれる挑戦」と考えて、そこでゴールを決めると考えていたのです。一方で冴の前に現れたヴォルフは閃堂と士道はソリが合わないと言い出し、士道を使わずに「U―20日本代表」を勝たせるように言ってきたのです。その我儘を受けた冴は「U―２０」を試すのは自分だと言い放つのでした。
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第１１２話：「大舞台」
１５分後に迫る「U―20日本代表」との試合に決意の表情を見せる潔、他の皆も準備をする中で絵心がベンチメンバーを発表します。ベンチメンバーも気合が入る中で、９０分で運命を変える様に絵心は皆に伝えてメンバーを送り出したのです。廊下で「U―20日本代表」とすれ違うブルーロックのメンバーその中には凜の兄である冴の姿もあったのです。
緊張感が溢れる中で始まる試合、スタジアムは大観衆で埋め尽くされていたのです。実況もある中での大舞台での試合に飲まれそうになる潔、その緊張を感じた凜が背中を叩いて鼓舞してきたのです。その一言で気持ちが落ち着いた潔は自分のゴールで運命を変えることを考え試合に臨むのでした。
ブルーロック１３巻のまとめ
ブルーロック１３巻では「レギュラーの１１人」に選ばれた潔は自分の運命を変えるために「U―20日本代表」との試合に挑みます。そしてブルーロックの「レギュラー」に選ばれなかった士道は冴と共に「U―20日本代表」に入ったのでした。大観衆で埋め尽くされたスタジアムでブルーロックのメンバーとU―20日本代表の試合が始まろうとしていたのです。
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