第18巻は、ヒルドとの戦いが終わり、戦いで負傷した足の療養期間を経たトルフィンは、エイナル達と共に新たな目的地であるデンマーク・イエリングに到着します。しかし、現地にてトルフィンは、“昔の知人”に遭遇した事でまたも面倒な事態に遭遇します…。
漫画『ヴィンランド・サガ』18巻には第123話~第129話までが収録されています。
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漫画『ヴィンランド・サガ』17巻ネタバレや感想など|海賊時代のトルフィンの行いが…
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目次
第123話 借り物の命
女猟師・ヒルドとの戦いからトルフィンは、丸一日意識を失っており、彼やエイナル達はノルウェーのベルゲンにある、レイフの友人の空き家を借りたとの事です。またヒルドが彼等に盛ったという“毒薬”は嘘で、ビンに入っていたものはただの塩だったそうです。
ヒルドから足に5本もの弓を食らい、そのうち左足は骨が砕けているトルフィンに対し、元通り歩けるまで春頃まで養生する様に伝えます。
更にエイナルは、“ヒルドさんがお前にとどめを刺そうとした時、諦めただろ。『もう仕方ない、自業自得だ』『殺されてしまおう』そう思っただろ、ずるいぞ”と、釘を刺す様に言います。それに対しトルフィンもまた、“お前、オレをかばって死のうとしただろ、それも3回も!”と言いつつ、“心配するな、これからは命を諦めたりしない”と宣言する様にいったのでした。
またエイナルは、“アルネイズさんの墓の前で誓った事、忘れるな兄弟、ヴィンランドに平和の国を作るまで、お前は死ねないんだ”と繰り返す様に話すのでした…。
負傷したトルフィンに対するエイナルの言葉、そしてそれに対するトルフィンの言葉から強い信頼関係が感じられます。周囲との信頼と友情があってこそのものなのかなと思います。
第124話 ノルウェー出立
赤ん坊だったカルリも大きくなり一人で立てる様になったと同時に、トルフィンの負傷した足も回復しでんぐり返しができるまでになりました。やがて新しい旅の時となり、まだ幼いカルリはレイフの友人の家族に引き取ってもらう事になりますが、グズリーズは別れるのが辛く、
結局カルリも連れていく事となりました。共にトルフィンを“監視”する為に同行したヒルドにとって、何かの拍子で直ぐに泣かれる故に、カルリは苦手な存在となっている様でした。
そんなてんやわんやな旅になりそうになりつつも、トルフィンは“オレも(カルリと)一緒に来れて嬉しい”と胸の内を打ち明けていたのでした。
その頃、バルト海峡ではグズリーズの“婚約者”であるシグルド達の乗る船が数隻の海賊の船に追われ、“漕げェーッ!!このままじゃ追いつかれるぞ、ボンクラ共!!”とシグルド、船を漕ぐ部下達に少しでも海賊達から距離を置くべく、檄を飛ばしているのでした…。
グズリーズの感情的な行動は時にトルフィン達の足手まといにもなりがちですが、その一方で旅をより楽しいものにさせているものにしている様に思われます。同行する事になったヒルドはちょっと苦手かもしれませんが…。
第125話 バルト海賊役①
デンマーク・イエリングに到着後、エルフからトルフィンやエイナル達は、“見習い商人”として毛皮をこれからの旅先に必要な保存食と交換する“商い”をして来る仕事を与えられます。トルフィンとグズリーズが賑やかな市場を散策していた時、トルフィンは思わず身を隠します。
グズリーズが知り合いかと聞くと、トルフィンは“かもしれない”と答えます。続けて会いたくないのかと聞くと、“うん…、昔の知り合いに会っても、あんまり良い事起こらない気がする”と過去の自分との複雑な状況を重ねていたのでした。
同じ頃、シグルドとその部下達は結局、海賊に捕まり捕虜にされてしまいます。そして、船から町へ連れていかれ“知り合いにこんなザマ見られたら、もう二度と故郷にゃ帰れねェ…”と嘆いていた目の前に飛び込んできたのは、何と市場で食べ歩きをするグズリーズの姿でした。
シグルドは焦り、思わず顔を背けたりグズリーズに声を掛けようとした部下達の口を塞ぎます。それでもグズリーズがトルフィンを呼ぼうと、彼の名を呼びますが…。
トルフィンやシグルドの心境、何だか共感できるものがある気がします。街中で何故か自分にとって会いたくない人に遭遇する事は結構ありそうな気がして、自分だったらどうするかとつい考えます。
第126話 バルト海賊役②
町中でグズリーズがトルフィンを呼んだ事で彼の存在に気付いた、兵士達がトルフィンに近づき“お前、トルフィン・カルルセヴニだよな、奴隷に聞いたが元気そうじゃねえか?”と、ガタイの良い男が一人、尋ねて来ます。
しかし、トルフィンは即座に“人違いです”と答えるも、その男は トルケルがいる事を伝えます。トルフィンは思わず同様するも、
遠くから自分を監視しているであろうヒルドに向かって“ヒルドさん、大丈夫ですから!何でもありません、穏便にお願いします!”とお願いします。
そんなトルフィンの行動が気に入らないヒルドは、弩を構え撃つ機会を伺っていました。トルフィンは、トルケルという男は知らない、何の関わりも無いと必死に訴えます。
すると目の前の男は、剣を取り出し“死んだら人違い、かわしたらトルフィン・カルルセヴニだ”と、本人かどうか強引なやり方で確かめようとします。トルフィンが慌てたその瞬間、ヒルドの弩が放たれ、弓が男の剣を持っていた腕に刺さります。
男がヒルドを捕らえに行こうとした時、トルフィンは大事になる事を恐れ思わず“オレはトルフィン・カルルセヴニだ!!”と叫び、仕方なくトルケルに会う事となりました…。
トルフィンとしては面倒な事に関わりたくないと思ったんでしょうが、結局蟻地獄の様に巻き込まれる感じになっちゃったので、“最悪だ”という心境だったのではないでしょうか。自分だったら、“どうやって逃げようかな?”なんて考えちゃいますが…。
第127話 バルト海賊役③
デンマーク王居館にいたトルケルは、トルフィンが来るといきなり斧で襲いかかります。必死に避けた姿を確認し“ホントだ!トルフィンだ、よく来たなァ”と歓迎の意を述べます。
トルケルは側にいたヨーム戦士団大隊長・フローキにトルフィンを紹介し、彼がトールズの息子だという事を伝えると、フローキは一瞬、動揺します。
かつて共にヨーム戦士団大隊長だったトールズに対し、フローキは密かにアシェラッド兵団へトールズの暗殺を依頼し、アシェラッド兵団の罠に落ちたトールズは、兵団との激闘に自らの命を投身したのでした。
自分がトールズを陥れた“張本人”である事をトルフィンが知らないが分かり、ホッとしつつフローキは現在、ヨーム戦士団の『団長』がいない事を報告します。
フローキも年齢が50歳で、軍団規制で50歳以上は退団する事となっており、自分は承認されないと言います。更に“団長候補者”と言われる孫も10歳で18歳以下は入団できない事になっていました。
すると、話を聞いていたトルケルが立ち上がり、“このお方をどなたと心得る!『ヨームの戦鬼』トールズの子!侠気のトルフィン殿であーる!!”と、図々しくトルフィンの肩を掴んできたのでした…。
トルフィンは更に、ややこしい展開に巻き込まれ、よくよく運が無い男なのかな?とも考えちゃいます。年齢が合ってる事で強引に戦士団団長にされそうになりますし…。
第128話 バルト海賊役④
トルケル、そしてフローキのヨーム戦士団団長への半ば強引な招待に対し、トルフィンはキッパリと断りその場を立ち去ります。そしてエイナルやエルフ達へ、急いで船で町から離れる様に伝えます。しかし出発後、直ぐにフローキ達の船2隻が間もなく追いかけて来ます。
自分達の船では逃げ切れないと判断したトルフィンは、フローキ達が狙っているのは自分のみだから一旦別れて行動する事を提案します。
すると、ヒルドは彼の監視役として同行すると言い、更に“お前がいよいよ殺されるという時には奴らに止めを刺されるより先に私がお前の頭をブチ抜く”と弩を向けます。
トルフィンとヒルドは、次の到着地であるフュン島・オーゼンセとは遠回りし、途中ユトランドの陸地で降りて、フローキ達の目をごまかす事にしました。森の中で木に隠れながら、自分達を追いかけてくるヨーム戦士団の様子を伺いつつ、目的地へ向かっていた二人でした。
そんな時、ヒルドが煙の臭いを嗅ぎつけ海岸の方へ向かいます。そこでは、地元の地元漁民の船が兵士達により壊され、なかには殺された者もいました。そしてまた一人、新たな犠牲者が出ようとしていたその時、“やめろ!!”とトルフィンが彼等の前に現れます…。
戦士団兵士の非道なやり方に思わず身を乗り出していったトルフィンでしたが、以前の様な残忍な感じではなく、弱者を守ろうとする、正義の戦士の雰囲気になっている感じがしました。
第129話 バルト海賊役⑤
周囲を傷付けてまで自分の首を捕らえようとするヨーム戦士団のやり方に、トルフィンは遂に“拳”を構えます。武器を持たないトルフィンに対し、一人の兵士が剣を投げ渡しますが、トルフィンは拾おうともしません。
それでも、目の前にいる大きな斧を構えた兵士に対するトルフィンの目つきは鋭く、“のろいんだよ、お前ら”と言った瞬間、目にも留まらぬ速さで突進しトルフィンの鉄拳が炸裂、兵士はその場で倒れ込みます。
次にやって来た兵士の剣の攻撃もトルフィンはいとも簡単にかわしては、相手の腕をへし折ります。
今度は数人がかりで攻撃するも、トルフィンは次々と兵士達をなぎ倒していきます。また兵士が背後から攻撃仕掛けて来た時、遠くからヒルドが即座に弩を放ち兵士の足に命中します。フローキは残りの傍にいた二人の兵士にトルフィンへ攻撃する様に命令するも、兵士の一人が“オレ達はフローキ大隊に戻る必要は無い”とフローキを刺殺します。兜を脱ぎ素顔を見せた二人の兵士は、トルフィンを“ヨーム戦士団次期団長”にふさわしいと歓迎しますが…。
思わず、ヒルドとの戦いの時の顔つきは何だったのだろうかと思うくらい、ここでの兵士との戦いっぷりは見ごたえがあります。ただその戦いぶりは、周りの住民にも色々な影響を与えてしまうのが残念ですが…。
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