漫画『ザ・ファブル』第4巻は、真黒組の若頭である海老原が自宅で倒れ一命をとりとめるも療養中に、彼の部下である小島が“シノギ(経済活動の手段)”として、“禁じ手”に手を出そうとします。また兄妹で共に暮らす明と洋子はというと…。
漫画『ザ・ファブル』4巻には第31話~第41話までが収録されています。
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目次
第31話 小島と高橋
明は妹の洋子と共に、ミサキの家にいました。既に泥酔の洋子は、“コミュニケーション”と称してはミサキをいじくり回した挙げ句、そのまま寝込みます。洋子を置いてその場を去ろうとした明に、ミサキが“何か、楽しかったです、妹さんって歳はいくつ?”と尋ねます。
すると明は寝ている妹をじっと見ては、ミサキにいくつに見えるか尋ねます。すると明は寝ている妹をじっと見ては、ミサキにいくつに見えるか逆に尋ね返します。
ミサキは22歳くらいかと聞くと、“じゃあ、22歳で…”と答え出て行きます。そんな明の答え方に、思わずキョトンとしたミサキでした。
その頃、真黒組組員、小島がいるマンションの一室に、一人の男が乗り込んで来て、玄関先でひと悶着起こります。しかし、小島が男に鋭い鉄拳を一発かました事により、事態は収まります。男は、小島が真黒組組員で若頭、海老原の弟分である事が分かると、直ぐに態度を改めます。
そして、“(自分も真黒組組員の)高橋と言いますー!宜しくお願いします!”と、謙遜な態度で伝えます。小島は、高橋をマンションの中へ招き入れ、ビールを飲ませたりしますが、少しでも気に入らない行動があると、高橋を蹴り飛ばしました。
その間、海老原はマンションの浴室で風呂に入っていましたが、入浴時間が異常に長い事に気付きます。気になった小島が、浴室の方へ行き声を掛けても返事がありませんでした…。
明のミサキへの質問に対する答え方がいかにもアウトローな答え方で、闇を生きて来た男の影が滲み出てくる様な感じでした。また、小島の高橋に対する扱いがあまりにも雑で、絶対関わりたくない兄貴分だと思いました。
第32話 アイサツに来た男
マンションの浴室で倒れていた海老原が病院に運ばれ、不整脈かつ心筋梗塞の疑いがある事が判明します。病院の廊下で小島が高橋に、海老原に病気に至るまでの兆候(ストレス、寝不足等)がなかったか尋ねます。
高橋によると、浜田組長の親戚が引っ越して来た“真黒住宅”の問題で悩んでいたとの事です。その後、小島は事務所で浜田組長に会い、海老原の容態を伝えたうえで、彼の入院中に高橋を借りてもいいか聞き了承を得ます。
組長室を出ると幹部の砂川がいて、(彼から見たら)下っぱの小島に喧嘩を吹っかけて来ます。それに対し、小島は“その下っぱの俺の下で働きますか?使ってあげますよ!ケンカやったら買いますよ、何せムショボケして、ヒマなんでェ~”と啖呵を切って、その場を後にします。
そして、外へ出た小島は待っていた高橋へ、(海老原が退院するまで)舎弟になってもらう事を告げます。更に車に乗った小島は、高橋へ真黒住宅に向かう様に支持し、“組長(オヤジ)の親戚やろォ~、アイサツしとかんとのォー!”と呟いていたのでした…。
小島が上の者に対しても、噛み付く様な態度を見せる言動と行動から、“修羅の道”を突き進もうとする構えが見えます。正に“一か八か”の様な生き方が表現されている感じでした。
第33話 弱っちいヤツ
小島と高橋は、明のもとへやって来ます。小島は高橋に外で車の中で待っておく様に言い、明の家の中へ入って行きます。小島は車庫の車を眺めながら、明に浜田組長の親戚のなのか尋ねます。明があっさりそうだと答えると、どういう繋がりの親戚か尋ねます。
すると明は、浜田組長から住所渡されてこの家で暫く暮らす様に言われただけとの事で、この状態になっている経緯についてはあくまで組長に聞く様にと他人事の様な口調でした。小島は、取り出したナイフで脅すも、明は一切動じず仕事へ向かおうとします。
すると、小島が“ここの家賃タダやろ、タダほど高いものはないぞォー。平和に暮らしたかったら、毎月5万俺に渡せ、聞こえてるか、耳かきしたろか?”と、明の左耳をナイフでほじくります。漸く佐藤は、首を縦に振り了承すると、小島は出て行きました。
明はその後、仕事先の事務所へ向かいます。そこには、ミサキもいて、明は事務所の社長とも親しい関係でした。それとは別に裏稼業もやっている社長のもとへ、“商品”を求めて小島が尋ねて来ます…。
明も小島も、相当な事をしない限りビビらない事が分かり“目には目を歯には歯を”を体で表現した世界だと思います。法の網をくぐった裏稼業は、マスコミで報じられているのは、氷山の一角かもしれませんね。
第34話 おヒマなんだもの♪
夕方に漸く目を覚ました洋子は、高橋に電話し(時間を持て余しているから)夜飲みに行かないかと誘います。高橋が車の中で、海老原の入院等でたて込んでいる故に、断りの返事をしていた時に突然、上から彼の車へ一人の男が落ちて来ます。
高橋が驚き車から出て男が落ちて来た方向のマンションを見上げます。すると、“オーイ!ソイツ生きてるやろ?車に積め!”と小島がマンション上階の窓から叫び、それに従う様に“仕事だ”と洋子に告げ電話を切ります。
小島が、マンションから突き落とした落とした男を縛り口も塞いだ後、高橋と共にとあるアパートへ向かいます。
小島は高橋に、その男が元真黒組組員で、小島の“先輩”にあたる事を告げます。以前、この男が商売をするという事で、彼に300万円程貸したにも関わらず、その後小島は逮捕され彼は逃げたとの事です。
そんななか、“やっと、ゆっくり話ができるなァー”と、小島はその男に過去のけじめをつけさせようとしていたのです…。
相手に制裁を加える時は、とことんえげつないやり方で追い詰め、必ず従わせる黒社会の恐ろしい流れが色濃く描かれていました。一方、明の妹、洋子の昼夜逆転かつ酒浸りの様な生活から、都会の泥臭い人間ドラマを感じとれました。
第35話 現実主義
小島は、捕らえた男の手足を縛り、口を塞いだまま、以前彼に貸した300万円の話を始めます。
小島は幾ら用意できるか尋ね、彼が(口を塞がれ)喋れないのを良い事に、非情にも“じゃあ今日中に600万用意せぇ、でないと殺す。15年分の利息、考えてみりゃ当たり前やろ!”と告げます。
すると側にいた高橋が、男が何か言いたそうだと聞き、小島は男に静かにする様に要求し口のガムテープを剥がします。
彼は、300万程は用意でき、後の利息分はクレジットや車を売るかでどうにかすると必死に伝えます。小島は高橋に、男のマンションに行き通帳や実印、パスポート等を持って来る様に支持します。それに対し、“指紋認証が必要”等と言って来る男の頭に、銃弾を発砲しました。
さすがの高橋もビビりましたが、小島は“大丈夫や、一発ドーンてくらいじゃ、誰も通報せん”と言ってのけました。
その頃、明が仕事から帰ると、一人の金髪で足を負傷している若者が玄関で待っていました。
海老原に鍵を渡されて入ったというその若者は、怪我をしている足を引きずりながら突然、“佐藤さん、いや先生ッ!俺を弟子にしてください!マジですッ!お願いします!”と、懇願して来ます…。
正に“言い訳は無用”という世界の中で生きている事が分かり、自分だったら直ぐに見抜かれてしまうだろうなと思いました。お金は絶対に借りない事を決めました。
第36話 SEXのお話…。
小島が男をその場で銃殺した事で、高橋は動揺を隠せませんでした。そんな高橋に小島は、深呼吸し楽にする様に言ったうえで“SEXは好きか?”と、唐突な事を聞いて来ます。
そして、以前刑務所の中で読んだ元軍人が書いた本の“殺人とSEXは似ている”という内容について話しました。更に小島は、男の血だらけの顔を指し“イッた後の表情に似てないか?”と高橋に聞いた後、「金庫の指紋認証」に使うから男の両手を斬り落とす様に支持します。
一方、この血みどろの状態とはうって変わり、明は住居のベランダで秋刀魚を焼きながら、妹の洋子と穏やかな時を過ごしていました。
仕事に向かうミサキを遠くから見かけ、彼女を参考にする様に仕事もせずブラブラする洋子に口を出す明に対し、文句を言う洋子の他愛無い会話が展開しました。
しかしそんな穏やかな時とは裏腹に、小島と高橋による男の遺体放棄、明が勤める同じ事務所の貝沼のミサキへの怪しげな視線等、不穏な影がうごめいていました…。
もはや小島という男は、並大抵の“快感”では満足できない程に神経が麻痺してしまっている事が伺えます。欲を満たす為には、血を見る事も厭わないのは、日常茶飯事なのでしょうか。
第37話 おヒマなんだものPART2♪
明が部屋で焼いた秋刀魚を(何故か全裸で)食している頃、洋子は行きつけのバー『バッファロー』にいました。そこで出くわした男、河合は洋子に惚れ、カウンター席に座る彼女に近寄ります。
そして、洋子に酒を一杯驕っては“今日は一人?よかったら、一杯だけご一緒していい?”と声を掛ける、お決まりのナンパ方法を仕掛けて来ます。
それに対し、洋子が“あたしでよかったら…”と言う胸中は、“こういうタイプの男には、男慣れしてないウブな女子設定で行こ!”という思いを抱いていました。
明らかに面識があるバー店員を“余計な事、言わないでねェ!”と言わんばかりに睨みつつ、洋子の河合へのアプローチはエスカレートします…。
とっても分かり易い“ナンパ方法”が描かれていたなと思いました。また洋子の表情も実に分かり易く、困った事があると思いがそのまま表情で表われされるのが、面白いです。
第38話 だってだって、なんだもの♪
洋子はカウンター目の前にいる河合を“相当女を泣かせてきたタイプ”と見て、“あ~こんな自信に満ちた男のプライドをもてあそびたい”と心で叫んでいました。
河合はその後も、さかんに洋子に彼氏がいるか、家族について等を聞いてきます。
洋子は両親が離婚し兄と暮らしている事等をはなしながら、“こうして、男の人と話す事、あまり慣れてなくて…”と、河合の前ではあくまで“可愛い”素振りを見せ彼にモーションをかけます。
その際も、チラチラバーテンの方をむいては“余計な事言わないで、あなたプロでしょ!”と睨みをきかせていました。
そして互いに名前を言った後も、自分の名刺を渡したり趣味や“筋肉自慢”等と自己アピールをしてくる河合に対し、洋子の反応は…。
本当にカッコいい男という人は、河合の様にここまでアピールしない事が分かりました。裏表が激しい人は、いつか本心が出てしまいそうで怖いですね。
第39話 キャンプしようよ♪
高橋は、金庫の前で“切断された男の指”を取り出し、指一本ずつ認証ボタンにあてますが、どの指もエラー反応が出て認証されません。高橋は、試しに自分の指をあててみると、何と金庫が開きました。しかし、金庫の中から小島が出現、銃を発砲して来たのです!
あまりの恐怖に高橋が声を上げると、アパートのソファの上で、それまでの出来事は全て“夢”でした。高橋は、安心感と脱力感が重なり、床にしゃがみ込んだのでした。
その頃、小島は入院している海老原のもとへ来ていました。今後のシノギについて、小島はデリヘルでも行おうとしていましたが、海老原はそれに反対、広告費が高くつき既に別の者が目をつけていました。
小島は、“わかったよアニキ、デリヘルはやれへん”と海老原の前で告げました。その後、小島は高橋に電話し、これからの事について伝えます…。
言う事聞かずに我が道を行くという感じが、小島を通して描かれています。誰が何を言おうが関係ねェと言った、肝っ玉の強さが恐ろしいですね。
第40話 ライオンさん、いらっしゃい♡
明はアルバイト先の事務所で、『動物ふれあいイベント』のキャラクターのデザインに苦戦していたミサキでした。そこへ明がゆるキャラっぽいイラストをパソコン上で描いて見せると、ミサキや社長は大喜びで給料も上がる事となりました。
その頃、小島は居酒屋の個室で、同じく真黒組組員の黒塩(クロ)に会っていました。直ぐに小島は自分がデリヘルをしたいから、女性数人を用意して欲しいとクロに告げます。
しかし、クロの方もデリヘルは砂川が仕切っているから、安易に始めて大丈夫かと忠告します。けれども、小島は“大丈夫やろ、あそこは暫く休業や、デリヘルの社長がトンだんや!”と言います(実は自分が銃殺した事は告げずに)。
するとクロは、“(客寄せとして)一人、いい女知ってますけど。”と、ある女性の事が思い浮かんでいました…。
明や小島、共に表と裏の顔を巧みに使い分けている事が伺えます。一般の方々は、“裏の顔”を知らない方が良いのかもしれませんね。
第41話 ぬかるみの男…
アパートでの食事中、小島は自分のスマホに写っている女性『河村ミキ』について知っているか、高橋に聞きます。彼がいつも見かけると答えると、小島はこの女性をスカウトし、またデリヘル嬢も呼ぶ様に高橋へ指示します。
スカウトして、もし他の組が裏についていたら、確実モメると弱腰の高橋でした。
すると小島は高橋に蹴りを入れて、“モメたらええがな!何がしたぁて、この世界に入ったんや!覚悟決めて、一週間で5人はスカウトしてこい!真黒組っちゅう傘下でいきるんや、ぬかるみを歩く事ぐらい覚悟せぇ!”と啖呵をきりました。
ある夜、ミサキが仕事から戻り自宅アパートに着くと、一人の男が彼女に声を掛けてきます…。
“気遣い”や“親切”という言葉は、小島の辞書にはない様で、モメる事も大いに結構なのでしょうね。またミサキというキャラクターを通して、芸能界の闇が描かれていると思えました。
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